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日々が今よりも少し軽やかになる生き方

今いる場所が『コンフォートゾーン』だと感じたら、少しストレス(スパイス)がかかる『学びのゾーン』へ一歩足を進めてみる。

苦しくてどうしようもないと感じた時は『心身に過度なストレスを与えるゾーン』にいる。そのときはまたこの「学びのゾーンに戻ればいい」

ラクすぎて退屈に感じるのなら、それはコンフォートゾーンにいる証拠。

コンフォートゾーンにいるのはラクだしずっといたいと思うかもしれない。しかしそこにいては成長はない。
※ここでいう成長とは、「自分が頭で描いたり人から見てもキラキラして見えるであろう自分」になるということではない

コンフォートゾーンを抜ける

思い出してみて?自分の意思ではないけど、避けられずやらなければならない「用事」ってありますよね。

ADHDだったりHSP気味だと、他のママが普通にこなせていることでも慣れるまで全身全霊をこめ、必死に頑張っていたりしません? 私は、します汗

それをするまでは億劫だし、不安だし、他のことが手につかなくなって「もう早く過ぎてくれ~」「目が覚めたら〇日になっていたらいいのに」って思いますよね。

その日が来て何とかやり遂げて、その日・・・ひょっとしたら翌日もグッタリして何もする気が起こらないかもしれません。
でも、気分はどう?

「やり遂げた!!!」「解放された~♪」
そう、やり遂げた自分エライ!!!って自信にも繋がり・・・それと同時に解放感がありますよね。ニヤニヤしますよね笑
そして何よりも・・・普段「億劫だなぁ・・・」と思っていたことが「大したことないじゃん」になっていたりしません?



例えば・・・子どもが大きくなり「そろそろ何か自分のために始めたいなぁ・・・。」と思う主婦の人は多いと思います。
専業主婦の人はそれがパートを始めることかもしれないし、お稽古を始めることかもしれない。
パートをしている主婦の人は、正社員を目指す人もいるかもしれませんね。
正社員でバリバリ働いているママは、休みの日にボランティア活動を始めたり副業を始める人もいるかもしれません。


ADHD専業主婦Aさんの例


パートを始めようとチャレンジをスタートしたAさんは、今まであった自分の余暇が無くなるかも知れないと覚悟の上でのスタートでした。でも実際はそこに加え、ずっと何年も続けて来た家事もこなさなければならなくなりました。
※冠婚葬祭に加えお寺や神社の行事のお手伝い…地元のご近所さんに嫌われないために気を遣いつつ頑張ります。家のメンテナンスを業者さんに依頼するのもお茶出しはどうしよう・・・。どんな人がくるかな?と思うと、結果億劫な用事だったりします。

専業主婦の頃のように対応するのは難しくなりました。

それがパートに慣れて来た頃にはどうでしょう。
案外昔から続けて来た以前の自分は「億劫に感じていた用事」は億劫な用事の部類には感じなくなっていたのです!!
自分のキャパ以上のことにチャレンジし、成長したからだと言えるのではないでしょうか。

パートの仕事を始める事で思いのほか忙しくなりすぎ、心身ともに苦しくなるかも知れません。これは人それぞれのキャパシティーやパート先の環境や相性により苦しくならない人もいれば苦しくなる人もあります。
苦しくて家事にも手が回らない。休みの日も休んだ気がしない(ADHDパートママAさんはパート先でのミスを振り返り反省したり勉強したりやること増えちゃうからなんですね)、家族との会話にも余裕が持てず、当たってしまうことがでてきた・・・。

この状態は、「心身に過度なストレスを与えるゾーン」と言えると思います。
※それは体調不良というかたちで症状が出て来て、それでも無理をし続けると心を壊すことになりかねません。
発達障害を抱えている人の中には、頑張り過ぎて二次障害の鬱病を合併する人も少なくありません。そうなる前にご自身の体と心としっかり向き合うことが本当に何よりも大切です。ここは強調させてください。

そうなったら(そうなる前に)「学びのゾーン」に戻ればいいのです。「コンフォートゾーン」に戻ってもいいのです。
その時にはきっと、パートを始める前よりも日常の用事がラクにこなせるようになっているはずです。

これが、コンフォートゾーンを抜けるということです。

自己のキャパシティー以上のことをするわけですから、失敗も伴うでしょう。

「安全基地」がある人は強いです。万が一失敗したとしても立て直しが出来るからです。


安全基地があることを知る


 コンフォートゾーンから抜け出すことは、自分のキャパシティを超えた挑戦を意味するため、失敗のリスクを伴います。

 失敗への不安を減らし立て直すためのコツ、それは『安全基地』を用意しておくことでしょう。
安全基地とは、自分が安心していられる環境のことです。
たとえば、家族や友人といった、仕事とは直接関わりのない関係。
そんな関係の人の前では、かりに仕事で失敗をしたとしても、いつも通りにふるまうことができます。

 安全基地があることを知ると、多少のリスクは許容できるようになります。

また、この「学びのゾーン」は、働くことだけではありません。趣味、家事、コミュニティーへの参加(自分の関心ある事や似たような境遇の人が集まる場所など、本人が居心地良いと感じられる場所)、何かを学ぶための研修などに参加することも「少しストレス」に感じること=日々のスパイスであり、学びゾーンだと言えます。

今後の課題?

「そんなの綺麗ごとだよ、考えが甘いわ。お金に余裕がある人はそれでいいかもしれないけど、生きて行くためにはお金が必要。無理してでも働かなければいけない場合もある」という声が聞こえて来そうですね。

本当にそうでしょうか・・・・

「生きる=遊ぶ=働く=お金??」このことについてはまた次回お話させてください。

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