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【まくら✖ざぶとん】

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本
落語の「枕」ぽい小噺で最後にオチ。 入門編は①『そば屋のカレー』と㉟『まくらのまくら』。 おすすめは０のつくゼロ目と同じ数字が並ぶゾロ目の回、そのほか③『除夜の鐘つき』⑥『三途の…
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かとうかいとの語面あそばせ

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かとうかいとの語面あそばせ

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【まくら✖ざぶとん】⓺⓺『忍者虚鉄➋』

【まくら✖ざぶとん】⓺⓺『忍者虚鉄➋』

おっと前回はいつのことか姿を消して三年は経たずも三十席は経て、恩を売るかわりに仇を買って売買成立させた雇い主からバイバイする混遁の術をつかった忍者・虚鉄の後日譚。

発つ前に後を濁したのは虚鉄の主義でも趣味でもなく忍者衆の仕来り、暗殺指令が出された時点で当人の行方は杳として知れず、餅は餅屋のごとく忍を追わせるなら忍者、同業他者だけが〈混遁の術〉で生じた波紋の大きさからおおよその足取りを掴んで追跡で

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【まくら✖ざぶとん】⑥⑤『足洗い弁天』

【まくら✖ざぶとん】⑥⑤『足洗い弁天』

さあさてちょいと振り返れば時事ネタにシリーズ物、古典にエロにラップときて今日は王道の落語風…まくらもバラエティに富んでるが八百万の神様を祀る神社もピンキリ、縁結びの神社があれば縁切り神社もあるが今日の一席の舞台は銭洗ならぬ足洗い弁財天。響きの似た西新井大師にひっかけて神社なのに足洗い大師とも呼ばれる鳥居の前にはこんな立札。

〈お百度洗い〉のしきたり
一、素足で行うこと
一、転身を決めていること

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【まくら✖ざぶとん】⑥④『Ｒ指定』ラくごップ➋

【まくら✖ざぶとん】⑥④『Ｒ指定』ラくごップ➋

♪ヴンヴンプスヴンヴヴンプスプス…ヴォイパのリズムに乗せて畳みかけるのは炒飯RAPで味を占めてのまくラップ、芸名ならぬMCネームは噺家に寄せりゃ尻跳亭ざぶとん、ラッパーに寄せりゃMaCraってとこだがMCバトルのパイオニアKREVAをＲespectしたわけじゃなし。
今宵のラップテーマはＲ指定だがMCバトルのモンスターＲ-指定のＲespectネタなわけじゃなし、ＲはＲAPのＲでもなければ年齢制限Ｒ

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【まくら✖ざぶとん】⑥③『殿堂入り』

【まくら✖ざぶとん】⑥③『殿堂入り』

今は昔も昔、ホストクラブが現代の商売だと思ったら勘違いの大間違い、伝説と轟かずば囁かれるその名は伊達じゃなく伊達男たる殿方が一堂に会する殿堂。殿方に逢いに来る女性客たる姫君は離縁が成立して角が立った婦人や旦那を亡くした男寡婦(やもめ)限定、少女と生娘はお断りの門前払い。

右を見ても左を見ても見目麗しい色男、よりどりみどりのあおあかきいろ、男運のなかった姫君たちゃ目の保養ついでに男を見る目も養いた

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【まくら✖ざぶとん】⑥②『マ行使い』

【まくら✖ざぶとん】⑥②『マ行使い』

そうだそうだった約三十席ぶりにはさんでおこうまくらの手引き、目指すところは声に出して読みたい日本語ならぬ節をつけて読み上げたい日本語だが、初見の御仁はまくらだざぶとんだと言われても何がなにやらなんとやら、となればいっちょちょろっと自己紹介の一席をば。

【まくら✖ざぶとん】に【メっけモん】をまとめてマ行とすれば小説書評に蹴球戦評を載せる別アカウントはサ行、そんでもってカ行は稼業と家業の掛け合わせ。

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【まくら✖ざぶとん】⑥①『黄金週間』

へぇへぇどうもお待たせしやして、恵方巻きの時期ぶりとなるこのあっし、季節に一度の出番とあっちゃ黄金週間のネタを風物詩人に取られる前に慌てて出てきたわけで。
あっしの十八番たる下ネタは下ネタでも今回はそのディープさたるや底なし沼のＳＭ、Ｓ極の女王様とＭ極の男性が磁石のように引き寄せ合ったら最後、女王様の網タイツでマゾヒストを絡め捕るマグネットならぬマゾネットことＳＭ倶楽部。

女王様の命令はぁ…絶対

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【まくら✖ざぶとん】⓺⓪『泥棒市』

【まくら✖ざぶとん】⓺⓪『泥棒市』

さあ節目のゼロ目の回こと記念すべき六十席目、愚痴漫談の女流噺家に言業師のトコザワ、それにメディア論をぶちあげる学者肌と高座にかかる小噺の種類が増えてはきたが、シリーズ物も続けてかにゃならぬってことで、いつぞや鍵師の親父から泥棒としての薫陶を授かった子供の十年後日譚。

家から家へ侵入するお家芸たる空き巣に手を染める少年はまだ二十歳前の泥坊主、盗んだ物を持って出かけたのは泥棒市。右も左も盗品、盗品、

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