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【無職時代に経験した最高ライフハック】お金かけずにぜいたくする方法

TOPの画像は私の住む、茨城県神栖市の港公園です。今回は、私が無職時代の話をします。

キャリアを積む気でいた30歳のとき、無職になりました。収入はなくなっても、生活のレベルが極端に落ちることはありませんでした。

失業保険や会社員時代から貯めていた半年分の防衛資金があったからです。

もちろん無駄な支出は控え、節約に勤しみました。ですが決して苦になることはなく、むしろ祖母譲りの貧乏性な性格が功を奏し、ゲーム感覚で節約を楽しんでいたくらいです。

あとは時間をなにより大切にしていたので、職業訓練のeラーニングを利用して家から一歩も出ずに勉強・就活をしていました。交通費すらかけないケチぶりです(笑)

当時の生活の中で、たまに許していたのが「1日なにも予定がない日に1000円でぜいたくをすること」。

今でも実践しているのですが、めっちゃくちゃ充実感があって楽しかったので、レポートとしてあえて記事にしてみたいと思います(笑)

これから書くことに対し「そんなの知ってるよ」と思う人もいるかもしれませんが、無職でもちょっとした工夫で楽しく過ごせることをあえて発信したいのです。実際やってみると、もはや貴族かと思うほどぜいたくです(個人比)。

興味のあるもの好きな方は、ぜひ最後までお付き合いください。

当時の私のスペック

まず、当時の私の状況から説明します。もともとは月収20万〜23万円の普通の会社員でした。残業含めてもだいたいこのぐらい。物流業界の一般職でしたし、高卒あがりの正社員の相場はがんばっても正直テッペンが見えていました。

仕事を辞めてからは、もちろん収入0円。時間はたっぷりあると自分を励ましました。同時に、人生を再構築しながら限られたお金でいかに楽しく過ごせるかを模索していました。

無職でも「文化的な生活」を楽しむためのコツ

1. 市営の施設をフル活用する

皆さんはお住まいの地域にどれだけ市営や公的な施設があるのか調べたことがありますか?例えば、以下のような施設があります。

  • 図書館(利用料:0円)

  • ジム(利用料:300~500円)

  • 温浴施設(利用料:300~600円)

  • 緑地公園(利用料:0円)

上にあげたのはほんの一例にしか過ぎません。うまく使えば、学びも運動もお金をかけずにできます。

無職期間は視野がせまくなりがちですから、仕事探しや人生構築に行き詰ったらすぐにリフレッシュしましょう。しかし、テレビや動画配信など受動的なコンテンツは思考停止に陥りがちなので避けるのが無難です。無職期間こそ、読書や運動など、できるだけ能動的な行動をしてみましょう。また公的な機関は国民や市民から徴収された税金が財源であることが多いので、労働や資本の大切さ、安く恩恵を受けられるありがたみを間接的に実感します。

2.田舎こそ移動は徒歩かチャリンコ

田舎だと移動はだいたい車です。私も会社員時代は年間走行距離20,000kmほどのヘビーユーザーでした。車は命綱。維持費もバカにならない。現在も駅すらない田舎に住んでいるので、車は必須です。

しかし、買い物やちょっとした外出なら徒歩や自転車で事足ります。運動にもなるので、一石二鳥です。私はメルカリの発送がてら、自転車に乗って全身に当たる風を楽しんでいます(笑)

車社会の環境に身を置くと、意識しない限りあっという間に運動不足になってしまいます。移動を徒歩か自転車にすれば、わざわざがんばっても運動しなくても自然に運動量を稼ぐことが可能です。

3.運動すればだいたい幸せ、あと会話が大切

断言します。運動することで得られる幸福感は絶大です!脳のリフレッシュや若返りには、運動もっとも適しています。余計なことを考えるくらいならさっさとウォーキングに出かけた方がマシです。雨なら家でスクワット。疲れた時こそ運動。

気分が乗らないなら簡単な料理をして手だけでも動かす。料理はマインドフルネス効果もありますから、運動と似たような効果が期待できます。

太らないので身軽に行動できます。転職にはフットワークの軽さが大切なので、体を身軽にしておくと、また働きはじめたときに楽です。

前述した徒歩や自転車での移動も最適です。外の空気を浴びるだけで、脳内に刺激が入ります。

運動といえばジムとかスポーツとかに直結しがちですが、別に大それたことしなくていいんです。日常の中で身体を動かせる工夫をすれば十分です。要はアイデア次第。

余裕があれば市営のジムでリフレッシュ、広い公園で歩くのもいいですね。晴れた空とそよ風が励ましてくれます。

そしてできる限り人のつながりをもっておく。通りすがりの地元の人や公園などこ設備整備のボランティアの方々と話すのもいいでしょう。ちょっとした会話が自己肯定感が高めてくれますし、コミュニケーション能力も向上します。

4.自販機アイスを楽しむ

これは私だけかもしれません(笑)昔から自販機とアイスが好きなのであえて書きました(笑)
アイス×自販機といえば「グリコのセブンティーンアイス」しかありませんね。市営プールのそばに設置されていたのでよく食べていましたが、今は値段が高くなり子どもの小遣いでは厳しいのではないかと勝手に心配しています…。ナッツのやつがお気に入りですが、たまにチョコミントも食べます。

何が言いたいかというと、普段は素通りする自販機のアイスも、頑張った日のご褒美として楽しむと、その日の満足度がぐっと上がる、ということです!

【モデルコース】無職時代のぜいたくな1日

無職時代の、とある日のぜいたくな一日を紹介します。

とりあえず体を動かす朝

7:00には起きます。無職でたいして疲れないため、早起きも苦じゃありません。むしろ起きてしまうのです。起きたらとりあえずYouTubeのストレッチ動画やラジオ体操で体を目覚めさせます。

ラジオ体操は「ひねり」「のび」の動きがあるので、背骨や関節に刺激が入っておすすめです。

朝と昼のあいだにごはんを食べる

自炊が基本です。

ちょっと話は逸れますが、私は母方の実家が農業なので、野菜をもらうことがあります。米も安く手に入るので食費をかなり抑えられました。

スーパーのパトロールも欠かせません。混雑が大嫌いだったので8:00オープンの店へ開店と同時行きました。半額シールが貼られた食材を目ざとくチェック。フードロスも防ぎつつ、お得にゲットです。

値引きを買うのはみすぼらしいという意見がありますが、根拠のない一方的な価値観にいちいち左右されていたら本当の幸せは手に入りません。というか気づけない、に近いかも。

あえて言うとするならば「銀行に預けた普通預金の利息より高い」と考えれば、節約としてアリじゃないですか?

傷んだ野菜はもとより、料理のスキル次第でどんな食材もおいしくなります!無職期間は時間だけはあるので、自炊スキルアップに最適です。

ごはんを食べたらお茶でも飲んでリラックスします。

しこたま歩いて温浴施設で疲れを癒す午後

「神之池緑地公園」はいまでもお気に入り

そろそろ外に繰り出します。私は神栖の「神之池緑地公園」までチャリンコで行き、池の外周をウォーキングをするのが日課でした。1周4kmほどの道で、ゆっくり歩いて50分程度。今もですが、毎日1万歩を目標に歩いていたので、ウォーキングスポットでがっつり歩数を稼ぎます。晴れた日は気持ちいいですよ。風さえも幸せになれるエッセンスです。運動不足を防ぎながら、体も心もリフレッシュできます。適度な日光浴は、ホルモン生成にも重要です。

しこたま歩いた後は、近くの市営の温泉施設へ。私が住む神栖市は労働者の街であるため、ねぎらうための温浴施設が充実しています。よく利用していたのは「ゆ~ぽ~とはさき」や「湯楽々」です。(自宅から10km以上の場所はさすがに車を使っていました)

マッサージチェアが100円で20分使えたり、入館料も400〜500円で入れたりと「マジかよ、やっす!」と思うほどリーズナブルです。温泉やサウナで汗を流し、気が済むまでリラックスしてから、帰りに再びマッサージ機に座って全身をほぐします。

ここまで外出まで使った金額、およそ700円(笑)

風呂のあとのアイスが最高すぎる夕暮れ

締めくくりには、自販機のセブンティーンアイスを楽しむのが私の習慣でした。200円ほどのアイスです。無職にはめちゃくちゃ高級品ですが、1日のご褒美の最高のデザートに相応しいと判断したため、惜しみません。夕暮れ時の風呂上がりのアイスほどうまいものはない!

一日使った金額は、900円です。おつりが来ました!

「あとは寝るだけでいい」状態が幸せな夜

のんびりと家に帰ります。夕食を作りながら余暇を楽しみます。夕食はあるもので適当に済ませます。
かつての会社員時代には深夜に帰宅することが多かったので、夕方にリラックスできる時間が本当に幸せです。「あとは寝るだけでいい」の状態って、もっとも幸せな瞬間かもしれません。

まとめ

「【無職時代に経験した最高ライフハック】お金かけずにぜいたくする方法」について紹介しました。

今回とりあげたモデルコースは、私が実際に行っていたお気に入りコースです。妹も連れて行ってこともあります(笑)

1日1000円以内で過ごせるぜいたくプランは、心身ともに充実感を得られます。出費が少ないので、罪悪感も少ないです。疲れを癒し、おいしいものを食べて、ぐっすり寝る。これがあれば、人生だいたい幸せだと体感しました。無職期間を終えた今でも、生活はあまり変わりません。

仕事でも趣味でもなんでもそうですが、周りを気にせず、自分のできる範囲内で、できることを積み上げる。金額や体力に限界を感じたら、まずミニマムの労力で楽しめる方法はないか、探してみましょう。


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