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小鳥が泣いている

あなたが笑ったその側で小鳥が泣いている。

そんなことには目もくれず、君はきっと気付かない。

笑顔の裏には悪魔の笑みが隠れているだなんて、
誰が想像するだろうか。

その先に光の道筋はあるのか。
なんてことは、神様じゃない限り誰にも分かりゃしないだろう。

最近は、人は皆、偽りの仮面を被っているのではないかと考えている。
そう、ふと思う瞬間があるのだ。

高校生の時、生物先生が
「人は皆多重人格だ。」と言った。

なにを言っているんだろう、と唐突に思ったのが本音だった。

先生は、
「だって人によってそれぞれ態度を変えるでしょう。」と続けて言った。

確かに。と思った。

本来の自分は、きっと自分しか知らないし、
家族の前でも自分は家族しか知らない。

友達の前での自分は、少なからず友達の前の自分とは少し異なっているのだ。

こう言っていると少しややこしくなってくるが、
単純に言えば、

・人は人によって見せる自分が変わってくるということ
・人は皆、異なる人格を持ち合わせていること

この二つが今ここで確実にいえることなのではと私は思う。

こうやってここに文章を綴るのは、単純に記録のつもりだ。

書くことにより、そして文字をまとめることにより、
文章能力を向上させよう。という意思が裏腹にあるのだ。

単純に文章は趣味に近しい。

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