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年末年始太りしないために、出来ること

こんにちは

今年はパンデミックの影響で
健康への意識や、働き方などが
大きく変化した1年だったと思います

今日は年末年始の食生活について
お話ししようと思います

年末年始に限らず、
普段食べ過ぎたと思った時にも
是非実践していただけたらと思います


年末年始はイベント続きでつい食べ過ぎてしまう

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クリスマスや大晦日、お正月と
年末はイベント続きです

今年の年末年始は思うように外出できなくても
美味しいものは、たくさん食べたい…

けれど、太ってしまうのが心配…

特に今年の年末年始は不要不急の外出を
控えるように過ごせ、と政府が訴えていますし

新年をまたぐように大寒波もやってくるようで
尚更巣篭もりさん状態になるでしょう

そうなると、食べても運動不足になってしまいますよね


食べる量を制限するのではなく、
おいしく健康的に食事を楽しむ方法や、
食べ過ぎた時にリカバリーする方法を
お話しします


1日の食事の適切な量を認識しておく

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まず、食事やお酒の適量を
知っておくことが重要です

どれだけ普段の食事や飲酒量から
今回摂取した量がオーバーしたのかがわかれば、

リカバリーの目安も立てやすくなります


1日の食事の適切な量は
カロリーで計算することができ、

医学的には推定エネルギー必要量(kcal/日)
呼ばれます

平均的には成人男性では約2500kcal、
成人女性では約2000kcalです

体重や年齢、そして
どの程度運動しているか(身体活動レベル)
によって若干数字が変わるので、

興味のある方は厚生労働省や
日本医師会のページから
一度計算してみてはいかがでしょうか


このカロリーを、具体的に食事に含まれる
主な栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質)
に分けると、

炭水化物はこのカロリーの半分くらい、
脂肪(脂質)は3分の1くらい、
残りはたんぱく質となります


成人女性なら単純計算で1日に
炭水化1000kcal
脂質600kcal
タンパク質400kcal
くらいとなります


最近の外食メニューやコンビニ弁当などには
栄養素毎のカロリーが表記されている場合が
多いので、
この基準を参考にすると良いと思います


夜においしいものをたくさん食べる予定の日は、
ここから逆算して朝昼を控えめにしておくのも
効果的です


塩分にも気をつける

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またカロリーとは別に、
塩分も高血圧などの生活習慣病に関わる
重要な指標です

お酒のおつまみは塩分が多いものが
好まれる傾向にあると思いますし、
特におせち料理は保存のため
塩分が多く含まれています

1日の塩分は7~8gが適量ですが
年末年始はこの数字を余裕で超えてしまう
恐れがあります

しかし、長期の過剰摂取のほうが問題なので
翌日以降の食生活で、
減塩を心がければ大丈夫です


アルコールの適量も把握する

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また、お酒はアルコール20gが適量で、
具体的には
500ml缶のビール1本
日本酒1合またはグラス2杯のワインが目安です

そして、お酒はゆっくり食事と一緒に楽しみましょう

空腹時はアルコールが急激に
胃から吸収されることで
悪酔いの原因になります

飲んだお酒と同量の水分を
チェイサーとして飲むことで
アルコールを体内で薄めて
利尿作用を軽減して体が脱水症状になるのを
防ぐだけでなく、

肝臓のアルコール分解の負担を減らして
肝障害を抑制することもできます


空腹状態でお菓子やパン・ご飯を食べるのはNG

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食事中のポイントとしては、
食べる順番や食べ方がとても重要です


空腹状態でお菓子やパン・ご飯を食べると
血糖値が急激に上昇し、
インスリンというホルモンが分泌されます

これは血中の糖を肝臓などに取り込ませて
脂肪を合成させることで
体脂肪を貯蔵する手助けをします

これを防いでくれるのは
野菜やキノコ類といった食物繊維を含む食品
です


これらは消化吸収がゆっくりであるため
血糖値の上昇をゆるやかにする作用があります


可能ならメイン料理の約30分前、
遅くても10分前には食べるようにしましょう

また、よく噛んでゆっくり食べることで
消化の手助けになるだけでなく、

脳の満腹中枢を刺激することで
少ない量でも満腹感を得ることができ、
食べすぎ防止にもなります


食べたらすぐに寝ない

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また、食後は
『食後すぐに寝ると牛になる』
ということを聞いたことがあると思いますが

医学的にも食後すぐ寝ることは
推奨されていません


睡眠によって胃腸の働きがおさまり、
食べ物が消化吸収されないまま
体内に残るだけでなく、

逆流性食道炎の原因にもなります


就寝の2~3時間前までに食事は済ませておいて
特に食べすぎた日は胃酸が逆流しないよう
上半身を枕で高くして寝るようにしましょう


オーバーしたカロリーは翌日以降に清算

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翌日以降は、少しずつオーバーしたカロリーを
清算していくことが重要です

食べ物から摂取した糖質や脂質は
一度肝臓に蓄えられ、

エネルギーとして使われなかった分は
約2日後に体脂肪として身体に蓄えられます


なので、たくさん食べた日の後は
とくに2日間、
食事や運動に気をつけると良いのです


翌日だけ一気に頑張ろうとするのではなく
数日かけて少しずつ取り組むのがよいでしょう


断食は逆効果

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よく前日に暴飲暴食をしたからといって
断食をする方がいますが

これは代謝を下げ、
消化吸収やエネルギーの消費を抑えてしまうため
逆効果です


少ない量を規則正しく食べることで
胃腸の動きを活発にし、
代謝を上げることで
効率よくエネルギーを消費することができます

もしプチ断食をするならば
胃腸を休める目的として、
適切なルールや方法に則って行うようにしてください


具体的には、
カフェオレをブラックコーヒーにする
おかずやご飯の盛りつけを控えめにする

のような、少し変化をつけるだけでもOKです

盛りつけは小さい器にすると
視覚的にも満足感が得られ、
青っぽい器にすると
食欲を抑制されると言います


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

食事を楽しむときはしっかり楽しみ、
その前後で生活習慣を改善することで

健康的で楽しい年末年始を過ごしましょうね


それでは今年最後の他業に行ってまいります!

※お店は12/30までです

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