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オンライン窯元訪問 風見窯(福岡県)

こんばんは。廻り道の峯山です。
今日はぽかぽか暖かい日でしたね。
鎌倉は紅葉も色づきつつ、お寺を参拝する人たちで
賑わっていますよ。

風見窯さんのお話を聞く

今日は開業準備のため、窯元さんとお話をさせていただきました。
今後廻り道でも、取り扱わせていただく風見窯さんです!

初めてのお取り引きの際は、こちらから出向いて訪問させていただき
うつわを手にとってお話が聞かせていただき、買い付けする
が理想の流れなのですが、コロナの状況でなかなかそうもいかず。。

そんなときにInstagramから直接お話しさせていただくことを
快く受け入れてくださり、実際に工房の様子や、うつわを見せてもらいながらお話させていただきました。

風見窯さんは、福岡県八女市で作陶されています。
男ノ子焼の里という場所に窯があり、販売もそこでされています。
天井が高い古民家でとてもステキな場所でしたよ。

うつわの特徴

風見窯さんは、青磁釉の色味が本当に素敵で
鉄分が強いおかげでその色が出せているそうです。
その色味を出すのに30種相当の粘土を試し今の青磁釉の
色味に行き着いたとお話し頂きました。

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貫入が素敵さを増していますね!

風見窯さんのうつわは、当初さっぱりとした料理を盛りつけるイメージで作られていたそうですが、黄色味のあるお料理や明るい食材にも合わせて盛りつけることも合うとのこと。

シンプルなデザイン且つ趣のある佇まいが
和・洋どの料理にも合ってくるので食卓に何度も登場させたくなる
使い勝手の良いうつわになること間違い無し!とこちらに届く前からわくわくしています〜!

自分ゴト化して人生を実験する

風見窯さんは本当にステキな方で、まだまだ未熟なわたしに時間をかけ色々なことを教えていただきました。
作り手になる前は大学で建築を学び、就職先も決まっていたが
伝統工芸の後継者が年々減って来ていることに
どんな世界なのかを自分の目で確かめてみたくなり
「後継者が減っている状況を、ただ傍観しているだけではなく
自分が作り手側に回る」
という考えに至り、熊本県荒尾市の小代焼井上尚之氏に師事。
約4年の修行を積み、福岡県八女市で独立。

人生の実験をしてみたかったとのこと、
結果として楽しく続けられていると笑顔でおっしゃていました!

井上氏に弟子入りしたことを振り返り
自分の今の作品は全て修行があったおかげ、
何をやるにも活きていると教えていただきました。

風見窯さんがうつわを作る際に気をつけている事は
土によって釉薬を変えうつわの形を合わす工夫をしていることです。

それも修業時代に1分で1個作るくらいキツイ現場であったため
ろくろの技術が身に付きどんなものでも作れるようになっている、
とお話し頂き時間をかけて腕を磨く職人技、
そこに人間力を感じました。

今後、廻り道に風見窯さんの作品も展開していくので
是非、フォロー頂いてオープンを待っていただければ嬉しいです!

今日の様子はこんな感じでした!

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よろしくお願いいたします!





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