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すべての人に感謝(松宅AFTER 最終話『松宅AFTER』)


まずは今まで読んで頂きありがとうございました!!

これはTwitterもそうですが、大した反響もない中で漫画連載を続けていくのは並大抵のことではなかったです。自分で言うなって話ですがw
それに伴うnoteの記事作成も本当に大変でした。
それでも読んでくれる人たちがいたから完走できました。
本当にありがとうございました m(__)m

そして、どうしても伝えたいことがあったというのもモチベーションになっていました。

先日ある女性声優が適応障害で休業するというニュースが報じられましたが、そんな中でこんなツイートを見かけました。

『恵まれた容姿で勝ち組イージーモードなのになにに適応できなかったんや?』

もはやただの誹謗中傷で、下劣極まりないツイートですが、同時に世間の精神疾患に対する理解もこんな程度なんだろうなとも思いました。

どれだけ容姿端麗で高収入で勝ち組で人生イージーモードだろうと、極論身体がこわばれば誰でも患う危険性があります。

たとえば、責任ある仕事を任されて期待に応えようと頑張った。

その結果…

身体がこわばる→呼吸が浅くなる→脳に充分な酸素が供給されない→脳が過緊張状態になる→身体に様々な異常が生じる。

こうなってしまうともはや気合いや根性でなんとかなる話ではありません。

精神疾患は脳の病気

このことは特に伝えたかったので、漫画の最終話で改めてしました。

kindleで電子コミックを出版していますが、1巻を描いていた時はまだ寛解前ですし、患ってから1ヶ月やそこらで描いたものです。
精神疾患を患ってしまうとどうなってしまうのか、どのように苦しいのかについて臨場感をもって描けていると思います。

現在進行形で病気に苦しんでいる中でそれを題材に漫画の連載を始める。
頭のネジが何本か飛んでいて、
結構メンタル強くないとできないことだと思いますが、
そんな私でも患ってしまうのが精神疾患なんです。
何度でも言います、誰でも患う危険があります。


そして、複数のテーマを取り扱うことはテーマがぶれてしまうので、
漫画的には失敗要因なんですけど、
現在不遇の立場に追いやられている人たちにもメッセージを送りたかったです。特に私と同じ就職氷河期世代の人たち。

私の場合はただ現実から逃げてきた結果としての現在なので、
自己責任というのも受け入れられますが、今まで一生懸命生きてきたのに報われない人があまりに多過ぎるのが問題です。

ツラい、苦しい、寂しい、疲れた、死にたい…
今日もあらゆる負の感情がネットワーク上に流れてきます。
今は本当に生き辛い時代だと思います。

闘病中に実に様々な副業に挑みました。
14時間労働で300円の報酬だったデータ入力、40円のブログの感想、
月収が1000円にも満たず絶望しました。

母が急遽入院して手探りの状態で家事も必死にこなしてきました。

もがき苦しみながらそれでも精一杯やりました。

その姿が誰かのエールになれば…

どれだけのエールを送れたかは分かりませんが、
私は漫画の力を信じています。
そして次はもっともっといい作品を作りたいです。

まだまだ修行が足りていませんが、
こんな未熟な自分の漫画や記事を読んでくれた人たちに
最後にもう一度お礼を言わせてください。

本当に、本当にありがとうございました m(__)m



サポートして頂けるのは大変ありがたいです。頂いたサポートは、少しでも長くマンガを描き、記事を書き続ける為の活動費として使わせて頂きます。