2022.9.19(来るってよ)
7時だよと子に起こされる。朝ごはん。コーヒーを淹れる。子をバスケに送り出す。オレンジTとおニューのハーパン。その間に私はギターのレッスン。自分では気づかないクセ。目から鱗的な。
子の居ぬ間に近くのコーヒー屋さんへ。本でも読みながらまったりしようと。しかしコーヒーとケーキが届いたところで練習中止だってよ。暴風警報だってよ。せっかくのケーキとカプチーノを一気食い。もったいない。タイミングな。子を迎えにいく。
台風が来る。車もないしどこも早終いするらしいし家に篭る。子とバナナジュースを作る。子と風船で遊ぶ。子の横で本を読む。子とピアノの練習をする。子と映画を観る。「パディントン2」。私はほぼ本を読んで観ていなかったが子は時折爆笑。「ポパイ」も観る。またもや爆笑。ポパイの声が昔のスネ夫で中身が頭に入ってこなかった。外のテントにふたりで潜り込んでみる。台風で構えていた割には雨風はそれほどでもない。湿度は高くてむあっとするが。
夜ごはんを作る。ハンバーグ、揚げ出し豆腐、春雨スープ、漬物。子は歯が抜けそうで抜けずなかなか食べられない。お茶漬け。夜は書きものと音楽と読書。
雨が降ってきた。雨の音はよき。
●読了本『ドミトリーともきんす』
不思議な学生寮「ともきんす」に住む4人の寮生さん。朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹。世に出る前の彼らとの架空の交流を想像して、科学の言葉を読み返す。シンプルな書体とひんやりとした雰囲気、佇まい。わかるようでわからない。それでも何とか彼らの考えていることに近づいていく感覚。これはおもしろい。難しいからおもしろい。何度も読んだら科学の中にある詩に私も近づけるかしら。
●今日読んだ本 ひとり飲みで生きていく、一緒に生きる、ゴフスタイン、お弁当のじかん、本屋になりたい、Casaブルータス