ストレスが溜まったとき、自分が行っている対処法

現代人はストレスから逃れることはできなくて、ストレスをずっと避け続けることはできません。自分に合った対処法を見つけ出さないとやられます。

ストレス解消法は「人それぞれ」に尽きる

ストレス解消方法は本当に個人ごとに異なるからまた厄介です。Aさんにはぴったりの解消法でも、Bさんにはイマイチ…だったり、むしろストレス溜まったということも少なくありません。専門家ではないので何とも言えませんが、トレーニングの「個別性の法則」と同じな気がします。

個別性の法則…
カラダは個人によって別物であり、性別・年齢・身体組成・体力など、すべてが同じという人は誰1人いません。そのため、トレーニングの内容も皆同じではないのです。目的もあわせて個人に合ったトレーニングや負荷設定を行わなくては、効率よく効果は現れません。これを「個別性の原則」といいます。

たとえばトッププロアスリートが行っているトレーニングだからといって、すべての人に効果があるわけではないのです。

筋トレ効果を引き出す「トレーニングの3原理&5原則」とは

ちなみに友人は「旅行」がストレス解消法だそうです。自分の場合、旅行中は楽しいのですが、戻ってくるときの憂うつさは倍以上なので、旅行はストレス解消法としては当てはまりません。むしろ物事がうまくいっており、ストレスが少ない状態で行くと、倍プッシュでリラックスできます。

人によっては「運動」がストレス解消になることも多いでしょう。科学的にも適度な運動は抗ストレスにいいとのことですし、この前読んだ『精神科医が教える ストレスフリー超大全(著者:樺沢 紫苑/出版社:ダイヤモンド社)』にも、とにかく朝散歩を激押ししていました。

ストレス解消に試したこと

自分が試した、ストレス解消方法をリストアップしていきます。とりあえずやってみて、自分に合う、合わないを判断している最中です。

◆ランニング
⇒ボディメイクにはいいですが、走ってもイライラ、モヤモヤは解消されていません。むしろ気分がいいときに走るほうが、なにかと結果もついてきます。

◆ヨガ
⇒ゆったりと動かすタイプのものや、アロマ・ヒーリングミュージックなどをかけて行うものはリラックス効果を感じました。しかし、継続することが大事だとも思います。人数の多いスタジオレッスンだと他の人が気になってストレスになることもあったので、少人数または個人レッスンがおすすめです。

◆筋トレ
⇒人によっては本当に効果的だそうで。筋肉痛の快感は素晴らしいし、血行促進による疲れのとれやすさは明らかに異なりましたので、筋トレはとてもいいツールだと思います。とくに、イライラしたときの筋トレは最高に効きました。逆に落ち込み系のストレスにはあまり…

◆呼吸法
⇒ストレスにいい呼吸法はヨガなどでもよく習いますが、やり方に慣れなくてなかなか取得できず、結果いつもと同じ呼吸に…

◆瞑想(マインドフルネス)
⇒いろいろ考えてしまう人にはいいかと思います。難しいですが、「今ここにいる自分」にのみ焦点を当てるので、その時間だけは脳が安らいでいる…気がします。これも1回だけではなく、継続が必要だと感じました。

◆好きなものを食べる
⇒手っ取り早いですよね! たまにやるなら効果的ですが、週に何回もやると逆に食べすぎたことによるストレスが溜まります。セロリでも齧っていた方が良かった…と後悔することも。

ただ言えるのは、落ち込んだりイライラしたときにジャンクフードやポテチなどをドカ食いすると余計にすさんだ気持ちになるので、きちんと栄養のある食事(かつ、そのとき食べたいメニュー)を摂ったほうが、回復への道は短いと感じました。

◆カフェなどに行く
⇒静かで落ち着いたカフェでゆっくりするのは、とてもストレス解消になります。逆にうるさいカフェだとストレスMAXになります。カフェ選びが重要です。

◆ショッピング
⇒諸刃の剣ではありますが、気分転換にはなります。ただお金が減るストレスってものすごいので注意です。

◆ドラッグストアで試し買い
⇒ショッピングより手軽に、しかも仕事帰りにサクッとできる気分転換法として愛用しています。買うものはコスメや入浴剤、アイマスク、ヘアケア用品など。「何か買って、生活に新しい風を入れたいんだな」と感じます。そういう意味で髪を切ったり、ヘアカラーをすることもあります。スッキリします。

◆寝る
⇒効きますねー!もう無理だ…というときは、とりあえずシャワー浴びて何もせず寝るのがよし。何時間寝てもよし…明日のことなど考えず、脳の疲れをとるのです…

◆お風呂
⇒シャワー中はあれこれ考えてしまいますが、湯船に浸かったときに気持ちよさは自律神経が整っている感満載です。ただ、もういやだーーーー!!!!!!!!というときは睡眠優先です。

◆料理
⇒料理をしている間に無心になれる人がうらやましい…シャワー時と同じく、あれこれ考えてしまいます。

◆カラオケ
⇒たぶんストレス解消になっているんじゃないかなぁと。歌うのは好きなので、いつカラオケしても楽しいです。

◆人と会う
⇒めちゃくちゃストレス解消になりますが、注意点としては「信頼している人」にのみ会うことです。不特定多数と会ったり、飲み会に参加したり、さほど仲良くない人と会うと、普段は気にならない部分にイラッとしたり、逆に落ち込むこともあるあるです。

そして「悩みorイライラor不安を聞いてほしい」と告げ、アドバイスいるかいらないかあらかじめ言って、話し終わったら感謝を述べることです。じゃないと相手も良かれと思ってアドバイスをしてきたり、「この愚痴いつまで続くの」と不快に思うこともあると思うのですが、この対策を行うと、危険度が格段に減ります。

相手を感情のごみ箱にしないよう、聞いてもらったら相手の話も聞くという、ギブアンドテイク思考は忘れないようにしています。

◆LINEで雑談する
⇒これも「人と会う」と同じ注意点ですね。「寂しい」「誰でもいいから話したい」というときは有効だと感じました。緊急事態宣言中は大変お世話になりました……

◆意識的に人に親切にする
⇒これびっくりするくらい効くんですよ。イライラ、悲しみ、不安、落ち込みすべてに効くのでは? と感じています。

知っている人に親切にしてもいいのですが、たとえばコンビニやお店の店員さん、宅配便の人、タクシードライバーなどに挨拶をしたり、お礼を言う。電車で席を譲るなど。だいたいは感謝されますし、笑顔を向けられますし、ノーリアクションでも「いいことした!」と気分も上向きになるのです。しかも1発で!

◆花を飾る
⇒意外にいい気分になりました。生き物がいるという点で、ペットに癒される人と同じということでしょうか。生命のある綺麗ものを見ると、心が潤います。バラが最高にテンションが高まりました。

◆掃除
⇒これもめちゃくちゃ効きました。普段は掃除しない箇所をキレイにしたり、床拭き、風呂掃除、モノを捨てるなど。

メンタルが傾いているときはお部屋も乱れがちです。面倒くさいし無理~と思うときは、とりあえず「(掃除を始めなくてもいいから)立ち上がる!」⇒「せっかく立ったのでテーブルの上のごみを捨てに行く!」⇒「ついでにキッチンで洗い物する!」というように、最初のハードルを最下層に置いたところからやるようにしています。

モチベーションは待ってても出てこないというのは本当です…なんでもいいから手を付けると、自動的にやる気が起きてくるんですよね。

◆紙に書く
イライラしたときや落ち込んだときに、アプリ日記に書いています。SNSだと危険もありますし、反論が届いたりして、最悪炎上することもあるので、完全クローズドのサービスか、または物理的に日記帳が最強なのではないでしょうか。

ストレス解消の効果は自分の場合は「?」ですが、多くの心理系のストレス解消法として「書く」は推奨されていますよね。なので、1日の終わりに「今日あったいいこと」をリストアップして、「悪いコト」より「いいコト」に視点が向くよう試しています。

◆ハーブティーやアロマ、サプリメント
⇒香りは脳に直に伝わるといいますしね。ハーブティーはパッションフラワー、セントジョーンズワートなど。漢方と同じく、効く人には効きそうですよね。劇的に変化はないですが、数か月後はどうでしょうか。

◆動物の写真や動画を見る
⇒癒されますねぇ~。モフモフの生き物たち。お気に入りは犬のジャンプ写真と、うさぎの香箱座りです。

◆ひたすら漫画を読む
⇒すさんでいたり、イライラしているときは有効でした。一種の現実逃避というのでしょうか…。ドラマや映画は割とすぐ飽きてしまうタイプで、映画館だと集中できますが人の多さにイラッとすることもあるので、家でじっくり電子書籍派です。

自分に合った方法を探すところから

上記は自分が試したことと、感じたことを述べています。まずはいろいろ試してみて、自分に合うものを見つけるところからですね。

<おわり>

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