2023.12.25(ふしんかん)
えー。プレゼントあるじゃん。えー。
朝から子を友だちの家に送る。映画に行くんだって。行きは友だちのお母さんの車で、帰りは自分たちで電車で帰ってくるって。初めて聞いたけど。ちゃんと言えよ。いってらっしゃい。
ギターのレッスン。次はあいみょん。16をひたすらやるのだ。
子は昼過ぎに帰って来てそのまま友だちの家で遊ぶ。ほんで話を聞いてみたら。映画とお昼ごはんは許可したが、子どもだけでゲーセンに行ってしかも渡したお金全て使ったと。信じられない。あれだけ言ったのに。大説教。ズル、嘘、ごまかし、ルールを破る、約束を破る…。最近目に余る。調子に乗っている。それじゃあ信頼関係が築けないよ。しばらくは目を光らせる。自分の首を絞めるだけなのにな。小学生だけで映画はもうダメ。ああもう。
なんだか自分だけいろいろうまいこといってない感じがしてしまう。やだー。
↓最近読んだ本↓
『ぼくが子どもだったころ』エーリヒ・ケストナー
ケストナーの自伝。子どもだったころはもちろん生まれる前の祖先のことまでたっぷり。働きづめの母親、個性的な先生たち、大金持ちになったおじさんなどに囲まれて過ごした子ども時代。完璧になろうとする母親、その重い期待と愛情に懸命に応えるケストナー。軽妙でユーモアあふれるエピソードからもどこか感じ取れる光と影。子どもの頃に影の部分を経験しているからこそケストナーの物語は徹底的に子どもの側に立っているし、子どもの側に立ってくれる大人がかならず登場してくれるのかもしれない。