mayuu

京都在住。種々雑多な事を少しずつアウトプットしています。

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はじめまして。

はじめまして。 年明けに、20年来の友人がnoteを薦めてれました。なんだか好機な気がしたので、気ままに書いていこうと思います。 記憶、記録、気持ちが動いたこと、覚えておきたいこと、気になることなど。 頭の中で散らばったままの種々雑多な事を、少しずつアウトプットしていけたらなと思います。 果たしてつづくのか。 文章を書くのは下手ですが、何事も訓練ですね。 よろしくお願いします。

    • 『スローターハウス5 』カート・ヴォネガット・ジュニア

      急に寒くなってしまったので、読書の秋というものを味わい損ねた感じなのですが、最近読んだ本。 『スローターハウス5 』(屠殺場5号) カート・ヴォネガット・ジュニア  伊藤典夫・訳 村上春樹が影響を受けた作家だということと、戦争実体験を書いたSF小説、というところが気になって手に取りました。 独特の、ちょっとへんちくりんな文体がよかった。翻訳あるあるだとおもうのですが、なかなかスルスルとは読めなかったです。海外ならではの独特のユーモアが時々ついていけなかったり。でも読み終

      • 喫茶店と祖父

        喫茶店のこととか、コーヒータイムにまつわることを書くのが好きなので、今日も書いてみようと思います。今回は祖父との思い出を。 3年前に亡くなった祖父とは、私が子供の頃からツーカーの仲で、相思相愛でした。感受性が強めなところも、生真面目なところも、神経症的なところも互いに似ていて、同じ気性を受け継いだ孫の私の心をよく理解してくれて、可愛がってくれました。 そんな祖父には子供の頃ちょっとした所作やマナーをよく躾けてもらっていたんですが、 そのうちの一つが、コーヒーをいただく時の

        • 日記 晩夏にトム・コリンズ、1Q84の青豆さんごっこ

          大抵の出来事やそこで感じたことを落ち着いて言語化できるようになるまでに、わりと時間の経過が必要なことが多い。今日は先月のことを書く。 8月○日。友人と入ったバーで、「トム・コリンズ」を初めて飲んだ。ジンをベースにレモンの搾り汁、炭酸水、砂糖のシンプルなやつ。これが美味しかった。友人はウィスキーを注文していた。 オールタイム熱波な8月の空気に、涼しい風がようやく少し吹くようになった頃の晩。友人の秀逸嗅覚のおかげで素敵なバーに辿り着き、清潔なカウンターでキリッとした佇まいのト

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        はじめまして。

          日記 本音の清々しさ

          アメリカにいるいとことLINEしていたらこんな写真をシェアしてもらった。道路工事の看板。 "Working for you Give us a BRAKE" 『お前らのために働いてんだ。 Give us a break!(←「文句言うやつはいい加減にしてよ」と「ブレーキ(brake)踏んでゆっくり走行してね」を掛けたダジャレらしい)』 「ご迷惑をおかけしてまことに申し訳ありません。ご協力をお願いします。」 じゃないところに、異国ならではの解放感を感じた。 日本は日本の

          日記 本音の清々しさ

          余白時間

          朝の涼しいうちに外に出て、近くのカフェでゆっくり過ごす。自然光がたっぷりと入るカフェを選ぶ。窓の外の木々を眺めたり、自分との打ち合わせ(ノートに思いつくことをひたすら書くだけ)をしたりする。 外が暑くなる頃に店を出て部屋に戻り、てきとうに昼食を作って食べ、掃除や洗濯をする。あとは本を読んだり好きなことをする。 どこにも出かけず、誰とも会わず、計画を立てず。どこまでも地味で勝手気ままな、私的休日の過ごし方です。 非生産的な時間を過ごすことが自分にはかなり必要で、それが心のコ

          余白時間

          浴衣の美

          今は祇園祭期間中で、つい先日まで前祭がありました。今は後祭の期間です。 後祭りは屋台露店がないのであまり混みません。そのぶん山や鉾をゆっくり鑑賞できます。 祇園祭といえば囃子方さんが鉾でお囃子を奏でる姿が楽しめますが、それを眺めていていつも感じることは、浴衣ってほんとうに素晴らしいなぁということ。 お囃子も勿論良いのですが、浴衣もなかなか素敵。 囃子方さんたちが揃いの浴衣を着て群れている姿は、なんだか粋だなあと思います。 おっちゃんも若者もみんな、スーツを着るよりよっぽど

          浴衣の美

          祭り

          楽器の生演奏を聴くのが好きです。ライブやコンサートホールに足を運んで聴くのもいいけど、駅ピアノのように通りすがりに出会うのも、悪くないです。 日常の忙しさと非日常な優雅さが同じ場で共存しているのって、すごく良いなぁと思います。 例えば、駅で切符を買っていたら背後から誰かの弾く久石譲の「summer」が染み込んできた、みたいな。 空間で仕切られていないが故の効果、みたいなものを感じます。 今日から7月ですね。京都も雨でしたが、祇園祭がじんわりと開始していました。 山鉾建ては

          空きっ腹に喫茶店のコロッケカレー

          夕方から雨が降り、肌寒かった過日。こんなにどんよりした天気なのに、いやどんよりしているからなのか、無性にカレーが食べたくなりました。 おうちのカレーではありません。喫茶店の、香り高くてスパイシーなビーフカレーです。 真っ白なごはんの上に気前よく盛られたビーフカレーが食べたくなったのです。 夕刻。目当ての喫茶店に迷いなく入り、メニューを凝視。 カツカレー、ウインナーカレー、ハンバーグカレー、オムカレー。めくるめくラインナップです。 ここは真剣に今の気分と対話するところ

          空きっ腹に喫茶店のコロッケカレー

          鑑賞日記 和田誠展

          本物の鑑賞は心の栄養、梅雨の養生。 和田誠展に行ってきました。ジェイアール京都伊勢丹にある、美術館「えき」KYOTOでやっています。 初っ端からハッとした。色彩も曲線も、こちらの心をたいへん躍らせる存在感。 「た、たたたた、、楽しい、、!」と童心も大人心も騒いで忙しかったです。 けっこう「え!これ見たことある。彼の作品だったの!?」と後で気付くパターンがチラホラありました。 たとえば子供の頃に観ていた「ゴールデン洋画劇場」。オープニングが彼のものだったと知ってびっくり。

          鑑賞日記 和田誠展

          冷えとり健康法

          暑い時期でも、いやむしろ暑い時期こそ、冷たい飲み物は美味しいし冷房は不可欠だしで、体はドンと冷えますね。 女の体に冷えは大敵ですが、そんな時でもなるべく女体としてのコンディションを良く保ちながら、ダメージをくらい過ぎずに生きる術として、わたしは冷えとり健康法を取り入れています。 冷えとりというのは、簡単にいうと「頭寒足熱」のこと。 下半身には臓器がないため、上半身よりも体温が低くなりやすくい。 上半身と下半身の体温差が開きすぎることが「冷え」なため、半身浴や、足湯などで

          冷えとり健康法

          半径1メートルの幸福

          写真:Unsplash 朝、お湯を沸かして何か飲み物をつくり、 そのままテーブルまで行かずに、台所の前で少し飲んでひと息つく。 ぼーっとする。鳥の声が聞こえてくる。 それが今のわたしの幸せです。 今朝は紅茶を。茶葉にお湯を注ぐ時の香りが最高のアロマになります。嗅覚の刺激って大事ですね。 赤くて明るい色に、目も癒される。 神経を落ち着かせたい時はクローブを入れたり、 気力が欲しいときは、きび砂糖をなんとなく入れる。 台所の前にいると落ち着きます。 食べるものをクリエイトす

          半径1メートルの幸福

          読後感『1Q84 』

          書店で平積みにされている村上春樹の新刊はひとまず熱りが冷めるまで手を出さないことにして、奥の新潮文庫の棚へ進み、「読みたいリスト」にあるまま手をつけていなかった『1Q84』の1〜6を棚からスッと引き抜いて、嬉々としてレジに進んだ5月頭。 GW中にBOOK1.2(文庫の1〜4)を読んで、ウィークデーに差し掛かってからBOOK3(文庫5.6)を少しずつ読み進めてようやく読了しました。 スリル、社会問題、宗教、歴史、民俗学、ときどきちょっとホラー、生活の美学、ファンタジー、ロマ

          読後感『1Q84 』

          コーヒーの講習

          写真:Unsplash、Anastasiia Chepinska 何かについて理由を聞かれたときに、「なんとなく」としか答えられないことが多いです。 掘り下げるとそれらしい理由は出てくるけど、それは辻褄を合わせるように捻り出した言葉なので、言い放った瞬間から本心とどこかズレが生じてしまう感じがあります。 先日、コーヒーの講習を受講してみました。 「コーヒーインストラクター3級講習会」 理由はやっぱり、なんとなく。 なんとなく聴いてみたい気がしたから。 zoomで1時間

          コーヒーの講習

          雨とお香

          写真:Unsplash、Cristi Ursea こんばんは。夕方からお天気が荒れてきました。 突然ですが、雨の日と、お香を焚くことは相性がいいそうです。 さっき、暫く部屋の隅で忘れられていた白檀のお香を見つけたので、箱から1本取り出して焚いたところ、それまであった低気圧からくる憂鬱な気分がすうっと晴れました。 香りには瞬時に気分を良くする・切り替える力があります。 今日みたいな湿度が高い日は香りが長く続くからゆっくり楽しめるし、目の前でゆらゆらと立ち昇る煙を眺めている

          雨とお香

          外国

          今日は少し肌寒かった。でも新緑は日に透けて綺麗だし、着々と初夏に向かっている空気を感じます。 約3年の空白を埋めるかのように、各地海外からの観光客でいっぱいですね。 ここも異国のダウンタウンさながら、朝も昼も夜も英語やラテンの言葉が飛び交っていて、こういう雰囲気は久しぶりだなぁと、ぼやけた記憶と今の空気感を照合する日々です。 団体客をかき分けながら歩くという、地味に使う反射神経を呼び起こすのも久しぶりのこと。 カフェにて。 左隣ではロックバンドTシャツを着たブロンドヘ

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