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【コロナ世代の進路と就活】学生と考える未来会議

先日告知していた、進路や就活について採用アドバイザーの原田英美子さんや実業家のみぞばたこうすけさんをお招きしてのzoom会議の動画をアップロードしました。
以下は当日参加してくれたりえさんがキュレーションしてくれた内容です。
70分分あるので長いですが文章の方が入ってくるという方は↓をご覧下さい!


2020.5.5 コロナで学生は未来をどう作るんだオンライン会議

― こんにちは!この会議に参加し、対話の纏めをさせて頂きます、Murakamiと言います。よろしくお願いします。

この会議は原田さん、溝端さんの2人のゲストをお迎えして対話していきます。対話を聞いて学生さん約15名、この会議に興味がある方々約5名がチャットで意見交換、そのコメントも拾い、時には対話に参加してもらい、会議を進めていきます。

このコロナ騒動で、学生さん達の就職活動に大きな影響を与えると思います。この局面を、現実的な問題を浮き彫りにしながら、色んな人達の意見を聞きながら参考にして、自分達の手で未来を切り開いていこう、という前向きな会議です。

議題内容は以下の通り

議題①「コロナの影響で希望の進路に進めない可能性もあるの?」
議題②「これから学歴はもっと大事になるの?必要なくなるの?」
議題③「今、学生が身につけた方がいい力ってなに?」

それでは始めましょう! ―

【会議前の3人打ち合わせ】

原田さん「こんにちは、はじめまして」

溝端さん「こんにちは、はじめまして溝端と言います」

原田さん「原田です、よろしくお願いします」

ポルさん「えっと原田さんは小川珈琲で採用担当をして、内定辞退率20年以上ゼロ、っていう実績を持ってらっしゃって」

溝端さん「へー!相思相愛感が凄い!」

ポルさん「「そんな採用でよろしおすか?(20年間連続内定辞退ゼロ!!)」って本も出版されています」

溝端さん「現役の時に出されたんですか?」

原田さん「今も現役ですよ~!今は社長室長してます。後、独立もしてEmy companyって会社もしてます」

ポルさん「本、これで~す(画面上で見せる)」

原田さん「はい、そうなんです。溝端さんはどんな御仕事なさってるんですか?」

溝端さん「僕は株式会社Untitled Groupで3つ程、1つは不動産、ビルや空き部屋の管理だったりの会社で、シェアハウスとソーシャルアパートメントの会社を1つずつ運営してます。後は、人材派遣の会社ですね」

ポルさん「コロナで失業された方に給料の先払いしてくれる仕事の紹介もしてるんですよね」

溝端さん「そうです。メッチャお金使ってます!もう貧乏です(笑)」

ポルさん「いやー、でもそれぐらいしないと。皆の事を考えると、って事ですよね」

溝端さん「そうですね。ギリギリの人は多くいるはずなので、出来る事は、って感じですね」

原田さん「凄いですね。なんか、このコロナでお互い大変でしょうけど、情報交換させてくださいね」

溝端さん「こちらこそです!お願いします!」

原田さん「お願いします~」

【学生さんの今の気持ち】
― 続々参加者がzoomに入る。進行の説明とゲストの紹介が進む ―

ポルさん「じゃあ、ゲストの紹介が終わったので、学生さんに聞きます。このコロナで不安を感じている人、zoomの機能の「手を挙げるボタン」で反応してください・・・9人ですね。

では1人お話聞いてみましょう。未来ちゃん、お願いします。不安ですよね。どんな事が不安ですか?」

未来ちゃん「はい。学校がいつ始まるのか不安だし、高3なんですけど、学校行事が出来なくて、人生最後の遠足無くなるのかな、とか悲しいです。後、勉強の事も不安です。思い出が作れなくなる、っていうのが一番の考え事です」

溝端さん「確かに」

ポルさん「9月入学案が出ているけど、今の3年生はどうなるのかな・・・なんか、色々な9月からの開始の案が出てる、ってチャットにもありますね」

溝端さん「今の3年生は一周遅れで入学案とかありますね」

shirobeさん「今のところは、一ヶ月ずつずらして五年かけてする案もあります」

未来ちゃん「自分の周りにも9月案賛成の人多くて、電子署名活動もやってます」

ポルさん「はい、そのあたりの話も後に展開させて頂くとして、ありがとうございます。ミュートしますね。

あ、言い忘れてましたが、いつも参加している哲楽対話のルールを参考にして、自己紹介をしないので、相手がどんな方なのか、気にせず話してください。

逆に不安じゃないよ、って人居ます?」

溝端さん「うん。聞きたい」

ポルさん「じゃあ、反応が一番早かったOkazaki君、お願いします」

Okazaki君「オンライン授業出来ているので、そんなに不安感じてないです」

ポルさん「学習面、って所だよね」

Okazaki君「海外を見てると、日本はそこまでコロナが酷くないような気がしていて、健康面でも不安はそこまで無いです。

経済面の不安が無い訳じゃないけど、まあ何とかなるんじゃないかな、ってポジティブに考えてます。」

ポルさん「さっき未来ちゃんが言ってたけど、思い出とか学校生活の、別の部分の所だよね」

Okazaki君「それも、寂しいんですけど、zoomとかで新しいコミュニケーションの形で埋めていけたらな、って思っています。」

ポルさん「(笑)この子、高校生なんですよ」

溝端さん「信じられへんですね!」

Okazaki君「すいません、老けてて」

原田さん「(笑)」

溝端さん「いやいや、凄い落ち着いてて、なんか、お任せしたいですよね、なんでも(笑)」

植田さん「考えがしっかりしてる!」

リワーキング小川さん「めちゃくちゃ大人!」

ポルさん「紹介して良いんかな?あ、良いそうなんで、高校入ってから学校つまらなくなって自分で学校を探したんだよね?合ってる?」

Okazaki君「そうですそうです。春休みだから、イギリスから帰ってきたら、戻れなくなっちゃって。」

原田さん「そうなんだ。イギリスの学校自分で探して・・・凄い!」

ポルさん「ね、凄いです。じゃあ、ありがとうございます。ミュートしますね。

じゃあ、最初の議題に入ります。議題①「コロナの影響で希望の進路に進めない可能性もあるの?」で、不安に思ってる人!・・・じゃあ、お話聞かせてください。」

西川さん「はい。自分は付属校だから、進学に関しては他の人と比べたら不安はそんなに無いと思うんですけど、特定の学部は英語検定の資格とか、特定の資格を持っていないと、その学部に入れないんです。

進路希望の最終決定も、3月入学か9月入学かで変わってくるんで、その時に資格取れてなかったら、って思うと不安です。」

ポルさん「ありがとうございます。ミュートしますね。」

Murakamiさん「行きたい学部に行く手段で、英語関係の資格を取らねばならない…なら、それは不安ですね。資格を取る為の勉強時間の計画が立てられないもんね。」

西川さん「そうなんです」

ellieさん「入試担当者の方には基準を臨機応変にみてほしいですね」

【学校教育と、生きていく事に必要な能力のズレ】
ポルさん「原田さん、西川さんの不安、どう思われますか?」

原田さん「就職においては、資格を取る事自体が重視じゃなくて、何故取って、どう活かしたいか、が大事ですね。資格重視で採用してる会社は、多く無いと思います。英語が使えないと仕事自体が出来ない会社とかは別として。」

ポルさん「資格を看板だけにしちゃいけない、って事ですよね。」

原田さん「学生さんが頑張って取った資格をどう評価するか、って所も企業の腕かな、って感じます。どうしても英語を活かしたい!って言うなら、日本以外も目を向けたら良いかも知れません。

このコロナの時期に、もう少し広い世界に目を向ければ良いのかな、って思います」

溝端さん「今、原田さんが話してくださった資格自体は重要じゃない、って話と、西川さんの不安に感じてる、行きたい所に資格自体が必要って、社会と学校が矛盾してますよね。

それって、どうなん?って。そこ自体が不安ですよね。」

ポルさん「なんか板ばさみですよね。原田さん、大学の方とお話する機会ありますか?あったら、学校の教育と社会の乖離の話とかされます?」

原田さん「キャリアセンターの方、企業の方とお話する機会がありますよ。乖離していると感じてる方が多いと思います

ただ、学校という組織において、トップダウンの考え方が影響しているみたいです。

広い視野で見て物事を判断するリーダーと、と自分の立場を気にするボスの違いだと思います。

学長さん学部長さんは、話をしていて、新しい事を取り入れようとするのがリスクと感じているのかな、と感じます」

ポルさん「教育現場に革命を起こす、って事ですか?」

原田さん「そうですね」

ポルさん「うんうんうん・・・チャットで、大学が勉学の場所よりも就職予備校になってる気がします、とありますね」

溝端さん「全くその通り」

原田さん「そうですね」

【進路選択の為に必要な考え】
ポルさん「チャット見ますね。植田さんの・・・調べてないですが、分野によってあると思います。

ただ、いま作られている進路が、コロナ前に作られているので今後、新しいライフスタイルができて来ると思うので自分ごとにできる社会の役割を自分なりに考えてみるのがいいかなあ。自分で進路を作るみたいな。

確かに、コロナ前と後では変わってきますよね」

原田さん「複数の仕事を持ってる、選択肢を持ってる事がこれからのチャンスだと思います。

組織に頼らず、って人も会社に必要だと思います。自分で立って歩く、みたいな。

溝端さんも、何か考えがあって、いくつもの事業をしているんじゃないかな?って思ってるんですが」

溝端さん「そうですね。僕、今めちゃめちゃ忙しいんですけど、事業を選択する上で、基本無くならない仕事を選択していて、インフラの仕事とかね。いつでも活躍出来る準備はしてた、って感じです」

原田さん「ホント、良い事おっしゃいますね。どんな人に、どんな風に役に立ちたい、って考えていくと、自然と進路は定まってくると思います。

何処の会社に入りたい、とかじゃなくて、若い人達にはそうゆう視点で見て欲しいな、と思います。どんな人に喜んで貰いたいか、って考えたら選択肢がいくつも広がるんじゃないかな、と感じました」

Okazaki君「なるほど!よく分かります」

ポルさん「それって、働くって事の本質ですよね」

溝端さん「間違いない」

ポルさん「今、チャットを見ていて・・・Kさん、コロナによってオンラインの機会が増えたことで、本当に出社が必要な仕事とそうでない仕事が見えてくると思います

そうですよね。店舗を持ってる店は弱いですよね、今。」

原田さん「サービスの内容が変わってきますよね。新たな価値観が生まれてくるチャンスと思います」

ポルさん「スポーツ選手を目指している人なんかは辛いですよね」

植田さん「夢…。甲子園に出る予定だった高校球児を想うと辛くなる・・・」

原田さん「大きな目標を達成するなら、今、出来る事をこつこつとしていくしかないですよね。今、本当に考える時期と思っていて、甲子園に向かって努力した期間が無駄では絶対無いですし。

どこかでやるべきことをやり続ける事が大事と思うし、プロにはなれないかも知れないけど、別の形で関わる事って可能なんじゃないのかな」

溝端さん「今、聞いてるのは高校生が多いと思うんですけど、目標、って点は、そんなに不安にならないでも良いんじゃないかな、って思います。

さっきの資格の話の「進路」っていう具体的な事は置いといて、生き方を考える、って所は後出しジャンケンな感じで有利かな、って。

選択しやすい環境に居るんじゃないかな、って思います。コロナで色んな利権が崩れていけば良いと思ってます」

ポルさん「チャット見ると・・・陽子ちゃん、安定した職がなくなる可能性を考えると、その場その場で自分が変わっていける、対応できる力が必要かもしれないですね。

そうですね、安定した職がある、って信じられてますよね」

【学歴は必要ですか?】
原田さん「一昔前までは、安定した大企業に就職する為には、学歴が必要だったから、議題②「これから学歴はもっと大事になるの?必要なくなるの?」って事が気になるんですよね

私の時には、まだまだ学歴は必要だったからね。」

植田さん「就職前提の学歴としたら、ある程度参考にするかもだけどそもそも大学を卒業してから就職という考え方自体が変わるかもしれない。」

溝端さん「質問拾って良いです?西川さんの大学決めが就職に直結しているという考えは払拭していくべきでしょうか?って。」

原田さん「はい。払拭してください。学歴見てる所もありますけど、賢人達は学歴じゃない、って気付いてますので

アメリカ音楽団も学歴を聞かずに、カーテンをして演奏を聞いて採用してます。

そうなると、大学は厳しくなりますけどね。」

ポルさん「仕事で社長の方とお話聞く機会ありますけど、学歴聞かない人多いですよ。逆に学歴にこだわる企業は生き残っていけるのか不安ですね。」

原田さん「そうですね、確かに某国立大に行くには勉強しなきゃいけないから基礎学力は身に付くとは思います。

そこは大事だし、そこを分かってて活かす事は大事と思います。ただ、単に学歴だけ見るのは違うと思います」

ポルさん「Okazaki君がチャットで、大学は学ぶところですよね。大学院は就職先送りにした人の行くところだ、と考えていらっしゃる方が一定数いる気がします。と。

院はわからないけど、大学はロスタイム、って考えてる人居ますよね。僕らの世代はメチャメチャ居たので。」

原田さん「本当に就職氷河期の時にはそうだったかも知れないけど、院はシステムが問題かな、ある程度論文を書いたら通ってしまうから。

私の時代だったけど、良い所に就職する為に私立から国立の院に行く、って人居ましたが、それは今、通用しないですよ。」

植田さん「がっつり2000年前半の就職氷河期に大学卒業しましたが、その時は学歴は大きかったですね」

ポルさん「陽子ちゃんがチャットで、どの進路に進んでも、自分で考えて自分から学んでいく方がいい…?どこに所属していても結局は自分次第という気がしてきました!って、仰ってますね。ホントその通り。

芸能事務所の養成所で仕事してたんですけど、養成所来れば芸能人になれると思ってる人多かったんですよ。

養成所って、環境を買ってるだけなので、大学も同じで、そこに行って何したいか、が無いと意味無いですよね。

これから、個人が自分で決めて自分で判断しなきゃならなくなってくると思うんですけど、今の学校教育だと、指示される方が心地良い、って人を育てていると感じてます。不味いな、って思っていて。

【学生が身に着けた方が良い力って?】
で、議題③「今、学生が身につけた方がいい力ってなに?」繋がるんですが、これについて、どう思いますか?」

溝端さん「まず間違いなく、変わっちゃいけない、って日本の風潮が僕は変と思っていて。

考えが変わる、意見が変わる、って別に良い事やのに、途中で諦めた感を出されるじゃないですか。

環境が変わっていくのは当然で、環境変わるなら、考え方変えなきゃ生きていけないのにね。

だから、気持ちの面で変わっちゃいけない、って思ってるなら、意識は変えて欲しいな、って思います。

なんか、変わっちゃいけない、って意識が人の将来性にブレーキをかけてる気がするんですよね」

西川さん「何かに向けて努力をしてて途中で変えることに勇気が出ないっていうのもあるのかなって思いました」

ポルさん「その意識、学校教育の影響と思うんですけど、学校教育って、答えありきだから、答えって変わらないんですよね。

今、必要なのは、答えが無いものを追い求めていく教育だと思うんですけど、間逆だから、受け入れがたいのかな。」

原田さん「うん、必要な力、適応力かな。ストレス耐性や付ける、ストレス発散方法を作るのも大事かな。人生上手くいかない事の方が多いので、気分転換を上手にして欲しい。」

植田さん「変化を受け入れる力/自らの失敗を受け入れて挑戦する力/答えがなくても手応えで自分軸を作る力

力ではないけど、感動する自分に気づいていること/頼まれもしないでもやってしまうことに気づいている/何に心揺さぶられるか、どんな曲や映画が好きかとかを深掘りしている/笑顔とか」

溝端さん「全部に通じると思うんですけど、変えれるものと変えれないものをハッキリ区別した方が良いって思います。自分に出来る事と出来ない事を分けて、自分に出来る事をしてたら、そんなに心配は無いんじゃないかな、って思います」

【授業は必要?】
ポルさん「今、チャットで面白い事言ってる人居ます。ほなみさんが、これ言ったら終わりですけど、もう"先生"は必要無くなってきているように感じます。オンラインでの授業も出てきていますし。って。理にかなってない授業は消える気がします、みたいな意見もありますね」

Okazaki君「学校という現場でしか提供できない学びが何か、この時代に考え直すべきだと思います」

ポルさん「先生の役割を見直さないといけないのかな、って思います。学び方を教えれる人、みたいな?コーチング出来る人かな?」

原田さん「メンターみたいな役割かな」

溝端さん「学校で教える中身、そもそも変えるべきやしね」

shirobeさん「僕は公立校出身ですが、やはり与えられる教育を変えようと思えど、現場の先生が追いついてない感じがあります」

Haradaさん「学生同士が教えあえる環境が必要だと思います」

植田さん「焚きつけるのが仕事になりそうですね」

ポルさん「自分の軸を探す機会・・・哲学を学ぶ機会が無いんですよね。生き方考える機会が。」

溝端さん「質問拾って良いですか?西川さんの、柔軟性があって夢を変えることが芯がないっていうのとどのように違うのか教えていただきたいです・・・めっちゃ良い質問じゃないですか」

ポルさん「うわ・・・難しいなあ、どう思いますか?(笑)」

溝端さん「この質問のテーマって、夢を変える事と思うんですが・・・芯、って定義を何にするか、って所ですよね」

ポルさん「そうですよね」

溝端さん「僕の中では「こう生きていきたい」っていうのが芯と思っているんです。で、芯の考え方と選択肢を変える事…この大学行きたい、いや、こっちの大学の方がやりたい事が出来そうだから、こっち目指そうみたいな、それはまた全然違う話かな、って思います。」

原田さん「答えが一つじゃないので、これは自分のやりたい事じゃないな、って感じたら、柔軟に違う環境に行けば良いし、自分の気持ちがスッと通る所、そうゆうのがきっとあるはずなので、それが芯なのかな?って思います」

ポルさん「行動原理が変わらなければ、行動は変わっても良いと思うんですよね。その行動原理は何か、ってしっかり考えないとね」

Murakamiさん「芯のある無し…根本の目的が変わらない人かな。ただ、手段が無数にあるから、やってる手段をコロコロ変えてる人は、端から見ると優柔不断に見えるかも知れないですね」

溝端さん「僕のゴールは「教育が面白くなれば良い」なんですけど、そこに辿り着く為に、今の事をしているんですけど、要らないなと感じたらやめますよ。

ゴールに辿り着く為の道って無数にあると思うから、どの道を選んでも良いと思いますよ」

ポルさん「このコロナの状況って、どう在りたいか、を見つめ直す時ですよね。今までやってきた事を変えざるを得ないから」

【家庭教育の重要性】
原田さん「コロナで自粛しているけど、家庭教育がますます重要だな、って思っていて。

採用担当の時には、両親から、何が一番大事と教わった?って聞くんです。その人の考え方とか見えてくるので。

コロナで家族と過ごす時間が増えてきて、ケンカもしちゃうし、嫌な所も目に付くかも知れないけど、この時間を本当に大事にして欲しい」

Okazaki君「核家族化、共働き家庭の増加も…そうですよね、家族はやはり大切だと思います」

植田さん「小学校3年の娘と3歳の男の子双子いるんですが、コロナ禍で、親の人間関係や人脈でその子の将来に大きく影響受けると思ってます」

【9月入学について】
ポルさん「Okazaki君から、かなり大きな事だと思うから、9月入学に関してどう思うのか聞きたい、とリクエスト頂きました。チャットで意見集めようかな。」

未来さん「色々と難しいことはあると思いますが、いずれ9月入学にするなら、今のコロナで世界が混乱している時がチャンスだと思います」

Okazaki君「会計年度との整合性も心配です、手間取りそう」

ポルさん「うんうんうん・・・じゃあ、ちょっとマイクを渡しますね。yamamotoさんお願いします」

yamamotoさん「はい。自分は4月入学のイメージがあって、桜の下でおめでとう、って言わないのは寂しいって思いがありますが、オンライン授業でも、分からない所が出てきたら人に聞きたいし、対面授業でしか出来ない事ってあると思います。」

4月始まりのまま行ったら、差が開いてくるので、いっそ仕切りなおして9月から始めるのが良いと思います」

ポルさん「shirobeさんが反対・・・意見聞いてみましょうかね」

shirobeさん「学習の問題からは賛成ですが、システム上はいまのところ反対ですね。9月にすると、法律を変えなきゃならないし、Okazakiさんもチャットで言ってるけど、会計の事もあるし、一番ややこしいのが学期を変えなきゃならない。今の政府に出来るかが不安です

それと、オンライン授業が出来る所と出来ない所で教育格差が生まれてるのが心配です」

ポルさん「確かに、としか言い様が無い・・・」

【学校って必要?】
ポルさん「これ、僕の個人的な考えなんですけど、学校の勉強って必要ですかね?もちろん小学校の読み書きそろばん、みたいな所は必要だと思うんですけど、高校3年生の授業って、アカデミックじゃないですか。社会に出て活用している人を見た事無いんですけど、どう思います?」

溝端さん「問題が多面的過ぎますよね」

植田さん「ポルさん突っ込みますね〜。確かに義務教育の基盤は明治政府が作ったものですから。古い。しかも戦後教育がいい感じで悪さしているし」

コワーキング小川さん「それぞれの学生にとって必要になる学習は違うと思うので、特に高校などで習う内容はもう少し融通を利かせる必要があると思います」

shirobeさん「いつでもだれでも多面的な教育がいいとおもいます」

Okazaki君「あと、社会人でも大学に行って、学びなおそうという動きがもっとあってもいいですよね。自分の学びは自分で選びとっていきたい」

溝端さん「バシッと答えを出すのが難しいと思うんですけど、あ、植田さんが言ってる事がまさにそれ、って感じですね。

政府の動きがどうだとかと、将来自分がどうありたいかはちょっと違うので、自分のありたい姿に近い動きができるコミュニティに身を寄せて行くことが大切ですよね

そう、政府が僕らの事考えてくれる訳では無いので、高校生は今の時期に、外的要因に左右されない自分みたいなのを作っていくのが良いんじゃないかな、って思います」

原田さん「どう動こうが、なにかしら損失を受ける人がいると思うので、その自分のせいでは無い人の損失をどうフォローしていくか、が政府だけに限らず、私達企業人にも必要なんじゃないかな、って思います」

【リアルな不安は何?】
溝端さん「学生さんが本当に不安な事って何?って気になってるから、聞きたいんですが・・・受験?就職?現状の勉強が進まない?」

shirobeさん「これから待ち受ける社会の変革が若干不安です」

未来ちゃん「将来は、対応していければいいと思ってるので、現状が不安です」

ほなみさん「受験も就職も先の事だから不安です」

溝端さん「何も決まってない事が一番不安なんかな?」

Murakamiさん「見通しが立たない不安ですかね?方向性がわからない不安?」

ポルさん「植田さんがチャットで、将来が不安。それって、コロナ関係ないですもんね、って(笑)」

溝端さん「違いない(笑)」

ポルさん「なんか、このあたりは大人と同じ不安抱えてるかな?皆同じ不安を抱えているから、変に安心しちゃう感じあるよね(笑)」

Okazaki君「ポルさんわかりますその安心感」

ポルさん「スポーツの面が不安か・・・吉田さん、話してくれますか?吉田さんは企業に所属してスポーツのアナウンサ-してる子なんですよね」

吉田さん「はい!えっと、9月になると、今、開催月が決まってるスポーツのイベントどうなるのかな、とか、選手さんの準備が間に合わなくなるんじゃないか、とか不安です」

ポルさん「うーん、そうだね。スポーツも出来るように日程調整になると思うけど、今、わかんないもんね・・・はい、ありがとうございます。他の人・・・チャットの意見拾いますね

MiYABiさんが、将来の選択肢をいくつか考えていて、留学や外国の方と一緒に参加する合宿に参加して、自分をみつめなおそうと思っていたので、本当にこの選択肢でいいのかが不安です。

合宿自体が中止になっちゃいました・・・」

溝端さん「あ~、見つめ直す機会自体が中止になったんや・・・」

ポルさん「それと・・・今自分がなにをするべきなのかわからないです。自分の好きなことをして過ごしていて大丈夫ですか…?って(笑)」

溝端さん「割と大丈夫なんじゃないですかね?」

ポルさん「僕もそう思いますけどね」

原田さん「私もです」

Okazaki君「自分のしたいことしかしてないです(笑)」

ellieさん「好きなことに没頭できる最高の時期だとおもうのですが」

溝端さん「僕、今27歳で、会社立ち上げる為に死ぬ程頑張ったんですけど、大学で遊んでた人の方が稼いでるなんて事ありますからね。この8~9年間の努力なんやったんねん、って普通にありますから。

だから、生き急がんでもなんとかなる、っていうのは間違いなくあると思いますね」

ポルさん「なんか、自分の好きな事をやってた時間って、後々振り返ってみると、人生の大事な答えになってたりヒントになってたりしますよね」

溝端さん「むしろ、その好きがわからん、っていう人も多いと思うんで。好きがわかってるって大きい事やと思います」

ポルさん「考えれば考えるほど前向きに捉えられますよね」

溝端さん「うん。感染する事以外、なんてこと無いですよ」

ポルさん「はい、ありがとうございます。お時間が来たので、これで終了致します。原田さん、溝端さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。お二方、一言何かありましたら、どうぞ」

原田さん「ありがとうございました。こうやって対話出来て、離れていても心が繋がれる、って事に感謝するのと、若い人の問題提起に大人達、社会がね、問題解決に力をいれないとな、って思いました」

溝端さん「はい、本当にありがとうございました。僕達大人や企業人が考えてる問題って、いかにテキトーか、って思いました。教育を大人達が話す時に、最初に言ってくれてた遠足行けなくて寂しいとか、あんまり出てこないんですよね。

こう言った生の声を聞けるのって貴重だし、今回は大人達が話したけど、オンラインでブレイクアウトルーム(参加者をグループで分ける)使って学生さんと話出来たらなあ、って思いました。意見を一杯聞いてみたいです」

ポルさん「是非しましょう!学生さんにもっと喋る機会をね!

えー、改めまして、ありがとうございます。第2弾も考えています。また、連絡します!」

― いかがでしたでしょうか。今回は人数の関係で難しかったですが、次回はもっと学生さんの声を聞いてみたいですね。ではまた!


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