【動画施策の効果が出ていない事業者さまに教えます】動画を「やってみたい」→「だからできる!」へ思考をシフトさせるKPIの設定方法
動画を使ったWEBマーケティングコンサルタントの井上 恵です。
事業者さまから「動画を使いたい」とお話しをいただく度に「動画」の浸透の素晴らしさを嬉しく思っています。
そんなとき素直に「ありがとうございます」と言って制作してもいいのですが、動画クリエーターでもある作者は全員に「動画」やりましょう!と言いません。
なぜならば、私は成果につながるような取組を事業者さまにはご提案したいと思っています。
やりたいからやる「動画」では成果を計ることができないです。
そして、成果を計るためには「目標」の設定がないとダメですよね?
この記事では動画クリエーターでもある作者が、「動画」を施策として取組む際にKPIが必要な理由と設定方法の思考についてお教えします。
施策に「動画」の導入を検討の事業者さま、お読みください。
最後に作者が今気になっている「動画」が使えそうなのに・・とベンチマークしている業界と施策の場所公開します。
ー KGIとKPI ー
ご存知とは思いますが、この記事における定義を確認しておきます。
画を使って、KGI・KPIを配置していくと
赤い矢印方向:積み上げで売上が構成される。
黒い矢印方向:売上を作るために施策(方法)を検討・実施する。
です。
実際に皆様のビジネスも同じ組み立てになっているはずです。
KPIを具体的に
例を1つ挙げると下の画のような項目の設定でき、それぞれの矢印方向に補足すると以下のように言えます。
赤い矢印方向:見込客の200人に対して販売できれば500万円の売上が積み上がる。
黒い矢印方向:売上500万円を作るためには見込客200人が必要。
では、なぜ「動画」にKPIが必要なのでしょうか?
ズバリ「動画」=施策だからです!
⚫︎「施策」は
上記の黒い矢印で説明している通り、KGIを達成する「ため」のもの
⚫︎「施策」は
青い四角=具体的じゃないと効果を確認できないコンテンツです。
まとめると
私が「動画」にKPIが必須であると考える理由です。
具体例で詳しくみる
例を使ってご説明いたします。
このようなケースよくあると思います。
画に落としていくとこのようになります。
この場合、施策のアクションプランであるYOUTUBEのはどんな役割を果たすと言えばいいでしょうか?
「認知」でいいですか?
確かに動画(YOUTUBE)で発信することで静止画でWEB上に掲載するよりも効果はあります。
実際に、動画クリエーターの作者も静止画より動画にすることのほうが
1、発信できる情報量が多い
2、コンテンツの発信力が高い
3、空間全体が伝わる
4、聴覚で記憶させることもできる
全てにおいて静止画より有効であると思います。
しかし、「認知」に加えてもう1歩踏み込んだ数値としての目標を持たせないと事業者さまが目指す売上(1000万円)を達成できないんです。
事業者さまには
⚫︎この売上(1000万円)と施策(YOUTEUBE)の間にどんな数値を目標にするのか?
⚫︎その数値を達成するためのコンテンツとして動画を使う場合、動線をどのように準備すべきか?
と考えてほしいです。
このプロセスを踏んで判断したことだからPDCAが回るんです
有効なKPI設定とは何か?
この事例を有効にするために私だったらというプランを提示いたします。
こんな感じです。
KGI(売上1000万円)を達成
※ 取扱商品/1物件100万円統一と仮定する
↓
KPI①見学会の参加者を50人獲得する必要がある
なぜならば50人全員は購入しない。
しかし20%の10人だったら購入してくれるだろう。だから見学会は50人を目標に集めればKGIの1000万円が達成出来そうだ。
↓
KPI② LINEお友達登録を300人獲得するために動画を使おう。
なぜならば「動画」を使って物件で生活する未来を想起できれば興味を持ってもらえる。
だからLINEお友達登録の300人は獲得可能だろう。
みたいな思考です。
※ 制作する「動画」の再生数や登録者数を目標にしてしまいがちですが、これはあくまで過程です。
KPIにする数字は、KGIにつながる数字にしておくことをお勧めします。
【参考記事】 こちらで 数<質の大切さの内容書いてます。
段階を分けるというのも施策には重要
私の提案は施策を2つに分けています。
大きすぎる数字にチャレンジするよりも、手元に届く数字を目指して取組むほうが人間は頑張れる思考を持っています。
仮説を立てた時、ご自身のビジネスで考えて大きすぎるKPIになってしまう場合はステップを分ける。
覚えておいてほしい思考です。
まとめると
このように組み立てていくと施策の効果や、施策がつまずいた時の対応のスピードが上がります。
そして何より重要なこと!それは
最後に私が気になっていること
街中を歩いたり、それぞれのお店様を伺っていて「動画」使えそうなだなと思っている箇所をいくつかリストアップします。
こういった環境、全然マーケティングが導入されていないので取組むことでライバルに差をつけられます。
このように私の仕事ではお客さまにただご提案するだけではなく、取組みの効果検証を見える化して経営者さまのビジネスの問題を解決するのが仕事です。
ぜひ、マーケティング導入してください。
〜 POWER OF MARKTING 〜
マーケティングのチカラを信じて皆様の事業がキラキラ輝きますように
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?