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ぼく モグラ キツネ 馬/チャーリー・マッケジー(著)、川村元気(訳)





読友さんにいただいた、チャーリー・マッケジーの絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」を拝読しました📖´-
(2022,5,21 読了)





こちらは話題になった当初から気になっていたのですが、なかなか手元に来ることがなく拝読できる日を待ち焦がれていたところ。
読友さんから贈り物として、私の手元に届きとても驚いたとともに涙が溢れ出てきました。
それほど嬉しかった絵本です。




そして拝読してみて。。。
涙で文字と絵が滲みながら、でも胸はポカポカと温かくこれまで冷え固まったものが溶けていくような感覚になりました。
水墨画のような優しい絵と心に寄り添ってくれるような言葉。
著者がおっしゃるようにどこから開いても心を掬ってくれるような絵本です。


前回読友さんにご紹介いただいた「迷子の魂」と同様、今の私に必要な絵本であると感じましたし、この絵本を私に今贈らなきゃと感じてくださった読友さんの想いも心に染み渡り、拭えど拭えど涙が止まりませんでした。



”いままでにあなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?”
ぼくがたずねると、馬はこたえた。

”たすけて”




私は”たすけて”の一言がなかなか言葉にできません。
心では”たすけて”と叫んでいるのに。
でも、私は有難いことに人に恵まれてはいるので、心の中で発した”たすけて”をキャッチしてくれる人に助けられここまできています。
だけどこれに甘えてばかりでいてはダメですね。
きちんと言葉にしないと。



今回もまた心の中の”たすけて”をキャッチしてくれた読友さんによって本書が届き、すんでのところで救われたのです。
本当に有難く、感謝してもしても足りないくらい。
先ずは心が悲鳴を上げてしまうような状況を作らないこと、人を頼ることも大切だということを忘れないようにしたいと思います。



そして、鈍感な私なので。。。
これからは自分が周りの人達の”たすけて”に気づけるようになっていきたいものです。




この絵本は、私の生涯の宝物のひとつとなることでしょう。








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