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アートが呼び起こす畏怖

アートが呼び起こす畏怖。興味深い‼️

読書メモ

p302「畏怖は私たちのDNAに組み込まれています。まさに生まれつき備わっているのです。

—畏怖はあなたの動きを止めることがある。体が震えることもあるかもしれない。鼓動は速まる。畏怖の念によって胸が熱くなり、目には涙が溢れることもある。

このように高揚した状態では脳の大脳皮質のデフォルトモードネットワークに関わる領域が下方制御する。あなたは分析をやめ、解放される

そして、心が静かになった状態で特別なことが起きるのだ。神経伝達物質の水門が開き、シナプスが神聖な状態でそれを浴びる。高揚感と幸福感が高まり、『至福体験』もしくは『超越』と表現されるものになる

畏怖は意識を自己中心的な状態からコミュニティ中心的な状態へと変え、あなたの社会性を高め、自己対他者という考え方を打ち砕く
これを『小さくなった自分』と呼ぶ。それは好奇心と創造性を高める効果もある。また、寛容さや思いやり、共感力、希望を育むちからを秘めている。

畏怖はエンパワーメントをもたらす根本的な感情であり自己犠牲さえいとわない状態へと駆り立てる

畏怖は進化においても重要だと彼は説明する。新たな考えや目的意識を持ち、可能性を感じながら前進するように鼓舞するからだ。」


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