祝卒業!コロナ禍の大学生活とラジオ制作を振り返る
日中の日差しに微かな温もりを感じ、春がもうそこまでやってきていることを肌で感じます。
桜の開花宣言が各地から届き始める3月下旬は、大学の卒業式シーズンです。
medien-lienからも、4人のメンバーが大学を卒業する…ということで、
今回はそんな4人に、4年間の大学生活やmedien-lienでの活動を振り返ってもらう座談会を開催しました!
コロナ禍入学を振り返ったり、medien-lienの活動で印象に残っていることを話してみたり…
卒業を目前に控えた今だからこそ感じること、伝えたいことをとことん話してもらいました!
「苦手なことを経験したからこそ、それが土台となって次のステップに生かすことができた」
「自分の得意なことが見つけられてから、チームの中で自分の役割を見出せるようになった」
などなど…
「ラジオを制作して、公共の電波に乗せる」という、いわゆる一般のサークルとは少し毛色が違う活動をしていた4人。そんな彼らだからこそのエピソードは私たちに新たな気づきを与えてくれるはずです。
4人の語る「ラジオ制作と大学4年間」をお見逃しなく!
1,コロナ禍入学を振り返る
今回卒業を迎えるのは、つぐみ、うるしー、まり、しおり。
4人が入学したのは4年前の2020年。すなわちコロナ禍真っ只中の時期でした。
つぐみ「入学式も遅れたり、4月は結構宙ぶらりんな状態だった。大学生って感じがしなかった」
しおり「私は、大学に通えなかったから実家でガーデニングしたり、悠々自適に過ごしてた。老後みたいな生活だった(笑)」
つぐみ「逆に私は辛かったな〜。せっかく受験頑張って、春からキャンパスライフだ!って思ってたけどそれができなくて。でも本当に辛かったのは授業が始まってからで、授業の大変さを共有できる友達が最初はいなかったから…」
まり「私の所属してる教育学部はオンラインでの交流が盛んで、それで仲良くなったかな。」
しおり「うんうん、会ったこともないのに、Zoomで恋バナとかしたこともあった(笑)」
画面越しで話さなければならない時期を経て、1年生の10月ごろからは、次第に対面の授業が増えてきたそう。
つぐみ「medien-lienがメンバー募集をしていることを知って、応募したのもその頃だった」
うるしー「それからは、medien-lienで『ケロケロ見聞録』の始動に向けて準備をしていったよね」
2,medien-lienの活動を振り返る
九州大学の共創学部生で結成されたメディアクリエイティブチーム・medien-lienでの活動では、主にラジオ番組「ケロケロ見聞録」の制作や広報に取り組んでいた4人。
そんなmedien-lienでの活動を振り返って印象的だったことや、そこから得た学びなどを聞いてみました!
うるしー「2021年の4,5月頃に、分からないことや苦手なことをカバーしてもらったり教えてもらったりした経験が、今の土台になっていると感じる。」
つぐみ「私は特殊なキャリアで…最初は2年間ずっとデザイナーで、途中から事務局長(団体全体のリーダー)をやっていて。
デザイナーの時期は、今考えれば成長に繋がったなと思うけれど、やっている当時はしんどい気持ちが強かった。デザイナーは団体の役割の中でも決められた仕事が多くて辛かった反面、自分が苦手な『決められたことをする』ことに向き合う時期だったから良かったのかな、と今は思う。
事務局長になってからは、自分が見えていなかったことが見えてくるようになって。メンバー一人一人と話す機会が増えて、チーム全体がうまくいくように考えて動いたりすることが自分に向いているなと気づけた。そのことは、就職活動で『自分が将来どういう仕事のスタンスを取ったら良いのか』を考える上ですごく役に立ったかな。
新しいことを生み出すのが好きなのか、淡々とタスクをこなすのが好きなのか、人と喋りながら物事を作り上げていくのが好きなのか、そこは人によって違うから。
medien-lienでいろいろな仕事をすることで自分の得意不得意や好き嫌いが分かった。将来の仕事を決める上で役に立ったなと思う。」
まり「私は番組プランナーとして、最初はアイデアが浮かばなかったり、発言したくても何も出てこなかったりすることが多かった。けど、途中で番組のタイトル決めの時に、自分なりのアイデアが採用してもらえるようになって。他の人は恥ずかしいかもしれないようなダジャレとかが、番組タイトルに必要な『キャッチーさ』に繋がることに気づいた。
そういう自分なりの役割を見つけられた時に、難しいことは言えなくても、キャッチーなことが出てくるのが、自分の強みなのかなと思えるようになった。」
うるしー「確かに、それぞれの役回りがあったよね」
つぐみ「自分の色が出せるパートが、会議の中で一つあったのが良かったよね。ツッコめる人や真面目にアイデアを出せる人、ちょっと変なこと言える人とか!」
しおり「私は初めはSNSマーケター、その後に広報チーム長をしたんだけど、最初の時期を振り返ると反省点しかなくて。他サークルの活動との両立が難しくて、いろいろギリギリになってしまった。私はどちらかというとやりたいことやアイデアは浮かんでくるけど、それをうまく計画したり実行に移したりするのが苦手なタイプなんだと思う。
そんなふうにずっとペースが掴めずにいたけど、途中で仕事を効率化できるようになったのは大きかった。例えばTwitterは予約投稿を活用してみたりとか。それはもっと早く気づけたら良かったなって思うけど、そのことは引継ぎ資料に残して、次の代につなげて行けたらなって思う。
広報チーム長になってからは、楽しいことが多かったかな。自分なりに『こうしたら良いんじゃないかな』と思っていた部分を変えたりしていけた。」
それぞれ壁にぶつかることもあったけれど、そこで試行錯誤することで得られた何かがあるんですね。
いろいろな仕事や役割があり、様々なことを経験できるmedien-lienならではなのかもしれません。
うるしー「medien-lienのキーワードの中に、『成長』という言葉は大きくあるよね。」
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いかがだったでしょうか。ここに書いたのは座談会のごく一部で、この他にも大学生活のあれこれを話したり、medien-lienの後輩へのメッセージもいただいたりと、盛り沢山な座談会でした。
参加してくださった4年生のみなさん、ありがとうございました!
次のステップである「大海」へと進まれるみなさんを、陰ながら応援しています。
3,SNS展開
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