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2021/01/03

 子供が退屈しているので、近所の公園まで散歩。カメラ持って行って、ぽこぽこ撮っていたら、もう見慣れた風景の中にも、こんなところにこんなものが、みたいな発見があって楽しい。例えば、なんか羊が壊れていたりとか。

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 そもそも何で羊がこんなところにいるんだろうというのもあるけれど、ガムテで雑に応急処置されてる羊。もう少し口元から貼ってあればマスクしてる風に見えなくもなかった。あれ、もしかしてこれ山羊かな。角あるもんな。どっちだろ。よくわからない。

 見出し画像に使った落ち葉は何となく、それっぽい光だったのでそれっぽく撮ってみた。それっぽくきれい。写真楽しい。

 昼ご飯は買って帰ろうと思っていたが、妻と娘がラーメン食べたいという意見で一致し、ラーメンを食べて、その後スーパーで買い物をして帰った。酒コーナーを眺めていたら「ティオペペ」があった。大学生の頃に飲んでいたシェリー酒だ。吉田健一の本にたびたび登場していた酒で、買える酒がこれだった。健一翁は、ワインはロマネ・サンヴィヴァンとか飲んでいらっしゃるので、おいそれと手が出ないのだ。いい酒は水に似ている、と仰っていたなぁ。そう思うと、最近の流行りの日本酒は少し芳醇すぎるかもしれない。

 パン屋でなんだか特別なカレーパンが売っていたので、買ってみた。何が特別なのか書いてあったけれど、なんといってもフィリングがたっぷりらしい。そもそもフィリングって何かわからないから調べたら要するにカレーパンとかの中身のことっぽい。フィリング、たっぷり。

 明日も会社は休みなのだが、明日は社会復帰の為に走ったりしようと思う。が、今日はまだ明日じゃない。

 植本一子『かなわない』を読み始めた。飾らない言葉がとても重い。飾らない言葉という言い方自体がもう飾っているな。むき出しなんだよな。もう、素直にむき出し。育児のつらさも、リアル。産前の夫婦にこれ読ませたら良いんじゃないかな、と思う。育児がつらいというリアルな叫びは育児がつらい親の救いにもなるかもしれない。そもそも理想と現実のギャップが激しすぎるんだよな、育児って。その落差に親自身がバグる。テキトーに気楽にやって、うまくいかなくてもよくて、面倒ならご飯なんて適当にやりゃあいいのに○○しなくちゃいけない、こどもがかわいそうみたいな呪いが多すぎる。さっさとそういう呪縛から解き放たれた方が家族全員ハッピーな気がする。そして、子育てに翻弄される姿が重くて疲れた。これは誉め言葉、読んでいてこれだけうぅってなるのは本物だから。そういえばうちも長女は震災の年に生まれて、当時放射能とか、本当に心配していたことを思い出したりもした。買ったガイガーカウンターは今やどこにあるのかわからない。


自分の好きなことを表明すると、気の合う仲間が集まってくるらしい。とりあえず、読んでくれた人に感謝、スキ押してくれた人に大感謝、あなたのスキが次を書くモチベーションです。サポートはいわゆる投げ銭。noteの会員じゃなくてもできるらしい。そんな奇特な人には超大感謝&幸せを祈ります。