ここあ

生きたゴミ

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  • 続かない小説達のお墓

    いつも突然書き始めるから続きが書けない文章たちのお墓。読んで損することが多めの物になります。ほんとに暇な方に限りお読みください。

最近の記事

ネタバレをしたいから見たい人だけが見られるノートに書くことにした(新劇エヴァ)

エヴァンゲリオン最終章を見た。 数々の名台詞が生まれたこの作品に、私は紛れもなく心を打たれた。 簡単に感想を書かせて欲しい。 序盤 8号機変なことになってる。綾波かわいい。式波エロい。でも綾波かわいい。いや式波エロい。 中盤 やっぱブンダーすげぇ。マリと式波の百合いい。なんか始まるねこれは。 終盤 おー、ゲンドウ来た、ゲンドウやべぇ、なにこれゲンドウじゃん。ゲンドウゲンドウ。 バカっぽい稚拙な文章だが、こんな感じの気持ちで見ていた。 トウジが生きてるのを忘れてい

    • 堕落した時間と、だらしない自分のマリアージュを楽しむ、新年一発目の夜更かし。

      風呂。 それはもうあまりにも過酷で、あまりにも贅沢な人間の日常の一部。 しかしそれは、毎日繰り返される中で、非常に雑に扱われるようになっている。 人間は、数々の贅沢を浪費し生きている。 今でこそ一般化され、毎日お湯にあたることができるようになっているが、今から50年も遡れば、人はみな、水を浴びることしかできなかったであろう。 戦時中の貧乏な日本の暮らしに比べれば、豊かになったと言える現代の生活。 豊かになったことで、得るものも増える代わりに、その欲望も増すばかりな

      • 丸くなり、こたつで笑う君は、いつしかそこに居なくなる。

        寒い冬、我が家はコタツで暖を取る。 みかんを食べたり、テレビを見たり、ゲームをしながら家の中で過ごす冬。 そんなぼくのそばには、いつも君がいる。 君はいつも、自由奔放で、かまえば逃げていく。 でも、作業をし始めると寄ってくる厄介者だ。 そんな厄介者でもいてくれるだけで安心する不思議。 もふもふの君は、いつも暖かい。 たまには膝の上でも寝てくれる。 そんな君が、今日はいない。 日中天気が良かったから、開け放たれていた窓。 最後に確認したのは、ベランダの隅で日

        • 君を待つ。街灯の下、1本のタバコ。

          寒空の夜、街灯の下で1本のタバコを吸う。君を待っていたその日の夜は、体がとても震えたが、なんとなく心は暖かかった。 「おまたせ。 あー! またタバコ吸ってる」 ムッとした勢いで咎める君の顔は、言葉とは裏腹に、いつも嬉しそうだった。 タバコは嫌いだと言った君。ぼくが吸っていいか聞くと 「だめ! くさいっ!」 と言う君を見ながらも、我慢できないので火をつける。 「もー。結局吸うのになんで聞くのさ」 むすくれて言う君の顔は、いつもかわいい。 「許してくれ。ぼくのガソ

        ネタバレをしたいから見たい人だけが見られるノートに書くことにした(新劇エヴァ)

        • 堕落した時間と、だらしない自分のマリアージュを楽しむ、新年一発目の夜更かし。

        • 丸くなり、こたつで笑う君は、いつしかそこに居なくなる。

        • 君を待つ。街灯の下、1本のタバコ。

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        記事

          まじで痛い失恋ポエム見つけたから供養

          明日また晴れるかなって 君と歩いた その日の事をずっと 覚えている 晴れたその日の 柔らかい君の笑顔が 焼き付いて離れないんだ 青く澄んだ この広い空に 君は何を思っていたのか 気持ちいねって 僕に向けたその笑顔が ずっと忘れられないんだ あくる日の朝は あいにくの大雨で 今日の散歩は 中止だね きみは悲しそうな顔で 呟いた 曇り空の下 うつむく君の顔を 笑わせてあげたくなって 空を見上げて呟いた 家の中も悪くないよ そっと君は微笑んで そうだねって

          まじで痛い失恋ポエム見つけたから供養

          臆病なトラ

          あるところに、臆病なトラがいました。 そのトラは、とても怖がりで、何をするにも、体が震えてしまいます。 ご飯を食べようと思っても、これを食べるぼくは、これの命を頂くほどの働きが出来るのだろうかと考えると、思うようにスプーンが握れません。 友達と遊ぼうと思っても、友達に話しかけようとすると、友達がぼくと遊んでも楽しいのかなと考えて足が震えてしまいます。 寝ようと思っても、起きれなくて誰かに迷惑をかけないかと思うと、体を震わせてしまいます。 そんなトラは、いつしか思い詰

          臆病なトラ

          自分のことをADHDや、その他の病気を疑ってしまう人達へ(特に悩める高校生達へ)

          自分の中にある性格と真逆なことを言われる人間、だいたい天才説を提唱したい。 人と違うことをしてるから発達障害なのかもとか、ADHDなのかもとか、双極性障害なのかもとか自らの状況を把握してる時点でそんなこと微塵も無いのに、なぜか人と合わないのって自分のせいじゃなくて相手のせいだよ。 違うことを認めてくれる人と接してればそういう人間って相当伸びるはずなのにだれからも認められずあの人全然違うことしてるよね、きもい、まじ合わないって言ってくるやついるけど、そういうのと一緒にいるか

          自分のことをADHDや、その他の病気を疑ってしまう人達へ(特に悩める高校生達へ)

          誹謗中傷ってのは他人からのものだけじゃない

          話題に乗っかるようで癪だけど誹謗中傷が他人からのものだけだと思ったら大間違いだぞ 自分で自分の誹謗中傷するやつだっている 二者択一なわけで三浦春馬にアンチがいたかどうかよりも三浦春馬自信が自己アンチじゃなかったかの方が気になる 寄り添ってやる人間が居なきゃ人は簡単に死ぬ それだけ 自分で自分をかばいきれなくなったら終わり 自分にいちばん寄り添えるやつは自分しかいない 過去も未来も今も、状況を受け入れられなくなったらおしまいなのはいつだってそう 表舞台に立とうっ

          誹謗中傷ってのは他人からのものだけじゃない

          第三話 見事に落ちる音がした

          ピピピピ。ピピピピ。 目覚まし時計の音がこだまする。これがぼくの朝のはじまりの合図。 眠い。眠すぎる。あと5分。あと5分眠らせてくれ目覚まし時計。そんな願いなんて届くはずもなく、一向に鳴り止まない目覚まし時計を止める。微睡む余地もなく、眠たい体にムチを打って体を起こす。 何を言おう、目が覚めてから家を出るまでの時間は10分もない。まず歯を磨く。次に寝癖を治す。その勢いでスーツに着替え、家を出る。もちろん朝ご飯を食べてる暇なんてない。なんならコンビニに寄る時間

          第三話 見事に落ちる音がした

          第二話 偶然の再会と不思議な夜

          結局、職場に到着したのは就業時間の10分過ぎた頃だった。びっちゃびちゃの服を引きずりながら、遅刻の理由を伝えに行く。上司に遅刻の旨を話すと、全くお前はいつもギリギリで、ついに遅刻じゃないか。たるんでる、社会人なんだから早起きしろ。とまぁこんな感じでお叱りを受けた。 はぁ、ついてない。いつもならとっくに仕事を始めているのに、なんで説教を受けているのか。適当に相槌を打ちながら全力で現実逃避をしていたら、もういい、仕事に行けと呆れられた。 悪いのは僕なのか・・・とひたすらに考

          第二話 偶然の再会と不思議な夜

          時間にとらわれることなく生きていたい

          日が昇ると人は起き、活動を始める。日が沈むと皆揃って明かりを消し眠りにつく。最近はこの時間という概念にしばしば疑問を抱くことが多い。 人間は当たり前のように朝起きて夜寝る。これは、原子の時代、まだ文明が無かった頃に起きた自然の摂理だろうと考える。しかしながら、人間は時代の変化にともなって、それ相応の変化をしてきた。 初めに出来たのは文明である。火を起こし、明かりを手に入れ、食べ物を料理するようになる。人間同士のコミュニケーション方法として、合図を出し合うようになる。合図で

          時間にとらわれることなく生きていたい

          神は人の上に人を作らず。人の下に人を作らず。は神にしか言えない。

          神は人の上に人を作らず。人の下に人を作らず。って言うけどその「人」の思想は他人と比べガチなので必然的に優劣ができ上と下が生まれるからこの思想は創造主の思想だよね。作ったやつしか言えないんよ。結局はどこの世界にもヒエラルキーは生まれるから。そのトップにいる奴らは常にヒエラルキーを生み出したやつだから。 大体神が1人しかいないって時点で人間なんよ。人間みたいな格好した神が山ほどいるかもしれないしその山ほどいるやつらはそれぞれのひとつの個性が尖り散らかってるからそれぞれの神として

          神は人の上に人を作らず。人の下に人を作らず。は神にしか言えない。

          タバコ

          火をつけて 吸い込んで 燃え尽きて 消える 吸い終わったら ポイッ そんな人生を送りたい

          騙されやすい人達

          先日、笑ゥせぇるすまんNEWを見ていて感じたことを書きます 笑ゥせぇるすまんとは、心に隙間のあいた人たちに条件付きで一時的に隙間を埋めてあげる仕事をしています。本人曰く、ボランティアでやっているらしいです。収入源がどこかというのは明確になってないので、見てる限りでは確かにボランティアなんだと思います。 さて、そんな笑ゥせぇるすまんが売る「心の隙間を埋める」ことについてですが、これがまた非常に際どい。 人の心の緩いところ。つまり、悩みに焦点を当て、悩んでる人間を見つけると

          騙されやすい人達

          彼女の彼氏はネトゲ廃

          ピコンッ 音に反応してスマホの画面を見ると 「ログインまだー?」 と急かすLINEが1件入っていた。 「まーだ風呂はいってないっつーの…っと」 夜10時頃になるといつも決まってLINEが来る。 ネトゲの誘いだ。 毎日のことで気が滅入る。 でもそれは、ログインするまでの間だけである。 ネトゲと言うのは面白いもので、やりはじめる前はPCの起動すら億劫である。 でもそれが1度ログインすると、時間を忘れてプレイしていることが多い。そんな毎日のネトゲ生活をするようになったのは、さっき

          彼女の彼氏はネトゲ廃

          暮れの日の出来事

          今日は12/31日。 この年の瀬にぼくは、実家に帰るために電車に乗っていた。 夜勤明けで疲れきっているが、電車で寝ると乗り過ごすため、ゲームをしていることにした。 とりあえず携帯を取り出し、画面をフリックする。ひとしきり眺め、開いたのは、某有名パズルゲームだ。 ころころころころ……。 よっぽど暇だったのであろう。一心不乱に夢中でパズルをしていた。 次は〜大宮〜大宮〜 車内アナウンスが流れる。 うーん、まだ大宮か。 電車に乗るのは嫌いじゃない。が、こうも長い時間乗るとなると、う

          暮れの日の出来事