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絶景の舞台裏とは。出展した写真を撮りに行った日。

現在、北海道ニセコの自然を紹介するWeb写真展「Nature」が開催されています。5週間にわたり、8人+1のフォトグラファーが毎週風景写真をWeb上のギャラリーに展示するという企画です。

そう、この+1がワタクシです。なぜなら出展したいと思える写真が1点しかなかったから。5週にわたって1枚の写真を出し続けるという、超法規的措置をしていただきました。

今日はそのたった1枚、だけど私にとってはカベを打ち破った日の話です。

私は30歳のときにバックカントリースキー(スキー場でなく自然地形を滑る)というものを知ってしまい、呪いとも言える魅力に取り憑かれてしまいました。

バックカントリーは当然、リフトやゴンドラのないところを滑ります。滑るためには登らなければいけない。スキーの裏に、人工の毛皮みたいな「シール」というものを貼り、滑らないようにして目的の標高まで登ってゆくわけです。(シールの語源はアザラシのseal、昔はアザラシの毛皮を使っていたことが由来だそうで)

スキー場を滑る方がよっぽど楽だったりします・・・。行動時間の95%を後悔と帰りたい気持ちが占めるくらい、辛い。

が。

日常の空間とは空の色が違う。雪が作る地形が違う。青と白の異世界が放つ、呪いのようにジワっジワと心に染み込んでくる魅力があるのです。

ニセコに暮らすようになって6年、なんだかんだと言い訳して行ったことのなかったニセコアンヌプリの山頂を目指してみました。

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愛用しているザック:山と道 U.L.HIKE& BACKPACKINGのmini

日常生活で使用しているカメラバッグのインナーバッグをそのままつめて、カメラとレンズを持っていきます。(ふだんのバッグはこれを使用

山頂でお茶を飲むべく。お湯を入れたマグボトルと保温マグとお茶の葉。

なぜお茶でなくお湯と茶葉を別々に持っていくかというと、飲むときに入れた方がおいしいから。その1点です。今回はドイツのオーガニック紅茶のティーバッグを持っていきました。

登るときは、スキー場のゴンドラとリフトをフルに利用します。ニセコアンヌプリにある3つのスキー場からはどこからでも山頂にアクセスできるので、私は行き慣れているニセコアンヌプリスキー場から登ってゆきました。

ゴンドラと、さらに上に行くリフトを乗り継ぎ、スキー場の最高地点に着いたら、そこでスキーの裏にシールを貼って、ぺたぺたと雪山を登ってゆきます。

6年ぶり・・・ふだん使っていない筋肉が5分で悲鳴を上げはじめました。もっとも、心の中では開始1分で帰ろうかなあ・・・と思っているのですが。

ただ視線を上げると、稜線の向こうには真っ青すぎるほどに真っ青な空が広がっているのです。宇宙が近くなってるんだな、と思わせるような空が。

その呪いとも言えるような引力が、ちょっとずつ足を前に出させるのでした。

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途中、振り返ったときの羊蹄山。

これですよ、これ。呪いのような魅力ってヤツ。

・・・つづく。



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最近奮闘中のYoutube。このときの動画も作ろうかなあ。

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