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睡眠と脳の不思議・睡眠中に記憶を定着させている!

皆さんは、睡眠と記憶はとても関係性が
深いことをご存じでしょうか?
睡眠中に今日あった出来事が自動的に
脳の中で整理されて、長期記憶に定着
するものと忘れていくものに分類されています。
自動的に行われているので、
それをコントロールする事は難しいですが、
メカニズムを知ると、多少はコントロール
出来るようになります。

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、睡眠と脳の不思議・睡眠中に記憶を定着させている!
 についてです。

寝ている間に記憶が整理されている

私達が寝ている間、脳の中では
相当な作業が行われています。
覚醒している間に蓄積した記憶を
長期記憶と整理して忘れるものとに
分類しているのだそうです。凄いですよね。

それがどのようになされているのか、
知りたいですよね?
世界最高峰の睡眠研究をされている
西野精治先生の著書から引用します。

 記憶に関してはさまざまなグループが独自のデータを元に意見を述べているので、知識が完全に統合されている訳ではない。だが、学習後に睡眠を取ることで記憶の定着が進むという知見は多い。
 睡眠と記憶については、複数の学習者の報告から、次のような概念が提唱されている。

・レム睡眠中、エピソード記憶(いつどこで何をしたか)が固定される。
・黄金の90分で訪れる深いノンレム睡眠は、イヤな記憶を消去する。
・入眠初期や明け方の浅いノンレム睡眠では、体で覚える記憶(意識せずに覚えられる記憶)が固定される。

 つまり、ノンレム睡眠、レム睡眠を数セット繰返し、時間が経つとともに浅い睡眠に移行する中で、記憶が整理され、定着していくのだ。記憶というとインプットばかりに意識が行くが、イヤな事や不要な事は忘れることも大切だ。

スタンフォード式最高の睡眠:西野精治著
※黄金の90分とは、寝始めてから最初の90分間の事を言う

この様に、脳の中では私たちが寝ている間に
記憶を自動的に整理する作業を行っていて、
この作業によって、長期記憶と忘れるものに
分類されているのですね。

寝ている間に記憶する場所が移動している

そして、面白いことに、
寝ている間に記憶している脳の部位が
移動しているのだそうです。

 また、最近では、入眠直後の最も深いノンレム睡眠のときに、海馬から大脳皮質に情報が移動し、記憶が保存されるという報告もある。
 このことからも、記憶にとって睡眠が欠かせないことが分かる。

スタンフォード式最高の睡眠:西野精治著

海馬は、一時的に記憶しておく場所と
されていますが、その海馬にある記憶が、
寝ている間にい大脳皮質に移動することで、
翌日の出来事を記憶する空きスペースが出来、
また新たな一日の記憶が蓄積されるのですね。

こんなメカニズムになっていることが
少し理解できると、睡眠の大切さが
今以上に理解できますよね!

寝る直前の記憶が一番残る!

そして、寝る直前の記憶が
一番強く残るのも脳の特徴です。

皆さんも、10個の単語を覚える時に、
既に経験されていると思いますが、
最初と最後の単語は大体覚えているモノです。

そして、2番目~8番目の単語の中でも
特徴的な単語に関しては、
覚えていやすいのですが、
特徴のない単語は、
ナカナカ覚えれませんよね。。。

これと同じことが、日常生活でも
記憶する行為においては起きています。

具体的には、寝る直前に見たり
聞いたりしたことが、一番記憶に
定着していくのです。

テレビの殺人事件のニュースが
今日最後の記憶であれば、
その記憶が一日の中の記憶として
鮮明に残ってしまうのです。

逆に、覚えたい英単語を寝る前に
復習をして見返すと、それが記憶に定着し
忘れずらい記憶となるのです。

私達の脳の自動メカニズムを
少しだけでも知識として知っていると、
より良い生活や人生がおくれるようになります。
是非、参考にしてみて下さい!


大丈夫!
みんな、あなたのことを応援しています!
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このブログが皆さんにとっての気付きになり、
行動に向けた原動力と豊かな生活に向けて
少しでも貢献できると嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

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