クロモジ茶の香りの効果|アロマの話✳︎
はじめに
突然ですが皆さま、”クロモジ”という木をご存知ですか?
私とクロモジとの出会いは、梼原町に来てから。
もう1人の協力隊の玄ちゃんが、クロモジ茶を飲んでいたことがきっかけでした。
玄ちゃんのいれるクロモジ茶はいつも鮮やかな色。
不思議なもので、その存在を知ってからというもの、私の周りで頻繁に姿を現し始めたクロモジ。
ここにも
✳︎高知市の蔦屋書店で見かけたクロモジ茶はネットでも購入できるようです✳︎
至る所に
日経新聞にも取り上げられていました。
さてさて、そんな感じで色んなところにおりましたクロモジ。
今回はその香りの効果に注目して書いていきたいと思います✳︎
クロモジとは?
四国、九州、本州の山に自生している、クスノキ科の落葉低木。
乾燥させて生薬として使われたり、高級な爪楊枝としても使われたりしています。
↑↑ 楊枝専門店 日本橋さるやさん。江戸時代から続く職人技。とっても素晴らしいので、是非ホームページをご覧ください。
暖かくなってくると黄色の小さなお花が咲いて、可愛らしい。
梼原の山には、至る所にクロモジが自生しています。
山仕事中にお茶がなくなると、クロモジの枝をパキパキっと折ってお湯に入れて、
クロモジ茶を作っていたなんてお話も聞いたくらい。
梼原の人にとっては馴染みのある木。
そんなクロモジには芳香成分が含まれているため、昔は香料として輸出されていたようです。
芳香成分の正体は?
実は元々アロマセラピーを学んでいたこともあり、気になったクロモジの精油。
その芳香成分の正体は
などがあります。
と言われてもどんな香りか分かりにくいと思うので、イメージしやすいように、
生活の木オンラインストアの成分表を参考にして、
それぞれの成分がどんな精油にどのくらい含まれているかをまとめてみました。
ご興味のある方のみご覧ください。
比較してみると面白くて、
ベルガモットのような甘めの香りの柑橘の精油には
柑橘系のリモネン、フローラル系の香りのリナロールのどちらも入っています。
バラの香りが好きな方は、
ローズ精油はとても希少で高いので、似た成分のゼラニウムがおすすめ✳︎
こんな風に精油の成分を見てみると、自分の好きな香り成分がわかって面白いですよー。
クロモジ茶の香りの効果
クロモジを使ったクロモジ茶は、色んなところから発売されており、四万十川源流で育ったクロモジを使った、土佐の黒文字茶というものもあります。
少し甘みがあって、体に良さそうなこのクロモジ茶。
調べてみると様々な効果があるようですが、その香りによる効果は
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所の広報誌『季刊森林総研 No.53』から引用。
とあります。
お茶の香りが美味しいと感じさせるってなんだか不思議ですね✳︎
生薬のようなものは独特の香りがあり、日常的に飲みたいと思えないものが多いイメージですが、このクロモジ茶は多くの人に受け入れられる気がします✳︎
おわりに
ちなみに香り以外にもあるクロモジ効果。
調べてみるとすごいんです✳︎
皆さんにも是非一度飲んでみていただきたいです!!
まだ飲んだことのない方は、是非ぜひお試し下さいね〜♪
以下、THE 雑談。
クロモジのように、
自分が知らなかった時は存在しなかったものが、
知った途端に生活の中に沢山存在していることが良くあります。
例えば、車に全然興味がない私ですが、
タウンエースかライトエース欲しいな〜って調べていたら、
「あ!タウンエース!」
「あ!ライトエース!!」
みたいな感じで、どこもかしこも”〜エース”で溢れていたのです!!
ということで、これからも色んなことに興味を持って、勉強して、どんどん知識を増やしていきたいです〜。
おわり
☺︎✳︎
ありがとうございます。 これからも山暮らしのあれこれ書いていきます✳︎