mayuu

京都在住。種々雑多な事を少しずつアウトプットしています。

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はじめまして。

はじめまして。 年明けに、20年来の友人がnoteを薦めてれました。なんだか好機な気がしたので、気ままに書いていこうと思います。 記憶、記録、気持ちが動いたこと、覚えておきたいこと、気になることなど。 頭の中で散らばったままの種々雑多な事を、少しずつアウトプットしていけたらなと思います。 果たしてつづくのか。 文章を書くのは下手ですが、何事も訓練ですね。 よろしくお願いします。

    • アメリカからのお土産 Trader Joe's

      仲良しのいとこがアメリカから一時帰国しているので会った。 2つ年上のいとこは幼い頃から食に対する好奇心と愛が旺盛な子だった。知らない味があれば何でも試したい。やったことのない組み合わせは、そこに失敗の危険性があろうと試したい。そしてびっくりしたり、がっかりしたりしたい。 味に保守的な子供だった私はそんないとこの姿を横で見ながらハラハラし、ギョッとし、同時に羨ましいなと思っていた。 彼女はいまは現地で臨床栄養士として病院に勤務している。 そんな彼女が帰国の度にお土産にくれる

      • 雨の日とアロマ

        出かけるとき、ハンカチに精油を数滴垂らして持ち歩くのが今のブームになっている。 ハンカチに垂らすのが面倒くさい時はボトルごと鞄に入れて持ち歩き、時々蓋を開けてかぐ。 香りは気分を一瞬で変えてくれるし、とくに柑橘系の爽やかな香りは気持ちをスッと軽くしてくれる。 梅雨時期。あと少しすれば終わりが来るとわかっているから耐えられているものの、やっぱり体はだるいし気分もくさくさしやすいしで、辛い。 そんな低空飛行な日々を乗り切るためのお守りのひとつ、頼りにしている。

        • 愚かでありたいという願望

          以前、「死にたい」という言葉の裏にはもっと詳細な本音があるはず、という考えを書いてみた。 それと関連して「もっと生きたいなぁ」と思うこともある。生きているのにそんなふうに思うのもおかしいが、この「生きたい」という言葉も、もっと細かく砕けば何かしら各々仕様の翻訳された言葉が出てくるんだろうなと思う。 私の場合のそれは「もっと愚かでありたい」だなと思った。 愚かでありたい。安心して、減速することなく、愚かでありたい。 大人になると安心して愚かであることがなかなか難しくなる。だ

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        はじめまして。

          夕日ウォッチャー

          夕日を見るために散歩に出かけることが最近の楽しみになっている。 スマホの天気予報アプリで日没時間を調べて、その30分くらい前からが一番夕日が美しく見えるらしく、その時間をめがけて程よい場所に辿り着くように逆算して歩く。 晴れた日限定のアクティビティだから、梅雨入りしたこれからの季節は見るチャンスが減る。さらに7月以降の夏本番になれば、もはや暑すぎて自分の体力的にそんな余裕がなくなるかもしれない。だから5月6月は集中的に見に行った。 夕方の空気にはその日への労いや、優しい

          夕日ウォッチャー

          マイボトル持参

          タリーズやスタバにいくときはマイボトルを持って行けば紙カップ代が値引される。タリーズは30円。スタバは22円。ということを忘れていたけどまた思い出したのでそうしている。 そのお店の商品でなくても良いから、わたしは家にあるサーモスの水筒を持参してそこに入れてもらっている。 節約的な意味で、自分が買わなくても良いと思うもの(紙カップ)を買わずに済むというのはストレスフリーでよい。 それに環境配慮方面のアクションができている心地よさもうまれる。 なにより退店時、ゴミ箱に寄らず

          マイボトル持参

          日記 豆花と朝時間

          市内に住む友人と豆花専門のお店でモーニングした。 台湾の朝ごはんといえば温かいトウジャンだが、その時はひんやりしたものが食べたかったので豆花にした。選べるトッピングは緑豆、ハトムギ、タロ芋団子、仙草ゼリーにした。 どんぶりサイズのお椀に運ばれてきたそれは、底に潜む豆花が半透明のきび砂糖シロップごしにチラッと見えている。スプーンですくって口に運ぶと、冷たくてほんのり甘くてぷるんとしている。 それが日に日に湿度を増す6月の気候と合っていた。ちょっと気だるくて疲れた胃にもぴった

          日記 豆花と朝時間

          土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」を読んだ 

          「楽しい」や「嬉しい」という感情は味わえるのに、どうして「死にたい」と思うのか。 著者、土門蘭さんが二年間にわたって受けたカウンセリングの記録を軸にしたエッセイ。 読みながら所々共感したり、私自身も内側を深く潜り、古い感情を拾うことになる。それを眺めたり気づきが起きたりしながら読んでいった。 所々で涙が止まらなくなったりもした。 この著者と全く同じではないが、似たような感情はわたしにも経験がある。同じように感じている人がいると知って安心したというか、嬉しかったというか。読

          土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」を読んだ 

          『スローターハウス5 』カート・ヴォネガット・ジュニア

          急に寒くなってしまったので、読書の秋というものを味わい損ねた感じなのですが、最近読んだ本。 『スローターハウス5 』(屠殺場5号) カート・ヴォネガット・ジュニア  伊藤典夫・訳 村上春樹が影響を受けた作家だということと、戦争実体験を書いたSF小説、というところが気になって手に取りました。 独特の、ちょっとへんちくりんな文体がよかった。翻訳あるあるだとおもうのですが、なかなかスルスルとは読めなかったです。海外ならではの独特のユーモアが時々ついていけなかったり。でも読み終

          『スローターハウス5 』カート・ヴォネガット・ジュニア

          喫茶店と祖父

          喫茶店のこととか、コーヒータイムにまつわることを書くのが好きなので、今日も書いてみようと思います。今回は祖父との思い出を。 3年前に亡くなった祖父とは、私が子供の頃からツーカーの仲で、相思相愛でした。感受性が強めなところも、生真面目なところも、神経症的なところも互いに似ていて、同じ気性を受け継いだ孫の私の心をよく理解してくれて、可愛がってくれました。 そんな祖父には子供の頃ちょっとした所作やマナーをよく躾けてもらっていたんですが、 そのうちの一つが、コーヒーをいただく時の

          喫茶店と祖父

          日記 晩夏にトム・コリンズ、1Q84の青豆さんごっこ

          大抵の出来事やそこで感じたことを落ち着いて言語化できるようになるまでに、わりと時間の経過が必要なことが多い。今日は先月のことを書く。 8月○日。友人と入ったバーで、「トム・コリンズ」を初めて飲んだ。ジンをベースにレモンの搾り汁、炭酸水、砂糖のシンプルなやつ。これが美味しかった。友人はウィスキーを注文していた。 オールタイム熱波な8月の空気に、涼しい風がようやく少し吹くようになった頃の晩。友人の秀逸嗅覚のおかげで素敵なバーに辿り着き、清潔なカウンターでキリッとした佇まいのト

          日記 晩夏にトム・コリンズ、1Q84の青豆さんごっこ

          日記 本音の清々しさ

          アメリカにいるいとことLINEしていたらこんな写真をシェアしてもらった。道路工事の看板。 "Working for you Give us a BRAKE" 『お前らのために働いてんだ。 Give us a break!(←「文句言うやつはいい加減にしてよ」と「ブレーキ(brake)踏んでゆっくり走行してね」を掛けたダジャレらしい)』 「ご迷惑をおかけしてまことに申し訳ありません。ご協力をお願いします。」 じゃないところに、異国ならではの解放感を感じた。 日本は日本の

          日記 本音の清々しさ

          余白時間

          朝の涼しいうちに外に出て、近くのカフェでゆっくり過ごす。自然光がたっぷりと入るカフェを選ぶ。窓の外の木々を眺めたり、自分との打ち合わせ(ノートに思いつくことをひたすら書くだけ)をしたりする。 外が暑くなる頃に店を出て部屋に戻り、てきとうに昼食を作って食べ、掃除や洗濯をする。あとは本を読んだり好きなことをする。 どこにも出かけず、誰とも会わず、計画を立てず。どこまでも地味で勝手気ままな、私的休日の過ごし方です。 非生産的な時間を過ごすことが自分にはかなり必要で、それが心のコ

          余白時間

          浴衣の美

          今は祇園祭期間中で、つい先日まで前祭がありました。今は後祭の期間です。 後祭りは屋台露店がないのであまり混みません。そのぶん山や鉾をゆっくり鑑賞できます。 祇園祭といえば囃子方さんが鉾でお囃子を奏でる姿が楽しめますが、それを眺めていていつも感じることは、浴衣ってほんとうに素晴らしいなぁということ。 お囃子も勿論良いのですが、浴衣もなかなか素敵。 囃子方さんたちが揃いの浴衣を着て群れている姿は、なんだか粋だなあと思います。 おっちゃんも若者もみんな、スーツを着るよりよっぽど

          浴衣の美

          祭り

          楽器の生演奏を聴くのが好きです。ライブやコンサートホールに足を運んで聴くのもいいけど、駅ピアノのように通りすがりに出会うのも、悪くないです。 日常の忙しさと非日常な優雅さが同じ場で共存しているのって、すごく良いなぁと思います。 例えば、駅で切符を買っていたら背後から誰かの弾く久石譲の「summer」が染み込んできた、みたいな。 空間で仕切られていないが故の効果、みたいなものを感じます。 今日から7月ですね。京都も雨でしたが、祇園祭がじんわりと開始していました。 山鉾建ては

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          空きっ腹に喫茶店のコロッケカレー

          夕方から雨が降り、肌寒かった過日。こんなにどんよりした天気なのに、いやどんよりしているからなのか、無性にカレーが食べたくなりました。 おうちのカレーではありません。喫茶店の、香り高くてスパイシーなビーフカレーです。 真っ白なごはんの上に気前よく盛られたビーフカレーが食べたくなったのです。 夕刻。目当ての喫茶店に迷いなく入り、メニューを凝視。 カツカレー、ウインナーカレー、ハンバーグカレー、オムカレー。めくるめくラインナップです。 ここは真剣に今の気分と対話するところ

          空きっ腹に喫茶店のコロッケカレー