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恋愛における「押すのか引くのか」問題(その①付き合いたい人がいる編)

そんなに恋愛経験が豊富なわけではないが、29年生きてきて思うことは

結局、恋愛における正しいやり方なんてなくて、「人の恋愛は人の恋愛、自分の恋愛は自分の恋愛」これに尽きる。

とはいえ、恋愛にどっぷりはまっている渦中では、そんな事はおかまいなしに、正解が気になってしまう。どう行動したら、この人はわたしのパートナーになってくれるんだろう。結婚してくれるんだろう。

こういうときに、どう振る舞えばいいの?どういう相づち打ったら相手は嬉しいんだろう?

大学生時代は恋愛本を立ち読みしたり、インスタで後から思い出せないほどのなんてことないアドバイスを思わず見てしまったり。中高生の時までさかのぼると、「この行動は、もしや両思いなのでは?」とか考えてネットでいちいち検索し、一喜一憂していた。けなげな中高生だった。

人の恋愛は人の恋愛で、自分のケースに当てはまらないことも多いなんて、心ではわかっているのだ。

社会人になるにつれて、この事実は確信に変わり、むやみに検索したり、恋愛本を読むことも少なくなった。

でも、単純に楽しいよね。

恋愛を楽しんでいる時の、どうにもモヤモヤ不安な気持ちが、ネットの誰かが書いたのかわからないような情報や、読んでもそれが身になるかはわからない本を読んでみるのって、ほんのわずかな精神安定剤だったなぁって、振り返って思うんです。

だから、わたしも今宵書こうと思います。

「結局、恋愛において押すのがいいのか、引くのがいいのか問題」

まず前提として、
私は、自分から全くアプローチができない系女子だった。

自分からご飯誘う?無理無理。
好きな人いるか聞く?無理無理。

付き合った人は、向こうがアプローチしてくれて

「あ、好きになれるかも?」という人と付き合ってきた。

この人、いいなぁと自分から思った人にはなかなかアプローチできず、付き合えなかった思い出もある。

だがな、今の夫は(先日無事入籍した。その日の話はまた後日)
自分が好きになって猛アプローチした人である。

よく言う「清水の舞台から飛び降りるつもりのアプローチをして」、成功した。笑

そう、今この記事を、恋愛関係で迷っている人(片思いだったり、結婚を待つ女性だったり)

に私が言いたいのは

「押しなはれ!!」である。(誰)

あなたにとっても、名前も知らない、よくわからん立場だからこそ無責任に言いたい。

わりかし、私たちアプローチできない人種は
大胆に押したもんがち、なところがある。

私は今の夫と出会った時を振り返ると、わたしの一目惚れだった。

しかし、内面が気になった私は、その人と知り合いであろう知人に連絡をとり「飲み会しませんか?」と頼んだ。
ここはまだ緊張しない。なんてったって、直接アプローチしていないのだから。結果的に8人くらいの飲み会を開き、わたしはしたたかに内面をリサーチ。どうやら内面も私好みだ、と思った。

その場でわたしは「みんなで写真とろう~」からの「LINEで送るのでみんなのLINEを教えて」というあるあるコンボを成立させた。

写真を送ってお礼のLINEがきたものの、それ以上のやりとりはできない。

ここで肉食女子なら「ここの店おいしそうじゃない?(一緒に行こうの誘い出し)」や、「また一緒に飲みたいな」などとがんがんアプローチをかけるのであろうが、

んなことできない。こちとら、写真をおくるだけで緊張してんだから。

どうしよう、彼女おるのかめっちゃ気になる…。
あと、単純にもう一度一緒にご飯たべたいな。


ここで私がとった行動は

お酒の力を借りて「飲みにさそう」である。

古い!!大昔の恋愛本とかにだめなパターンとして書かれてそう!!!

上記はあんまりおすすめしないのだが、
私がいいたいのは

なんでもええから、とにかく誘わんかい。ということ。

もやもやしてる時間、めっちゃもったいない。その間、誰か魅力的な女性が現れたらどうするんだ…。その人を好きになった瞬間、日本人の適齢期女性がみんなライバルと思え(暴論)というスパルタ教師並の考え。手に入れてみたいのなら、もはや行動しかない。

ちなみに、わたしは、返事が来るまでに

「なぜ誘ってしまったんだ…」「恋愛におけるのは、相手から来るのを待つのが鉄則なのでは…」と後悔でごろごろした後

彼の返事が来るまで、彼のLINEを非表示にして審判の時を待った。


結果、「おお~行きましょう!」の返事をゲットし、
無事に二人ご飯権を獲得。


そこから1週間ほどしてからまた血反吐を吐きながらご飯を誘い、相手からご飯を誘ってもらえるまでこぎ着けた。

つまり、圧倒的に自分が向いていない「自分からご飯を誘う」というパターンに出たのである。

結局これを読んでお気づきかもしれないが、

私のような、自分からアプローチが苦手な属性は、自分の身を削りながら手に入れるしかないのである。

恥ずかしい思いや、照れる気持ち、しんどい気持ちをしなくて誘えるなら、苦労はしない。

ちなみに、彼に対して、数回自分からアプローチしたが、慣れることはなかった。毎回、「せいやっ」と心の中で叫びながらLINEで誘ったりしたもんである。

でもな、結局は行動したものが可能性を勝ち取り、後々の楽しい日々だったりが手に入れられるよ。もちろん、悲しい思いもするけどね。

自分からアプローチしてうまくいかなかったという可能性もあるだろう。でも、わたしは自分からアプローチせずに終わった恋もいくつか経験したから

「おしてみるのがいいんじゃないかな」と思うのだ。

押してみないと、相手の好意に気付いてくれない男性も多いと思う。自分だってそうだし。

私の彼も、私から誘った2回目あたりから「もしや…」と思ったらしい。こういうパターンもある。

だから、アプローチが苦手で、少なくとも1カ月ほどやきもきして行動していないあなたは、

一度、ご飯を誘うというケースで、自分の身を削ってみてはいかがでしょう!

てなわけで、次の記事では

「恋愛におけるおすのか、引くのか問題(その②結婚したい編)」にゆきます!(長い)


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