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勉強するということについて

もうすぐ小学校を卒業する娘の記録
2年生のある日、彼女は0点の国語のテストを持ち帰ってきた。わたしは、テストって、ふざけてやらなくて0点はあっても、真面目にしていて見事に0点をとれるなんて凄い!!と拍手をしてしまった。
算数では、99の暗記がスタートしていて、表を見て暗記していくとう昔ながらのやり方が始まっていた。彼女は矢張り一緒懸命皆と同じことをしているのに、驚くくらいに覚えていなかった。周りの子はどんどん暗記している中、同じことをしていても一向に覚えられる気配がなかった。本人も、言われたことを真面目に本気で取り組んでいるのに、全然できなくて苦しいという。この時、あれ??ワタシは小さい時は、こんなに字を覚えたり99を覚えるのに苦労したっけ??学校に言われたことをやっていれば普通にできたのになぁ、、、。
と、不思議に思ったので
あらためて、学校や勉強と彼女というものをきちんと観察してみようと思った。何度目かの0点のテストを持ち帰ってきたときに、良く良く観察してみると、一緒懸命に記入してあるのに見事なまでに字がオリジナリティに溢れている。
字を見て暗記して覚えて書くのではなく、一つ一つバラバラで雰囲気でしか捉えていないのが良くわかった。

鏡文字、上下左右が逆、似ている文字は全部一緒にしてしまう、自分でアレンジしてしまうetc…

音読の宿題も、スラスラ読めているから不思議に思わなかったけれど、隣に並んで観察してみると、、、

大体の文脈はあっているけれど、細かいところが違っていてアレンジされている、、、

いくつか、気になる所見をみつけた時にハッとした。

この子は、視覚的に学習しているのではなくて、聴覚と触覚的に学習している??

ここに気づいてからは色々な事がカチャカチャとピースがはまるように合点がいった。

小学校2年生くらいまで、テレビやDVD.パソコンなどのたぐいは日常にみることがなく、せいぜい毎朝ラジオを聴いていたくらいだった。そして、いきなりラジオのパーソナリティやコマーシャルのマネをしだしたり、絵本の読み聞かせを丸暗記していたりしたものだった。
だから、学校の教科書と板書中心の授業ではほとんど覚えられなかったけれど、劇の台詞は最初から最後まで覚えていたし、先生の話も事細かに聞いて帰ってきていた。

そう、学校の授業は、視覚的に働きかけてばかりいる授業構成だったのだ!!

つづく
https://note.com/mayuchang0815/n/ned8d10f46cde


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