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つらい坐骨神経痛について

こんにちは

老若男女問わず、
坐骨神経痛に悩まされている方が多いと思います

私も三十代の頃、まさかの坐骨神経痛に
悩まされたことがあります

それまでは中高年の方が罹る病気だと思っていたら
まさか若年層も関係ないわけではないようで
痛くてなかなか治らなくで診察を受けて
『坐骨神経痛』と診断され、驚きました

坐骨神経痛とは

実は坐骨神経痛は病名ではなく
下肢にあらわれる症状の総称で

おしりから下肢にかけて痛みやしびれが続く
状態を指すそうです

坐骨神経は、坐骨を通りおしりの筋肉である
梨状筋(りじょうきん)を抜け、
足へ向かう末梢神経のひとつです
末梢神経は、脳と脊髄からなる中枢神経と
体の各部を結び、体を自由に動かしたり
温度を感じたりする伝導路で、
主に3つの神経から構成されています

1.運動神経
脳から指令を送り、体の各部位を動かす神経
2.知覚神経
痛みや温度などの感覚を、皮膚、筋肉、
関節を介して中枢に伝える神経
3.自律神経
意志とは無関係に、内臓、血管、腺などの機能を
調整する神経

普段、下肢が自由に動かせたり
バランスよく歩く事が出来るのは
末梢神経である坐骨神経がしっかり働いてくれる
おかげです

神経というと、細いイメージがありますが
坐骨神経は末梢神経の中で一番太いそうで、
サイズはボールペンくらい、長さも1mもあるそうです

この長い坐骨神経は、
総腓骨神経 (そうひこつしんけい)と
脛骨神経 (けいひこつしんけい)に分かれ
腰椎から足の指まで伸びているそうです

その為、何らかの原因で
この坐骨神経に問題が生じると
この神経の通り道でもあるおしりから下肢にかけて
痛みが引き起こされます

坐骨神経痛が起こる原因とは

坐骨神経痛を引き起こしている原因は
さまざまあるそうですが
主な理由として腰椎疾患があげられるそうです

・腰椎椎間板ヘルニア
・梨状筋症候群
・変形性腰椎症
・腰部脊柱管狭窄症
・腰椎すべり症
・脊髄腫瘍
・骨盤内腫瘍

私はこれらのどれかに当てはまっていたのかは
全く記憶にありませんが

当時体重が重かったのが痛みの原因なのではと
言われました…

坐骨神経痛の症状の特徴とは

坐骨神経痛の痛みは、自覚症状であるため
本人にしか分かりません
そのため痛みの表現もさまざまで、
しびれはビリビリしたりピリピリしたり
チクチクしたりジンジンしたり、

痛みはズキズキしたり、などと
感じ方や表現も人それぞれらしいです

痛みの場所は坐骨神経が通っている
おしりから下肢にかけて起こり
片肢に症状が出る場合がほとんどですが
両肢にあらわれる事もあるそうです

症状が悪化すると歩けなくなってしまうことも
あるそうです

坐骨神経痛の主な症状

以下ような状態が1つでもある場合は、
坐骨神経痛である可能性が疑われます

・おしりから下肢にかけて痛みがある
・長い時間立っている事が辛い
・腰を反らすと下肢に痛みやしびれを感じる事がある
・おしりの痛みが強く、座り続ける事が困難
・歩くと下肢に痛みが出るため歩けなくなるが、
 休むと歩く事が出来る
・体をかがめると痛みが強くなる

ほかにも、尿失禁や頻尿など、排尿障害があったり
会陰部がしびれたり、ほてるなどの
異常感覚があるなどしびれや痛みだけでない症状も
出ている場合は、重度の腰椎疾患が疑われるので、
早めに医療機関を受診した方が良いと思います

自己診断は危険?

坐骨神経痛は上述した病気により
坐骨神経が圧迫を受けることで強い痛みが生じます

また、慢性化する可能性が非常に高いので
自己診断は非常に危険です

坐骨神経痛の約9割は腰椎椎間板ヘルニアだそうで
若者を中心に発症するケースが非常に多く
反対に中高年の間では変形性腰椎症を発症する
ケースが多いそうです

ごくまれに脊髄腫瘍や骨盤内腫瘍による
坐骨神経痛もあるそうなので
坐骨神経痛を放置するのは危ないですね

そのため、痛みが続くなぁと思ったら
医療機関を受診した方が良いと思います

坐骨神経痛の主な症状

坐骨神経痛の症状は
基本的に以下の3つのケースがあるようです

1.椎間板ヘルニアのように
 上体を前に倒すことができないタイプ

2.脊柱管狭窄症のように
 後ろに反ると痛みが生じるタイプ

3.1.と2.を合わせたタイプ

3.のタイプは、前にも後ろにも動かせす
生活に大きな支障をきたしてしまうそうです

痛みが長期化すればするほど
精神的に追い込まれてしまこともあるそうなので
恐ろしいですね…

坐骨神経痛の治療

坐骨神経痛の治療で、
いきなり手術というケースはあまり多くないそうです

治療の効果がみられない場合や
他の臓器に何らかしらの障害が起こった時に限り
手術が行われるそうです

リハビリをしたり、コルセットを巻いたり、
物理療法として、温熱療法やマッサージ療法、
低周波電気療法に赤外線やマイクロ波による治療、
骨盤牽引などで、主に血行を良くしし
痛みをやわらげる治療法もあります

そのほかに痛みを抑えるためには
非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)や
アセトアミノフェン、神経障害性疼痛治療薬、
オピオイド、鎮痛補助薬、ステロイドなどの
薬物療法をおこなうことがほとんどのようです

薬物療法の基本は、
坐骨神経痛の痛みと症状を和らげるためのもので、
上述した薬剤を病態や症状に合わせて
使い分けながら様子を見る、
という方法を取るそうです

痛みがひどい時は
ブロック注射もする場合もあるそうですが
これはこれで痛い…

残念ながら直接坐骨神経痛を治す薬というのは
現時点ではないそうです

そうなると、薬物療法だけに頼るのも
考えものだなぁと思います

それよりも、運動不足になってしまうと
体中の筋肉が硬くなっていまい
何でもないちょっとした動作でも
体を痛めてしまうので、
出来る範囲内でいいので運動を習慣化しましょう

日頃からウォーキングやストレッチなどの
適度な運動は効果的です

そのほかにも
動物性たんぱく質、砂糖、アルコールなどを
控えるなどの食生活を見直し・改善してみたり、
できるだけ体を冷やさないようにし、
入浴の際はシャワーだけの生活ではなく
温かいお湯に浸かり、体の芯から温めるようにしたり
やさしくマッサージしたり

日頃の生活習慣の見直しや改善が重要だと思います

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

私の場合は当日太っていたことと体の冷えが
引き起こしたのではないかと言われましたが

その頃は本当に自分の体のことについて全く無関心で
運動や食生活について
真剣に考えたことがありませんでした

心身の病からダイエットで学んだことは
当noteに蓄積しております

お陰で今は坐骨神経痛とは無縁の生活を送っています

やはり健康意識が高まり、
心と体に良い事を継続することによって
健康な体は作られるものだと思っています

これはどんなことでも当てはまることですね◎

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