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Mr.Childrenの【掌】を哲学してみる。
どーも、ポルです。
教育において哲学対話がとても重要だということを記事にしましたが、その実践の場として毎週水曜日の21時からオンラインで哲学対話サロンを実施しています。
その様子は↑のリンクの記事にもYouTubeが貼ってありますが、今夜もZoomで開催致します!
テーマは実験的に「Mr.Childrenの【掌】を哲学するっ!」と題して、ミスチルの楽曲を元に哲学してみようと思います。
主宰している僕としてはあくまで「桜井さんはこういうことを言っているはず」ということではなく、朴術的なアプローチで「こういうメッセージが自分には届いた」ということで良いと思います。
ぜひ下記の通りご参加頂ければ幸いです。
7月29日(水)21時00分〜22時30分
Mr.Childrenの【掌】を哲学するっ!
ルームリンク
[ https://zoom.us/j/4047597624?pwd=bWZIZmlQeVhEOGt0dmxGbXExbGdHZz09 ]
ミーティングID
[404 759 7624 ]
パスワード
[mazeltov]
※ 20時50分から参加が可能です。
※ Zoomの様子はYouTubeLiveまたはFacebookLiveにて生配信されます。
※ Zoomの表示名は【番組中に読んでいい名前】名前の前に【学年(社会人の方は肩書き)】と聞き専の場合は【聞き専】を書いて下さい。
例1:[高2]ぽる
例2:【聞き専】[飲食経営]ぽる
・顔出しNGの方は映像をオフにして下さい。
ちょっとだけ対話の前に僕なりにポイントになりそうなところをまとめておきます。
まずこの曲の中で一番印象を与えているサビの部分
抱いたはずが突き飛ばして
包むはずが切り刻んで
撫でるつもりが引っ掻いて
また愛 求める
解り合えたふりしたって
僕らは違った個体で
だけどひとつになりたくて
暗闇で もがいて もがいている
《引用:掌 / Mr.Children》
人間関係において、自分の心に反して相手を傷つけてしまうということかと思っていますが、一方で自分自身の中身でも「自分達は違う個体なのだ」と認識しつつも一つになることを望んでいる、という整理のついていない状態のように思います。その結果、暗闇でもがくことになるというある種の絶望が見えてきます。
色々かっ飛ばして後半の部分では、
ひとつにならなくていいよ
認め合えばそれでいいよ
それだけが僕らの前の
暗闇を 優しく 散らして
光を 降らして 与えてくれる
《引用:掌 / Mr.Children》
と締めているので、一つになろうとするんではなくあくまで個体であることを認め合うというスタンスが絶望から解き放って希望を与えてくれるというようなニュアンスに思います。
実はこれだとまだ言葉を表面的に取ると色んな解釈が出来てしまいます。
例えば「あなたはあなた」「私は私」という個人主義的に考えてしまうと、これはこれで「どーせ私たち孤独ですから。」みたいな卑屈な感じにも見えてしまいます。
これについては、
ひとつにならなくていいよ
認め合うことができればさ
もちろん投げやりじゃなくて
認め合うことができるから
《引用:掌 / Mr.Children》
と言っているので、そういうことじゃないんだなぁ〜と読める訳ですが、じゃあどういうことやねん。という話ですね。
歌詞のボリュームから言ってもあと参考になりそうなのはAメロ×2と2番のサビの終わりとCメロの部分くらいなので結構文章量としては少ないです。
僕らなら 求め合う寂しい動物
《引用:掌 / Mr.Children》
この僕らならという表現も気になります。
本来であれば”〜〜なら”の後はポジティブな方向性に向かうはずですが、どういう意味なんでしょうか。
ステッカーにして貼られた本物の印
だけど そう主張している方がニセモノに見える
《引用:掌 / Mr.Children》
これもどの立場からの意見なのかによって捉え方が変わります。
本物と言われているものを疑ってしまう自分の話なのか、ニセモノは往々にして本物だと主張するものだという話なのか。はたまたその他なのか。
きっとメロディという制約の中で(トップアーティストの場合それ以外の制約の方がキツイと思うけど)言葉を編むので、結果的に色んな捉え方が出来るようになるのだと思いますが、あなたはどんな風に捉えましたか?
もし今夜お時間が合えばぜひ一緒に哲学してみましょう!
また後日僕なりの解釈をまとめてアップいたします!
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