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2021.11.15(主と脇)

7時。寒い。起きたくない。起きられない。コーヒーを淹れる。お弁当を作る。子を起こして送り出す。「バイプレイヤー」を観ながら準備。ギターの練習少し。仕事へ。新規選書、3年文庫選書、2年と5年の文庫対応など。コミック解禁と雑誌のバックナンバー活用に向けて動き出しそうだ。ダメダメ言ってないでやれることはやればいい。制限するからうまくいかないんじゃないかしら。帰ると子が鍵を忘れ玄関の外で待っていた。自撮り写真をメールで送ってくる。おもちゃの剣を振り回して見えない敵と戦っている。子は個性的でおもしろい。そのまま好きなように生きていけばいい。相変わらずチャレンジ本を悩み中。いろいろ借りてきたので読みながら考えて決めていこう。本を読んで寝る。

●読了本『ギヴァー 記憶を注ぐ者』読んでいて最初から感じる平べったい違和感。同化されたコミュニティで生きる人たち。そこは平坦に均一化された世界。不都合なものや規格外のものを排除して管理された世界。当事者たちも気づかないところで少しずつ想像力が欠如し、考えることをやめていった世界。その恐ろしさがじわじわと漂う。人間は全能ではない。地球や自然の中に生きる一部。何でもできると思ったら大間違い。決定的に愚かな面が多々あることを認めましょう。多様だから、理解を超えたものがあるから、この世は生きがいがあるんじゃないのかなと。感じて考えて。自然に近い子どもの方が上手なのかもしれない。色や音楽などの芸術の尊さも思い知る。いやあおもしろかった。

●今日読んだ本 何のために学ぶのか、ひとり、考える練習をしよう、雑草はなぜそこに生えているのか、ずるいねこのはなし、坊っちゃん




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