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海の環境学習…6月8日


海の中に生えるイネ科の植物 アマモ

環境学習のお手伝いの仕事

「小学校の環境教育のお手伝いしてもらえませんか?」
そんなお声掛けをいただいた5月の中頃。

子供たちと海を知る活動に声をかけてもらえるなんて!!
うれしくて小躍り★

生き物を観察しよう。

ここは尾崎海岸になるのかな?

この日は阪南市の一番北側にある海岸、福島海岸の生き物観察。
防波堤で区切られた海岸の内側には砂浜や干潟が残ってくれていて、人工的な大阪の海岸とは思えない風景を見せてくれる。

小学校2クラス。
直前に雨が降り、その前の雨の流れ込みもあるためか、水温はやや低め。
ラッシュガードを着て海に入るのを待つ子供たちのワクワクした気持ちに私もワクワクしてくる。

初めに、海岸や簡単な観察の仕方の説明があり、バケツと網を持って海のなかへ。

阪南市の海岸にはアマモという、海の中で一生を過ごすイネ科の植物が群生する。
大阪の海岸に豊かな浜辺が残っていた数十年前までは普通に見られていたらしいけれど、環境の改変や栄養・水質の変化によりその生息場所は減少したということ。
そこで、アマモ場を再生させようとアマモの移植活動が行われ、現在に至る。 ※詳細は「大阪 アマモ」で検索を。

アマモが海に生えていることにはたくさんの利点もあるけれど、後日余裕があるときに説明することにする。

どんないきものがいるんだろう?

アマモ場には基本的に小さな生き物や体の柔らかい生き物が暮らしている。
私のイチオシのアマモ場生物はこちら!

FUGU!
この時期に網を入れると1㎝にも満たない赤ちゃんのフグたちがちょこちょこ入ってくる。
小さくてもいっちょ前に体を膨らませている。
愛おしい。
フグの種類はわからないけど、形や模様の感じから2~3種はいるのではないかな?

他にも、世界一小さなイカ、ヒメイカや腰の曲がったようなコシマガリもエビ、しゃきっとした顔のアサヒアナハゼなどなど、様々な種類の生き物に出会うことができた。

生き物に会えるのは楽しいし、うれしい。
でもそれよりもうれしくなるのは、観察を通して海の生き物や海、自然のことに興味を持ち始めた子供たちのキラキラとした瞳。
机に縛られる授業も大事かもしれないけど、体験することって机からは知ることのできない膨大な情報を得ることができると思ってる。

やりたいことがわからなくてもやもやしてたこの数か月だけど、やりたいことはこれな気がする、とやや確信めいた言葉が心の中に聞こえていた。


なんとなく退社をやや後悔?


やりたいことがあっても率先してやりたいと言わない。
自分のことを営業しなきゃならないけど、その一歩が踏み込めない。
おうし座生まれをモロに感じる歩みのゆっくりさ。
切羽詰まってから慌てて急発進してうまくいかなくて空回り。
そんな私。
まさにちょっと前がそんな感じで、生活費に底が見えてきてから慌ててバイトを探し、小遣い稼ぎをし、実家からお金を支援をしてもらい、40歳前にマジで情けない。
会社員続けていたら、お金に困ることなんてなかったのに…
そんなことを考える日々。

でもいやまて、
今は会社員時代では体験できない、充実した毎日ではないか?
働きたい日にシフト希望を出して、自分が選んだいろんな種類のお仕事を体験してみたり、畑を借りて土と触れ合ってみたり、時間がなくてできなかった手芸やギターに触れることができている日々。

海の生き物に関係するお仕事もつながりで関わらせていただけているし、四苦八苦して空回りするんじゃなくて空回りする時間があるなら、いただけているお仕事に集中して取り組まなきゃならんのではないか。
こちらは気持ちを切り替えてフォーカスしていこう。ほんとに申し訳なさすぎる。挽回だ。

さて、今後の環境教育

うじうじと何もできない私ってどうしようもないと心の引きこもりをしている私に白羽の矢を立ててくださったのは、大阪湾での活動でお世話になった方。

福岡出身の私が大阪にいる意味ってなに?
って考えて福岡に引き上げることも考えていたけれど、何にもない今の私が福岡に戻ったところでただの趣味クリエイターどまり。
知識と経験と人のつながりの基盤を整える意味で大阪を離れる時ではないのかもしれない。

今週も来週も大阪湾三昧。
記事を書くのはめんどくさいと思っちゃうけど、まずは習慣化。
ちょっとだけでも書いていくことにしよう。






誰かの役に立ちたい、と思い、記事を作成していきます。 サポートいただけましたら、自然のための活動に活用させていただきます。 宇宙規模の感謝をあなたにお届けします。