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2023.1.3(トムテ)

朝。今日も雪。コーヒーを淹れる。甥っ子たちがいないので静か。実家って感じ。
午前。古本屋。子がジジとポケカを買いに行くというので便乗して途中で降ろしてもらう。迎えにくるまで物色。6冊購入。中勘助「銀の匙」河合隼雄「物語とふしぎ」「調香師の手帖」「ベルリンうわの空」2冊とギタースコア。まだまだ買いたかったが時間切れ。子はせっかく来たのにポケカが売り切れでなかったらしい。帰りにあちこち寄るもやっぱりない。ま、しょうがない。京都に戻ってからだな。
午後。子とゆっくり過ごす。はとこも来て遊ぶ。私も遊びながら、途中で書きものをしたりギターを弾いたり荷物を整理したり子の宿題を見たり。
夜。そのままはとこたちと一緒にごはん。明日戻るからね。さらに荷物の整理。来た時よりパンパン。なぜ?
子は最後の夜時間を楽しんでいる。その間に書きものと読書。子が眠れないと半泣き。眠れなさを味わったらいい。

●最近の読了本『トムテと赤いマフラー』
風に飛ばされた女の子の赤いマフラー。拾ったのは旅をしていたトムテ。旅の途中で赤いマフラーは大活躍。飛ばされちゃってもトムテの役に立ったならまあいいか。
北欧スウェーデンに伝わる小人の姿をした妖精・トムテ。古い家の床下や農家の納屋にひっそりとすんでいてその家をいつも守っているらしい。北欧の人はクリスマスになると一年の感謝を込めてボールに入れたおかゆをトムテのために置いておくらしい。見えない存在を大事に想うこと。こういう文化や風習は残ってほしい。世の中がどれだけ進化して科学的ななっても日常の中のファンタジーは守っていきたい。こういうのを内面に持っているか持っていないかって人間としての深さが大きく変わってくると思うんだよねえ。

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