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医療 製薬業界|1週間の注目記事(8/1-8/9)

クリニファー株式会社でインターンシップをしている大学院生のオダニと申します。
今回は8/1-8/9の1週間で、私が興味を持った注目記事を共有します。コメントやアドバイス等ありましたら、ぜひお願いいたします!

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国産コロナワクチン 塩野義は承認可否見送り、第一三共は承認の見通し

日刊薬業(2023年8月1日)  https://nk.jiho.jp/article/182856

7月31日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は塩野義製薬の新型コロナワクチン「コブゴーズ筋注」を継続審査とし、承認可否の判断を見送った。一方、第一三共の新型コロナワクチン「ダイチロナ筋注」については承認を了承した。

まもなく初の国産コロナワクチンが世に出る見込みだそうです。コロナワクチンを国内で供給できるようになれば、日本はコロナを克服したといえるのではないでしょうか?ただ、第一三共や塩野義のコロナワクチンは従来株に対応した製品であり、オミクロン株には対応していません。初の国産コロナワクチンが誕生することは喜ばしい限りですが、早急にオミクロン株に対応したコロナワクチンを開発する必要があると感じました。

アステラス製薬、500人規模の早期退職を募集 12月に実施

日刊薬業(2023年8月1日) https://nk.jiho.jp/article/182896

8月1日、アステラス製薬はMRを中心とした営業部門に所属する社員を対象に500人程度の早期希望退職を実施すると発表した。2023年12月から募集、24年3月末に退職する日程。

製薬企業の早期退職プログラムの実施が相次いでいます。特にMRなど営業部門の社員を対象とした実施が多いと感じます。実施の理由として、営業の在り方の変化があるようです。具体的に、従来の対面での情報提供からデジタルを活用した医師との情報のやり取りへと変遷しているようで、MRなど営業で働く人々にとっても、会社内で生き残るにはデジタルを活用できる能力が必須になっていると感じました。

住友ファーマ、DX人材育成に注力 DXを企業文化へ

日刊薬業(2023年8月2日) https://nk.jiho.jp/article/182895

住友ファーマはDXを担う社内の人材育成に力を注いでいる。e-ラーニング形式の研修を通じて育成しているようだ。DX人材がそれぞれの部署の日常業務でデジタルを利活用することで、現場の課題解決や新たな価値創造に取り組むことを狙いとし、DXを全社的に着実に進展させていく方針を示している。

住友ファーマや中外製薬など、DXやAI活用により業務の効率化を図る動きが近年注目されています。この動きは製薬業界に広く浸透していくと感じており、DX人材やAIを活用できる能力を持つ人材が重宝されると考えられます。DX人材を育成する研修制度があれば、私も受講しようと考えています。

がん領域、国内開発品の約3割を占める

ミクスOnline(2023年8月2日) https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=75163

2023年7月13日時点で申請中の国内開発品は91品目であり、うち27品目はがん領域の製品で全体の約3割を占めた。(ミクス編集部の集計より)

がん領域の医薬品開発は国内外問わず近年最も注力されている領域です。特に第一三共やアステラス、中外など国内大手製薬企業はがん領域の開発に最も注力しています(企業分析のマガジンはこちら)。今後もがん事業は拡大していくと見られ、がん領域を自社の強みとしている企業が特に成長していくと考えられます。


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