ネタバレをしたいから見たい人だけが見られるノートに書くことにした(新劇エヴァ)

エヴァンゲリオン最終章を見た。

数々の名台詞が生まれたこの作品に、私は紛れもなく心を打たれた。

簡単に感想を書かせて欲しい。

序盤 8号機変なことになってる。綾波かわいい。式波エロい。でも綾波かわいい。いや式波エロい。

中盤 やっぱブンダーすげぇ。マリと式波の百合いい。なんか始まるねこれは。

終盤 おー、ゲンドウ来た、ゲンドウやべぇ、なにこれゲンドウじゃん。ゲンドウゲンドウ。


バカっぽい稚拙な文章だが、こんな感じの気持ちで見ていた。

トウジが生きてるのを忘れていたので、トウジが出てきた時はなんか嬉しくなった。ケンスケがサバイバルオタクだったことにちょっと驚いた。シンジセリフないんかーいってわろてた。のが序盤の感情。

そんで、私たちのカジさんが死んでた事実に驚いた。どーも出てこねーなって思ったら死んでた。そんで、唐突にミサトさんの息子が出てきた。えぇ。って感じしてた。

ブンダー内部のシーンに移ったところで、懐かしい顔ぶれがようやく出てきた。やっとエヴァ始まったわーって思った。式波にマリが、わんこくんとはどーだった?って聞いた時の、式波の答えに驚いた。

ガキに必要なのは恋人じゃなくて母親よ。

心理だった。

そこからはマッハだった。

ゲンドウと冬月が出てきて、ゲンドウが人を捨てて神になってた。

そんでミサトさんがゲンドウと対峙したと思ったらリツコがゲンドウうち殺そうとしてた。

打たれてとびちった脳ミソ拾ったゲンドウを見た時、きっしょって思った。

で、ゲンドウが13号機に乗り込んだあと、シンジが初号機に乗った。

何が始まったのかと思ったら、空前絶後の親子喧嘩だった。

で、それが終わったかと思ったら、エヴァに乗る必要のない世界を作るって言って、大人のシンジとマリが、キャピキャピしながら、現代を歩いて行って終わった。


感動した。今あるこの世界は、シンジが作ったんだって思ったら涙出た。

なんだろう。この当たり前の世界を当たり前のように浪費する。私たちの今を作ってくれたシンジには感謝しか無かった。


で、考察。ひとつだけよんだ考察の中に、式波や綾波はクローンだったけどシンジは?って書いてあった。

いやシンジはクローンじゃ無かったよね。終始記憶はひとつに繋がっていたし、食べ物の味もするって式波が言ってたから。あと、1番最後の成長した姿を見たら一目瞭然だと思うんだ。そーなると、じゃあ宇宙に居た期間、なんで成長してないの?って話になると思うんだけど、あれはコールドスリープしてたからだと思うんだよね。だから戻ってきても体はそのままだった。

そんで、新しい世界になった時、しっかり成長していたんだと思うんだ。読んだ考察には、シンジも何人目か分からないって書いてあったけど、式波や綾波初期ロットのように、性格が変わったり、記憶が無かったりってのは無かったからシンジだけは生身でずっと生きていたと思うんだよね。んでマリと結婚してハッピーエンド。

旧劇は現実を突きつける話でバットエンドだったけど、新劇は現実も悪くないよって話にしてハッピーエンドにしたって書いてあった。それはその通りだと思った。旧劇のシンジは、もうそれはとにかくヘタレで、どーにもならないやつだった。けど新劇のシンジは、しっかりと信念を持ち、他人との調和を測る良い奴だった。要するに、旧劇と新劇はパラレルワールドであり、同じくエヴァンゲリオンであると同時に違うはなしのエヴァンゲリオンであると思うんだよね。

エヴァンゲリオンは、ゲンドウの話だったとも書いてあったけど、それは違うなって思った。

ゲンドウはシンジの成長に関わるひとつのファクターであり、あくまで主人公はシンジだと思う。

ゲンドウがユイに会いたいが為に、ゼーレのシナリオに従うふりをして自分の願いを叶えるのがこの話だったって書いてあったけど、諸説あるなって思った。

ゲンドウはユイを探すためにシンジ達を利用したのだろうけど、最後の最後でみんなが、利用されたんじゃなくて自分の意志でここまで来たって証明してたし、なんだかんだシンジはゲンドウの野望を打ち砕いて成長したから、やっぱり主人公はゲンドウではなくシンジで、聖書に従った内容のままに動いていったんだなって、そう思った。


まぁこんだけゴタゴタ並べてるけど、とにかくすっごい映画だったから全人類が見てほしいよ。鬼滅の刃とかいうファンタジーより、こっちを是非ね。

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