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若様組まいる/畠中恵





積読本📚の中から、畠中恵さんの著書
「若様組まいる」を拝読📖しました。
(2022,3,4 読了)









本書は、”若様組シリーズ”の第2弾。
なんの因果か、私はなぜか畠中恵さんのシリーズものはいつも第2弾から読む羽目になる。
とはいっても畠中恵さんのシリーズものは、順を追って拝読しなくても楽しめる作品なので良いのですけどね。




舞台は明治初期、巡査になる為に再開された教習所に入ることになった旧幕府方の若様たちの物語です。
時代が江戸から明治へと変わり、教習所には官軍・平民・旧幕府方の息子たちが入り交じって巡査になるべく勤勉に取り組むのですが、お互いの思いがぶつかることもしばしば。
2ヶ月後に無事に卒業できるのかハラハラしながら拝読しました。




いわゆる青春物語ではありますが深みのある物語なので、胸を打たれる場面もあります。
基本的には若様たちの活躍が頼もしく、事件に巻き込まれてみんなで協力しながら解決していき、最後はバラバラだった生徒たちに仲間意識が芽生えてくる素敵な物語。
また、畠中恵さんは人物描写に長けた方なので、登場人物に愛着が湧き物語が終わるのを寂しく感じてしました。




この作品、映像化したものも観たいと私は思いました。
映像化されないかなぁ。。。








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