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妄想のカケラたち

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書く習慣アプリのお題 シロクマ文芸部のお題 ....などから妄想したもの
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2024年2月の記事一覧

夜を待つ理由【妄想のカケラ】

夜を待つ理由【妄想のカケラ】

夜を待つ理由

雨が降りそうだけど夜が来るのを待っている
ほら、ずっと向こうにネオンの灯りが見えてきたよ
君の行った遠い街の明るい灯り
降り出した雨にけぶりながらも輝いている
おやすみを言うタイミングを逃しそうなくらい
明るく輝いている

君はどうしているのだろう?…

気になるけれど、
灯りに背を向けてこうもり傘をさす
確かめに行く勇気はないから暗い
僕の街へ戻ってこうもりになろうと思う__

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ひとしきり追いかけたら…【詩】

ひとしきり追いかけたら…【詩】

ひとしきり追いかけたら…

何でもないを装って
手のひらの中で流れてゆく
どうでもいい動画を
ただただ追いかけている

ホントはすごく傷ついているのに
認めたくなくて
ただただ追いかけている

追いかけても追いかけても
何も良くはならないけれど
ひとしきり追いかけたら
傷口に絆創膏を貼るくらいのことは
しようと思っている_

お題:現実逃避

書く習慣アプリのお題「現実逃避」から #詩

してほしいではなくて...【妄想のカケラ】

してほしいではなくて...【妄想のカケラ】

してほしいではなくて...

カーテンを開けてふと優しくありたいと思った今朝の空は憂いを帯びた曇り空。昨日の雨はどうにか上がりこれからは晴れ模様。きっと少しだけ春の匂いを含んだ空気が優しさを求めさせるのであろう...
何に対してなのかはわからないけれど、「してほしい」ではなく、「そうありたい」というところが、たぶんポイントなんだ思う。
#物憂げな空

書く習慣アプリのお題「物憂げな空」から #3

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脱力ラッキー🍀【3行日記】

脱力ラッキー🍀【3行日記】

脱力ラッキー🍀

今日こそ伝えなければ...
と、拳を力強く握りしめていた昼下がり
ところが、春になりかけの陽ざしが優しすぎて何だかもうどうでもよくなってきて、このままここで野良猫を愛でながら春を待とうと思い至る。ベンチに座り直し、握りしめた拳をひらいたら、足元のクローバーの葉が四枚なことにやっと気がつけた。

お題: 伝えたい

書く習慣アプリのお題「伝えたい」から #3行日記