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高広伯彦のマーケティング関係文章のバインダー

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高広伯彦がnote上に書いた、マーケティング関係の文章をまとめています。
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2021年9月の記事一覧

天国から地獄。そして地獄から天国へ〜【これぞSaaSだからこそできるサービス・・・な顧客体験をした話】

天国から地獄。そして地獄から天国へ〜【これぞSaaSだからこそできるサービス・・・な顧客体験をした話】

 立場上、いろいろな学術論文を読むことが多く、そうした論文を管理するためのツールとして、Mendeley だとか EndNoteだとかいくつかのツールがを選択肢として使っていた。で、以前は Mendeley 派だったが、最近は文献管理ツールとしては EndNote のほうを使い出している。

EndNoteのソフトウェアは、有料版はウン万円するのだけれど、ここはきっちりしたものを使いたかったので、

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同じように「お客さん」という言葉を使っても、なぜマーケと営業の間ではズレるのか?〜マーケと営業の溝に潜む「お客さん」の違いを理解する〜 (写真は本文と全く関係ありません)

同じように「お客さん」という言葉を使っても、なぜマーケと営業の間ではズレるのか?〜マーケと営業の溝に潜む「お客さん」の違いを理解する〜 (写真は本文と全く関係ありません)

 「お客さんを中心に考える」とか「顧客志向」や「顧客中心主義」という言葉やフレーズは、ここしばらくあちこちで聞かれるようになった。しかし、この言葉を前にして、営業とマーケとの溝を発見する機会も多い。

 営業からしてみれば、「俺たちは常にお客さんと接してるわけだから、そもそもお客さん志向なんだよ、マーケが何を言ってるんだ?」となり、マーケからすると「営業は自分たちが向き合っているお客さんのことしか

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顧客視点に立った営業体制の話〜営業組織の三類型とThe PODs -  #1sheetMktg 番外編2

顧客視点に立った営業体制の話〜営業組織の三類型とThe PODs - #1sheetMktg 番外編2

 普段は表向きはマーケティングの話をすることばかりですが、実際にはマーケティングを改革していくと、営業体制の改革もしなければいけない場面に出くわします。あるいは、過去に外資IT企業でのセールスマーケティング   組織のチームリーダーとして働いた学びをもとに、ベンチャーやアドテク/マーケテック企業に、マーケティングと営業組織体制についてのアドバイスをする機会もあり、結構な頻度で営業とその組織の改革が

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コンテンツマーケティングやブランデッドコンテンツの作り方で気をつけたいこと(読了に必要な時間1分>でも考えたくなる時間は無限)

コンテンツマーケティングやブランデッドコンテンツの作り方で気をつけたいこと(読了に必要な時間1分>でも考えたくなる時間は無限)

コンテンツマーケティングやブランデッドコンテンツを企画するときに大事なこと。

それは、普通の「広告」との違いを理解することにあると思うのだ。

普通の「広告」は、広告そのものが面白いとおもって見てもらえるわけではなく、他に見たいと思われるコンテンツ(番組や記事)があって、そこにうまく“挟まっている”から見てもらえる(=リーチする)。

しかし(特にネットにおける)コンテンツマーケティングやブラン

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