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🎵運動会のダンスを、自分たちで振付する子どもたち🎶

今日は、娘の小学校の運動会だった。

各学年1クラスずつしかない、小ぢんまりした田舎の学校。

人数が少ない良さを活かす➕子どもの自主性を育む観点からか、中学年と高学年は、ダンスの振り付けを自分たちで考えている。

今年、中学年にあたる3·4年生は、「惑星」をテーマに振り付けを考えた。

各惑星のメンバーを決め、ポンポンの色で「月」「地球」「火星」「木星」に分かれ、それぞれの惑星ごとに円になると、振り付けで各惑星を表現する。

振り付けと言っても、ダンスを本格的に習っている子は1人2人いるかいないかなので、あとは発想力で「星だから、ぐるぐる回ろう」とか「上から下へ振って、光を表現しよう」とかそれぞれが考えを持ち寄り、まとめた振り付けをメンバーで共有する。

校庭には4つの円ができるが、円ごとに異なる動きで、子どもたちはそれぞれの星を表現していく。

そして最終的には、「惑星が集まって1つになる」という物語を完成させていた。

🌍️🌏🌎️

高学年は今年、さらに驚きの振り付けを考えていた。

なんと、「保護者にも踊ってもらおう」というのである。

あらかじめ、高学年の親には協力が呼びかけられていたようで、列になって踊っていた子どもたちが、曲の途中で、まるで借り物競争のように校庭を飛び出してゆき、各自の保護者を探しに行く。

そして、連れてこられた保護者の皆さんは、わりとノリノリで、時にはぎこちなく、子どもたちと同じ振り付けを踊り、

曲の終わりにはみんなでポーズを決めていた。

そのときの、子どもたちや親たちの表情の、清々しさと言ったら。

みんな「やりきった」という感じの、いい表情をしている。

別に、踊りがそろっているわけでも、上手なわけでもない。

それよりも「大好きな人と一緒に、楽しい時間を過ごせた」という満足感で、誰もが嬉しそうなのだ。

それは、見ている他の学年の親まで、温かくて嬉しい気持ちにさせてくれた。


子どもってすごい。


そんな当たり前のことを、改めて感じさせてくれる子どもたちと、子どもたちの自由な発想を形にしてくれた先生方に、心から「ありがとう」と言いたくなる運動会だった。

🔴⭕🔴

他にも、保育園のころから知っている子達が、大きくなって応援団長として頑張っていたり、選手リレーのアンカーを務めていたりする姿を、間近で見られたのもすごく嬉しかった。

娘は、学年競技で一緒に大玉を転がすはずだった子が怪我をしてしまい、ピンチヒッターの都合がつかないままなんと、1人で頑張って大玉を転がしきって驚いたり。

娘もだけれど、いろんな子の成長を感じられて、豊かな気持ちをたくさんもらった運動会になりました。

ちょっと、よそに自慢したいくらいの運動会でした。

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