atelierてらこや_まゆみ

色の世界を探究する絵描き。オリジナルのにじみ絵ワークを中心に、出張絵画教室atelie…

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色の世界を探究する絵描き。オリジナルのにじみ絵ワークを中心に、出張絵画教室atelierてらこや主宰。展示さんくちゅありぃ場所募集中。 てら〜地球〜 の こ〜子達〜 の や〜屋〜 となることを目指してアート活動を広げています。

マガジン

  • 自由ってなんだい

    助産院で妊婦さんや産後のお母さんをベースに 色のワークショップをしています。未就園児から、老人まで出張絵画教室もやっています。その日々に感じた事をまとめてみました。

  • 色の瞑想ワーク

最近の記事

勉強するということについてⅢ

こうやって徒然と書き連ねると、とても熱心な大人に見える、、、けど、ほんとうなら宿題なんかやらなくていいと思うし、ましてや書取りを音読してた時なんかは、ほんとに面倒くさくて字なんかかけなくていいんじゃない?!ってキレそうにもなったし。どんなにあがいても学校が1人の聴覚優位の子供の為に授業を変えてくれるわけじゃないから、メチャクチャ学校の悪口を子供を前にしていいそうにもなったし。。。そんな私の衝動を押し留めた理由は、私が視覚優位で娘は聴覚が優位。たまたま日本の教育は視覚優位に有利

    • 勉強するということについてⅡ

      学校の授業構成は、視覚的に働きかけるつくりなんだ!!と気づいたのはいいものの、、、目の前に聳え立つ壁は大きいものだった。。。 子供の特性に寄り添った学校に変えるのか? 診断をもらって、スピードを落とすか? 自分達で工夫してやってみるか? わたしとしては、学校を変えるが一番2人にとって穏やかな決断に思ったが、、、彼女の決断は NO で 工夫して頑張るの一点張りだった。 そうして、わたしの人間観察と人間理解を深める旅はいっそう拍車がかかっていった。 まず、聴覚が優位に立っている

      • 勉強するということについて

        もうすぐ小学校を卒業する娘の記録 2年生のある日、彼女は0点の国語のテストを持ち帰ってきた。わたしは、テストって、ふざけてやらなくて0点はあっても、真面目にしていて見事に0点をとれるなんて凄い!!と拍手をしてしまった。 算数では、99の暗記がスタートしていて、表を見て暗記していくとう昔ながらのやり方が始まっていた。彼女は矢張り一緒懸命皆と同じことをしているのに、驚くくらいに覚えていなかった。周りの子はどんどん暗記している中、同じことをしていても一向に覚えられる気配がなかった。

        • 夏至の光が届いたよ

          夏至のエネルギーが強い梅雨の早朝 娘は私の身体から飛び出して産まれてきた。 自分の身体から人間が飛び出してきた体験は今も色褪せることがない。そんな娘も今日で12歳になる。 娘が産まれてきた次の年の震災の日に ひょんなことからはじめた 妊婦さんの安産のための アートワークは 助産院を中心に、産後のお母さんやお父さんまで 幅広い方々に受けてもらい速12年目。 1000人以上の心と身体と絵画の関係を観察させてもらってきた。 ぬらし絵を中心として、手探りで観察し工夫してきた 独自のぬ

        勉強するということについてⅢ

        マガジン

        • 自由ってなんだい
          5本
        • 色の瞑想ワーク
          3本

        記事

          挫折はお宝

          わたしは、この数年、精神病院のデイケアルームで、1時間の絵画の時間を担当している。そこでは、それぞれが思い思いの絵を描いていて、私は描きたい絵を描けるように、お手伝いをしている。 今日は、そのデイケアの日で、絵画ルームに通ってくれている作家さん数名に、ルーム終了後にお礼の言葉をいただいた。 「先生には何気ない1時間かもしれないけれど、僕たちには自由を感じれる癒しの1時間です。いつもありがとうございます。」と。 なんだか、ハッとして泣きそうになってしまった。なぜなら、嬉しかった

          崩壊したほうがいいものもある

          にじみ絵のアートワーク 魂のコエヲキクアートワークをしていて面白いのが、仕事が出来たり、学校の成績がよかったり、結果をだしてきた方達ほど、本来の自分のまわりにペタペタと沢山の癖や仮面が張り付いていて、 本来の魂の色から遠い色合いをしていたりする。 そういう社会的に上手くやれてきた方達は、社会の求める方向へと自分をコントロールしたり、他者をコントロールする力が高かったりするので、面白いくらいファーストカラーが大概似ていたりする。まるで、制服をきているみたいに似たような代わり映え

          崩壊したほうがいいものもある

          ニンニク的子育て

          畝も消えかけたズボラ市民農園5年目。毎年1番作るのが好きなのがニンニク。台所で芽が出た元気なニンニクをとって置いて、また大きくなってかえっておいでと大地に埋める。寒い寒い冬と春を乗り越えて、娘の誕生した初夏にプリっと球になって帰ってくる。 時間がかかるし、脇役のニンニク。でも毎年植える。 寒ければ寒いほど美味しいらしい。 時間もかかるし、厳しいほど立派になる。でも、気をつけてやらないと球にならない。 子供みたいだニンニクン。

          子供を確実に不幸にする方法

          我が家は、1人っ子で夫婦それぞれの姉妹には子供がいないので、娘はたった1人の子孫、ワタシは我が家の子を〔最期の末裔〕と呼んでいる。子供が小さいときはそれを可哀想に思い、姉妹を望んだりしたが恵まれなかったので今はそれが運命と思って受け入れている。そもそも、大なり小なり命を自分の思うようにコントロールしようとすること自体が間違えていたなと思う。 さて、その我が家の最期の末裔は 故に財布も台所も沢山持っている事にもなる。だから常々、与えすぎないように、しかし、気は満ちるように細心の

          子供を確実に不幸にする方法

          にじみ絵ワーク仕事納め

          Atelierてらこや@まんまる助産院 安産のためのにじみ絵ワーク2021の仕事納めでした。 色と心と身体の関わりが、胎児さんにどう影響があるか。自分と繋がることでお腹の人に繋がり、自分も産まれ直すお産を応援して早11年目の今年最後のワークを納めてきました。今年も参加してくださったお母さん、胎児さん、サポートくださった助産院の皆様ありがとうございました。今年も、沢山の光の存在にふれることができて抱えきれないギフトをいただきました。本当にありがとうございました。 来年からは、

          にじみ絵ワーク仕事納め

          親の背中をみせるということ

          私は10代から絵を描き初めて、美大に入ってからはかさみ続ける絵の具代のために大道具などでアルバイトをしたりしていた。初めて仕事をした大道具屋の親方は叩き上げの人で、とても厳しくて 何も教えてはくれず見て空気を読んで頭で考えて動け!という典型的な職人さんだったから、10代の頭デッカチで実社会経験が全くない美大生の私は、全く使えなくて怒鳴られてばかりでビクビクしながら働いていた。朝早くから夜遅くまで、怒鳴られながらヘトヘトになって働いていたある日、いい加減ビクビクするのがいやにな

          親の背中をみせるということ

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          娘の代に残したい事☆注意☆長いです

          とてもセンシティブな内容ですが、これは、ある特定の人や、出来事が言いたいのではなく、孫の代その先々の子孫にまで 「人間らしく産まれて、人間らしく生きて、人間らしく死ぬ」権利を守りたい、、、そんな思いを妊産婦さんをケアをする素数の杜の恭子さんと、ダラダラと話していたことを、活動している助産院でアップしてくださいました。 アートワークが人間らしく生きる力になると確信できたのも、お産の現場で観察し続けさせてもらったおかげです。 娘がお産をする時代にも、お産をする場に選択の自由がありますように。

          娘の代に残したい事☆注意☆長いです

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          マタニティにじみ絵ワークのはじまりの話③

          11年の間、延べ500人以上の妊婦さんと胎児さんの制作に立ち会い、時には アートセラピストの方々や、産後のお母さんや不登校の子など様々な人達のにじみ絵の具を使った色の瞑想に立ち会ってきた。 その中でだんだんとにじみ絵ワークで描く絵には、特徴と傾向があることが見えてきた。 例えば、予定日を過ぎがちな人の絵の色や構図に傾向があったり、、、 例えば、なかなか陣痛を起こしにくい人の絵や構図に傾向があったり、、、 人の精神的なクセと、お産と、絵に深い関係と傾向とパターンがあることが見

          マタニティにじみ絵ワークのはじまりの話③

          マタニティにじみ絵ワークのはじまりの話②

          ①はこちらhttps://note.com/mayuchang0815/n/n8d9c10f8591b?fbclid=IwAR06hnGQZZ0J98xUhxw5thHqhKge6J5YE1nLg3DKPnBcifqwXP9HbNr-Xyo 彼女が満足して筆を置いた途端に、、、 お腹の人も満足したかのように、陣痛が来たのだ!! 彼女は2人目の妊娠だったので、直ぐに産まれるわけではない事を知っていたのと、我が家と彼女の家の間に丁度よく助産院があったので、助産院に連絡をし、一旦

          マタニティにじみ絵ワークのはじまりの話②

          マタニティにじみ絵ワークのはじまりの話①

          11年前、娘を出産した助産院の院長先生に 絵を描きたがっている臨月の妊婦さんがいるから アトリエでかかせてやってもらえないか そんな相談があった。 アトリエといっても、自分が制作するためだけのパーソナルスペースだし、そもそも絵画教室さえ開いていなかったからどうしようか悩んだが、お産をしたばかりだった私は妊婦さんを観察したい興味から受け入れることにした。 受け入れたは良いが、臨月という1番緩むべき時期に 上手い下手を気にする今までのいわゆる絵画では お腹の中の方も居心地が悪かろ

          マタニティにじみ絵ワークのはじまりの話①

          道行三人だけど同行二人それぞれに

          年に一度、我が家は家族で海に潜る旅に出る。 お盆の私の誕生日は毎年暑いくらいに晴れるから 今年は、私の誕生日を出発の日にした。 ギリギリまで晴れ予報だったのに 当日はよくわからない、聞いたこともない前線が停滞していて大雨の予報に変わっていた。 挙句にコロナ騒ぎもマックスで。 それでも話し合った結果進んでみようとなって出発した。 しばらくすると、道は行く道行く道、通行止めとなった。通る川がどれも溢れる寸前で、空も鈍い色だったのが印象的だった。なんだか、世の中は大変なことになって

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          ワタシをのりこなすこと

          昨年の自分の誕生日に、海にぷかぷか浮かんでいる時 雷にうたれたように、 人のせいにして生きるのはやめよう!!そう強く思ってもうすぐ一年たつ。 人のせいにせず、自分ごとにする。 これが意外にできていなかった。 誰かのせい、、、夫のせい、親のせい、 政治のせい、お金がないせい、、、国のせい、、、 全部全部、自分以外のナニカノセイ!! この一年、ベッタリとくっついたような、そのクセと向き合ってきて、自分の毎日はガラリとかわった。 どんなに小さな事でも、自分事として決める。 す

          ワタシをのりこなすこと