伝えるとは恩送りと恩返しをするということ

今回は上記のテーマで書いていきたいと思います。

伝えることは、
世代を超えて受け継がれるもの。

思考を伝えると言うことは、
言葉で伝えられることもあるが、
その言葉がその思考を100%トレースしているとは限らない。そこで、伝えると言う作業は、ただ言葉を伝えることではないと言うことに気づく。

伝えるときに伝えるもの

では、伝えるとは何を伝えるのか。
1つはマインドです。

マインドとは、

あるものごとに対する意識、
とくに個人や集団が何かをしようとする意識をさす。


まずは共通認識として、
ものごとに向かう姿勢が『伝える』には重要だと
感じています。
歌舞伎の襲名はまさにそうで、
同じ人間が行うわけではないけれど、
先代からのマインドを受け継いでいます。

もう1つは、個人の解釈です。
100%同じ内容を受け継ぐのは、
人間が仲介する以上、不可能です。

レシピがあるもの、
牛丼屋さんのホールの人は、
違う人でも同じモノを作ることができますが、
いわゆる受け継がれるものという観点では、
不可能です。

そうなったときに、個人の解釈というのは、
受け継がれる要素の中に、含まれると考えています。
つまり『自分が表現するなら』です。

伝える方法は人それぞれ

マインドは同じだったとしても、
それを表現する人間、それが表現される時代、
それらによって表現の仕方は異なります。
しかし、だからこそ『伝える』ということが機能するのかもしれません。

そもそも人間は、人それぞれです。
考え方も人それぞれです。
感じ方も人それぞれです。
思いも人それぞれです。

なので『伝える』ためには、
自由度が必要だと考えています。

恩送りと恩返し

そして、伝えられた側は、
そこに至るまでに繰り返された『伝える』という作業の一部にいるということを認識することが必要です。
そこに至るまでに試行錯誤され、洗練されてきたマインドと、それをリレーしてきた人々の思考とスキルと思いを受け取るということ。

それを次の世代に伝えることを恩送り。
そして結果的に、それは前の世代に対して恩返しをすることだと感じています。

親から子へ。
先輩から後輩へ。
恩送りと恩返しは、
伝えるという手段を使って、
どの世代でも起こっているものだと感じています。

今回は『伝えるとは恩送りと恩返しをするということ』について書かせていただきました。

それでは今回もご覧いただきありがとうございました😊

また、あした👋✨

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