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日記 豆花と朝時間
市内に住む友人と豆花専門のお店でモーニングした。
台湾の朝ごはんといえば温かいトウジャンだが、その時はひんやりしたものが食べたかったので豆花にした。選べるトッピングは緑豆、ハトムギ、タロ芋団子、仙草ゼリーにした。
どんぶりサイズのお椀に運ばれてきたそれは、底に潜む豆花が半透明のきび砂糖シロップごしにチラッと見えている。スプーンですくって口に運ぶと、冷たくてほんのり甘くてぷるんとしている。
それが日に日に湿度を増す6月の気候と合っていた。ちょっと気だるくて疲れた胃にもぴったりだった。おやつのような、健康的な食事のような。その曖昧さが好きだ。甘くてやさしいのに栄養まで補えて、心が満ちた。
そのあと近くの商店街の中にある喫茶店でアイスコーヒーを飲んでシャキッとして、友人は自転車で帰って行き、わたしはそのまま散歩しながら帰った。9時集合、10時半解散。
子供達が公園で遊び始めた。野良猫が道を横切る。
まだまだここから1日が始められる。
そんな朝活みたいな会合は、すばらしい。
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