見出し画像

“教育”と“家族”の関係性について。

本日夜9時からzoomで“家族”について哲学対話をします。
毎週水曜日の夜に哲学する時間を設けようと企画してるんですが、もしご興味のある方はぜひコメントして頂くか、マゼルプロジェクトのページからお誘い連絡へ登録(公式ラインアカウント)をお願いします!

さて、僕が高校生と関わるようになって感じたことが、“教育”と“家族”の関係性の薄さ問題です。

例えばラジオの収録中に
「将来なりたいこととかあるの?」
と高校生に聞くとします。

「特にないんでこのまま見つからなかったら公務員目指そうかと思ってます。」
と答えた子がいます。

僕「え、なんで公務員なん?」

彼「やりたいことが見つからなかったらとりあえず安定かなって親と話してて。」

ちなみにこの話は“安定目指すなんて夢のないこと言うなよ”という話ではなくて、個人的には意思を貫く為にしっかり保険を用意することは必要なことだと思ってます。

僕「あ〜、たぶん親御さんは今の就活の話ってあんまり知らないと思うから仕方ないけど、たぶん公務員安定論みたいなのってもうないっていうか、むしろこれからの公務員は国の人口減ったら数減らさないといけないし超大変だと思うよ。^^;」

というような流れの話をしたんですが、この話の本質は「たぶん親御さんは今の就活の話ってあんまり知らないと思うから〜」にあります。
いつの間にやら“教育”という分野は“一部の人だけの専門分野”になってしまったんだな〜とこの時実感したのです。

そしてタイトルの“教育”と“家族”の関係性についてですが、僕は芸能の養成所にいた時に感じたことで親から子への一方的な“支配関係”にあると思えるご家庭が半数近くいた印象でした。
しかし実際は(説明するとややこしくなるので色々省いて言いますが)親と子は“相対関係”にあるべきじゃないかと思います。
つまり子供に学ばせる為には親も学ぶべきじゃないかということです。

“教育”の根本にあるのは“家族”であるはずが、いつの間にやら“教育”と“家族”が切り離されたことで、同時に”教育”と”社会”も切り離されることになってしまったというのが本質的な問題ではないでしょうか。
そして、本来は“親と子の相対性”こそ“家族の美しさ”の正体でもあるのではないでしょうか。

スクリーンショット 2020-06-03 10.13.23

長くなりましたが、今夜のzoom会ではそんな根深い問題に鋭く切り込んでいきたいと思っています!
ぜひご参加可能な方はご一報下さいませ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?