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映画『デデデデ 後章』感想と考察の答え合わせ

映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』を観てきた!

前章を観終わったときに後章について考察を書いたから、答え合わせをしてみたい。ネタバレ注意!!

まず、タイトルにもある「デーモン」が門出を意味しているという考察について。

タイトルについては後章でとくに触れられておらず、結局分からないままだ。そういう受け取り方もあるよねぇという考察だったんだろう。

あと考察noteを書いた後に思ったのは、『デデデデ』は『ドラえもん』のパロディを含んだ作品だけど、『DEATH NOTE』も意識しているというのは違うのかなと。

きっと権利関係の問題とかあるよね……? これもそういう見方があっても面白いよねぇという考察だったように思う。

つづいて、後章では門出がキーパーソンになるという考察。秘密が隠されていたのはおんたんのほうだった。

おんたんが違う時間軸から来ていたと分かるシーンは鳥肌が立った。「好きなジャンルだ!!」って興奮した。

おんたんの影響で世界が滅ぶかもしれないと分かっていても、門出のために時間軸をこえてやってくる……。まさに“セカイ系”というやつなんだろう。

そして面白いのは、そんな主役の2人より終盤でグイグイ活躍していた大葉だ。

まさか彼が世界滅亡を食い止める役になるとは。ここまでの活躍は前章の段階では予想していなかった。

でも、後章で大葉は人間と侵略者のどちらでもあるような存在になっていて、ある意味“中立”の立場でいられるキャラクターだったと思う。

だから、人間も侵略者もたくさん死なないで済むための行動ができた。地球人に侵略者が移植された大葉にしかできない役回りだといえる。

ひとつだけ「おや……」と思ったことをいうなら、大葉が大活躍して門出とおんたんが蚊帳の外だったという点。

大葉が母艦でがんばっているとき、門出とおんたんは夏合宿から東京に帰る途中で、東京で上がった火柱を遠くから見ていた。

人類を救うのはメインの門出とおんたんだと思っていたから、予想外だった。

東京にいた人たちは死んでしまったけど、後日門出とおんたんが映し出されたように、他の地域の人は助かったようだ。

後章は劇場版オリジナルエンディングだと告知されていたから、たぶんこのあたりの結末が違うのかな……?

というわけで、後章についての感想と考察の答え合わせをしてみた。

ラストで生き残り組と死んでしまう組がわかれ、好きな声優さんである諏訪部順一さんが担当しているひろしも死んでしまうのはつらかった。

手放しには喜べない、ちょっと複雑な結末。これがセカイ系、面白いなぁ……。


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