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恋愛映画はお呼びじゃない

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小説やら映画やら面白かったものを語彙力ない感じでまとめている備忘録
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『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んだら、一人旅に行きたくなった

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んだら、一人旅に行きたくなった

いつかは絶対に読まなきゃならんな~と思っていた村上春樹氏の本を読みました。どうして村上春樹氏の中でもこの本を選んだかっちゅうと、単純にタイトルが気になったから。
ラノベとかだとよくあるやんか、この長ったらしいタイトル。でも純文学系でこういう長いタイトル珍しくない? ほんで、長いタイトルって、タイトル読んだだけで大概のストーリーを想像できてしまうもんやと思っててんけど、こいつは一味違うぜ。タイトルを

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真っ暗な1LDKの部屋に無理やり光を捻じ込むような

創作にできることなんてもう何にもありゃしね~よ! って言う気持ちになった時に必ず聞く曲がある。これ。

1LDK/Reol

Reolは以前とあるフォロワーさんにおすすめしてもらってまんまとハマった。声の出し方とか質が椎名林檎と倖田來未の真ん中って感じでめちゃくちゃ好き。ちょっとハスキーでカッコよくて、でも甘さと大人の色気みたいなのもあって好みど真ん中。ちょっと前に競艇か何かのCMで「第六感」って

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やっぱりこの世界には、「知らなくてもいい」ことがある

やっぱりこの世界には、「知らなくてもいい」ことがある

私の大好きなライターの方がおすすめされてたもんで、速攻図書館に行って借りてきた。

ルポ西成。
日々の日記をほぼ全編関西弁で書いとるのでご存じやと思うけど、私は関西在住の関西人。けど、西成はマジで行ったことが無い。し、行ってはいけないと思う。でもやっぱり、どんな場所なのかは気になる。自分の身近に「日本一危険な街」があったら、やっぱり気になってしまうわな。
とはいえ「じゃあ行ってきます」とは出来ない

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インターネットができることがまだあるとすれば

インターネットができることがまだあるとすれば

とある本が読みたくて図書館に行ったら、ふと目についた本があったので衝動的に借りてしまった。

それがこの「インターネットは自殺を防げるか」。
結論から言うと、無学な私にはマジで分からんくらい難しかった。ただ一つ分かったことは、インターネットは「自殺を防ぐことができる可能性がある」。

ちゃんと読み込んで理解してないもんで上っ面だけの感想になるんやけど、インターネットで自殺を防ぐのは難しいんだと思う

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M-1終わりの余韻と、誰も傷つけないお笑いと、テーブルクロス引き

M-1が終わった後、有識者が一斉にお笑いに関するツイートをし始めるあの時間がめちゃんこ好きやなあと思ったりする。私はお笑い大好きやけど所詮「エンジョイ勢」って感じで、お笑いライブを全国飛び回って観に行ったりはせんし、漫才か漫才じゃないか論争に加わったりはせん。個人的に「お笑い」は馬鹿であればあるほど素晴らしいと思うし、意味が無ければ無いほどいいと思ってるし、意味が無いように見せかけて本当はめちゃく

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「てんどん記」を観て思う、コント師が逃げられない影

男性ブランコのコントライブ「てんどん記」を観ました。
1月1日で配信終わってるからなんか違法な観方したんじゃないかと思われそうで怖いな。12月30日に観たんやけど、自分の中で消化するのに時間がかかって気付けばこんな日付になってただけやで。ちゃんと正規の方法で観ました。

ご存じやと思うけど、私ラーメンズが大好きなんよね。今回観たライブ、うっすらとラーメンズの雰囲気が見え隠れしていたような気がする。

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俺達は、安心感を求めて「サバ女」を読む

今日、ついに「ピッコマ」をダウンロードしてしまった。理由は簡単。めちゃくちゃ広告が有名になってしまってネタにまでされてる「サバ女」の漫画を読むため。

おそらくもう知らん人はおらんやろうね。「サバ女」。
正式な漫画のタイトルは「私ってサバサバしてるから」。お世辞にも可愛いとは言えん微妙な年齢・見た目のキャラクターが、「カシオレなんか飲めな〜い」って言うてるあの広告ね。

あの漫画、読み進めれば進め

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これを読めば「私」が分かる2021年の振り返り

2021年が終わりますってよ!
みんなやっとるし、私もやっとくか……1年の振り返り的なやつ……

〇note
今年の4月からnoteの毎日投稿を始めた。ずっと日記はつけたいな〜と思ってたけど本当に続かんかった。インターネットに投稿すれば義務感も出るんやないかと思ったらまんまと続いたね。「続いた」って言うてええのか分からんくらい手抜きの日もあったけど、とりあえず毎日何かしらを更新したのでよしとする。

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みんな知ってるYoutubeは面白いって相場は決まっとんのよ

自分が観ているYouTube紹介します! っていうやつ、やっぱり一風変わったというか、コアなものを紹介しなければならないみたいな感じあるよな。でも、私はめちゃくちゃミーハーなんで有名どころしか観てないし、有名どころにしかハマらない。
とはいえ、好きなものを好きということ自体は超絶いいことやと思うので、私の大好きなYouTubeを紹介します。ただみ~んな知ってるチャンネルばっかりだと思うから、一緒に

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駄目人間、もがく「二十九、三十」

メンタルが終わってるので、お手本のような曲でお手本のように泣くことがある。別に何の曲で泣こうが笑おうが大人なのでどうでもいいやないかと思うけど、SNSどっぷり女はお手本のような曲で泣くのは何となく恥ずかしいことな気がしてしまう。「この曲で泣いてる奴w」みたいにどっかに晒されてしまうんやないかと、要らん心配をしまくってしまう。ていうか、音楽で泣く奴を馬鹿にする権利なんて誰にも無いんやけどな。音楽って

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「あたしを彼女にしたいなら」って言いてえ~

散歩のお供にSpotifyをシャッフル再生にしてるんやけど、久しぶりに「あたしを彼女にしたいなら」を聴いた。何回聴いてもええ曲やな、これは。

コレサワの曲は「たばこ」が一番好きなんやけど、まあ今回はその話は置いといて。
「あたしを彼女にしたいなら」は、西野カナの「トリセツ」的な曲で、私を彼女にしたいならこういうことやってね、やらないでねっていう条件をひたすら列挙するんやけど、これがまあ可愛い上に

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「わたしを離さないで」を読んで、救いようのない「リアル」と対峙する

「わたしを離さないで」を読んで、救いようのない「リアル」と対峙する

「わたしを離さないで」、挑戦は二回目。
昔、高校時代に一度挑戦したけど、何故だったか読まずに返却した思い出がある。なんでやったっけ。時間が無かったのか、読み進める気力が無かったのか。まあそんなことはどうでもいいけど、数年の時を経てリベンジ果たした。もっと早く読んどきゃよかったな、と思うのと同時に、あの時読まなくて正解だったなとも思う。今やからこそ読破出来たんかもしれんね。

ネタバレをしない程度の

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「POTSUNEN 〇~maru〜」の「丸の人」を語らせろ

「POTSUNEN」シリーズを、公式YouTubeに上がってる分は全部観つくしてしまった。最高やったな~、ほんまに。なんでもっと早くハマらんかったかな。もしもっと早くハマってたら、生の公演観に行く機会もあったかもしれんのに。

全部観た上で私が一番好きな公演はおそらく「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」。台詞ほとんど無しであれだけ人を笑わせるって何? しかも日本だけじゃなく世界の色んな人が観ても笑える

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ラーメンズを語らせろ

ラーメンズにハマり、小林賢太郎氏にハマったことはもう何回も何回もnoteに書いてると思う。私は有識者じゃないから無責任なことは何も言えんので、正直な感想を1個だけ。

こんな形で、名前がトレンド入りするのを見たくなかった。ただそれだけ。

それ以外はもう何も言わん。私は何も分からんので。小林賢太郎氏のファンになったのだってどうせここ1ヶ月の話やし。

いつもは前日に書いた日記を21時頃出してるんや

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