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サードプレイスが自分を救ってくれる

「何をいっちょまえに」
と自分でツッコミつつ書くんですが

恋愛を心豊かに楽しむために必要なもののうち

「相手に依存しすぎない」

というのがあると思います。

いや、相手のことが好きで好きで、四六時中考えてしまって苦しいっていう経験もそれはそれで素敵だし、そういう渦中にいるときって最高に楽しいなと後から振り返って思うんですけど

でも、いつまでもそれが続くと、行き着くのは闇または終わりだと思う(指摘が重い)

で、まあその依存の手前で立ち止まれるのか否かって、どういう点が関係してくるのかというのを考えると

相手と関係ないサードプレイス(自宅でも職場でもない第三の場所)

を持てるかどうかに尽きると思う。時間の経過による慣れとかで依存しなくなるという指摘もたまに聞くけれど、
そういうのって形もないし、なによりつまらないなと思ってしまう。

相手の他に刺激となるもの作ればいいのでは

と思う。(まじで何をいっちょまえにすぎる、すみません)

音楽とかSNSとか本とか漫画とか

こんなにコンテンツのあふれる時代にいるので、探してみたら絶対にあると思う。
というか、探している行為そのものも、気持ちの分散になって、それはそれでちょうど良いのではと思う。自分の経験を振り返っても。


と、なんで今日はこの話を書いているかというとですね

「まじめな会社員(冬野梅子)」の1~4巻を一気に読み返したからに他ならない。





わたし、読み返す漫画とか本って結構限られる方で、2回目を読み返すハードルは結構高いんです(気に入ると何回も読むこともある)。

でも、その2回目のハードルを越えてきた。



面白い漫画とか本って沢山あふれているから、時間が足りないと思ってしまって、なかなか2回目って読まないんですよね。

2回目を読んで、今回もまあまあ心をちくちくされた。でも前回より印象深いところはちょっと違っていて。

これ、ほんっとにアラサー女性全員読んでほしい。あんまり年齢で区切るのはよくないけど、アラサー以上が読んだ方がいいと思う。

でも正直なことを言うと、40歳以上だと刺さり方があまりに深くなりそうな気もする(きっと私なら刺さりすぎて半泣きになる)。 

よくある言い方になってしまうけれど、アラサーゆえの恋愛、仕事、悩み(何者にもなれない自分)、東京と地方の違い(かつ、自分はどの土地で生きていくのか)

というアラサー女子にまつわるできごとをめちゃくちゃ濃いまま、全部言語化(漫画化)されてしまっている。

私は最初に読んだ時、
主人公が「相手にどう思われるのか」ということを気にして、自分の好きなものを即答できなかった時の感情とかに、過去の自分を重ね合わせて
心がぎゅ~~~っとしてしまったんですが


2回目の今回は、主人公が副業でライターを始めた途端に「いつもと同じ仕事(本業)をしているけど、私はもう別人。まだ何も始まってないのになんかすごく楽しい」と感じたり、「私が実は、何か書いている人ってことみんな知らないんだ」と、どこかウキウキしながら仕事をしだす所など、

サードプレイスを手に入れてからの主人公の心の変化に引き込まれました。

わ、わかる〜〜〜と。

たとえ仕事であっても、依存先が一つだとしんどいんですよ。

物事をやり遂げたりするときに、選択と集中というのはとても重要だと思うけど、メンタル的には分散先がある程度あると、気持ちの余裕が全然違う。仕事だと、お金の余裕も出るだろうしね。

私の今の本業(会社)は、副業禁止なんですが、
もし可能だったらちょっとつらくても絶対やってたかもしれないな。

それができない分、note書いてみたり。自分がやってて楽しいことを純粋に楽しみながら、種をまいている感じもしています。

花が咲いてくれるのが一番だけど、でも、芽が出て終わりだとか、芽が出なくてもなんか楽しくて。

自分が楽しいと思えるもの(分散先)を、これからも見つけられたらいいな~と思っています。

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