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「磔刑」アンドレア・マンテーニャ【ルーヴル美術館の名品150選】111

作品が語っているメッセージは何か?
世界屈指のコレクションを誇るルーヴル美術館。何万という作品中、絵画に注目、世界的に有名な作品群のうち「意味を読み解く」観点から面白い150の作品を厳選。
人物は?場面は?出典は?意味深なディテールが語っているものは?作品に隠されたメッセージを読み解きます。

アンドレア・マンテーニャ作「磔刑」、1456-1459年、INV368、0.76×0.96m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼

奥にユダヤ人たちの首都。
坂を下り上った手前が刑場。
「頭蓋骨の丘」。
人骨が転がる。
聖書最大のクライマックス。
多くの描写が集められます。

◆聖書最大のクライマックス◆

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