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余白時間

朝の涼しいうちに外に出て、近くのカフェでゆっくり過ごす。自然光がたっぷりと入るカフェを選ぶ。窓の外の木々を眺めたり、自分との打ち合わせ(ノートに思いつくことをひたすら書くだけ)をしたりする。

外が暑くなる頃に店を出て部屋に戻り、てきとうに昼食を作って食べ、掃除や洗濯をする。あとは本を読んだり好きなことをする。
どこにも出かけず、誰とも会わず、計画を立てず。どこまでも地味で勝手気ままな、私的休日の過ごし方です。

非生産的な時間を過ごすことが自分にはかなり必要で、それが心のコップを満たすことに繋がると知っているので、ただ無為に過ごしているように見えて割と重要なことをしております。

一時的に日常からログアウトして、心を自由にする。そんな「余白の時間」が日常を生きるためのエネルギー源になっています。

同じ店に毎朝通っていると、自分と同じような感じの人たちがちらほらいることがみえてきました。

ある女性は毎朝だいたい同じ時間に赤ちゃんを前で抱っこしながら来て、窓側の席に座る。穏やかな表情でうっとりと木を眺めたり、赤ちゃんと目を合わせて微笑んだり、をただ繰り返してリラックスタイム。しばらく経ったら「よし、」といった様子で帰っていかれます。
おそらく、子育ての合間に捻出した充電時間なのかな、と勝手に妄想しています。お母さんが穏やかだから、赤ちゃんも時折ケタケタと笑っていて、見ているこっちまで和みました。 

これから夏休みが本格化すると、お店はたちまち混んでしまうから、今のうちにしっかりと非生産的な時間をやっておこう。

読んでいただきありがとうございます。

写真:Unsplash、Marissa Grootes

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