松梅タケ

15年近く勤めた高校物理教諭の経験をもとに、あれこれと情報を発信中!現在はフリーランス…

松梅タケ

15年近く勤めた高校物理教諭の経験をもとに、あれこれと情報を発信中!現在はフリーランスで、東証プライム上場企業をはじめ年間80作品以上のサービス紹介動画・PR動画の制作を行なっています。【2023年ランサーズパッケージ売上ランキング1位】【日経COMEMO賞受賞】

最近の記事

「やっぱり教師を辞めて、よかった…」と感じた瞬間。手段のための手段づくりが好きな日本の教育現場

初めましての人は初めまして。松梅です。突然ですがあなたは、この記事内容をご存知ですか? 要約すると 「若手の先生を指導するために、新しく先生(ポジション)を用意する。」 というものです。 まだ素案の段階なので実際に用意されるかどうかは執筆時点(2024年4月17日)では未定ですが、この発表を聞いて私は 「あぁ、やっぱり教師を辞めてよかったわ。」 って感じちゃいました。 すんません。 若手指導ポストについて元高校教師としての所感初めての方もいらっしゃるかもしれませんの

    • 異業種から映像クリエイターとして独立するために役立った3つのポイント

      おかげさまで、元高校教師だった私がランサーズの映像クリエイター部門で1位になれた松梅です。ありがとうざいます。 そんな今回の記事では、主に映像クリエイターを「これから目指す人」や「始めたばかりの人」に向けて、異業種から映像クリエイターになるために役立ったことや失敗したことなどをお伝えできればと思います。 簡単に私の経歴を載せておきます。 元地方の高校教師(理科・物理) 2017年ごろから副業開始 映像制作は2021年ごろから本格的にはじめた 2023年からフリーラ

      • 仕事を辞めてからも、夜に見る夢

        前職の高校教師を辞めて早くも1年。 教諭として12年、講師時代も入れれば15・6年は教師をしてきた私。 そんな私は、40歳になる年に離職。早くもフリーランスになって1年が経とうとしている。 離職前後やフリーで働く時の不安などは以下の記事で詳しく書いているので 転職 教師を辞めたい 教師をしたい フリーランスになりたい こんな人たちにはぜひ読んでもらいたい。 フリーになったばかりの頃は、教師時代にはできなかった「昼ごはんを食べにいくためだけに外へいく」だったり、

        • 「これだけ押さえて!」営業・広報担当や中小企業経営者に伝えたい、上手な映像制作発注のポイント5選

          最近「Macの予測変換機能」に、もて遊ばれている松梅です。 ↑この文章も「まつうめです」と入力したら、「ぽぽです」と予測変換されました。誰ですか、ぽぽって。 そんなぽぽ…じゃなく松梅が、この記事でお伝えしたいこと。 それは、映像制作者の立場として 「嬉しかったぁこの依頼。作業しやすかったし、ありがたい!」 「これは酷い。萎えて気が乗らなかったよ、この依頼。」 こんな「良い発注」「悪い発注」について、まとめていこうと思います。 クリエイターも人間です。そのうちAIに

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        マガジン

        • 教師や教育にまつわる話
          11本
        • フリーランス・クリエイターの話
          11本

        記事

          副業の初収入「107円」だったフツーの私が、2年かけてランキング1位になれたポイントとは?

          先日、クリエイター同士でお話しさせていただく機会があり、「ファーストキャッシュまでが長くて、しんどくなかったですか?」と話題を振られた松梅です。 初めましての人は初めまして。 「昔のことなので(どんな苦労があったのか)ちょっと忘れちゃいましたね。」(あは) と返答したんですが、改めて振り返ってみることにしました。 そしてタイミングよく(?)私ごとではありますが、先日ランサーズで発表された2023年のランキングで、見事、映像クリエイター部門のパッケージ売上ランキング1位に

          副業の初収入「107円」だったフツーの私が、2年かけてランキング1位になれたポイントとは?

          15年以上勤めた高校教師からフリーランスになった、ワケと本音

          「そういえばnoteでは、転職した理由や当時の思いをきちんと書いたことがなかったな…。」と気付かされた松梅タケです。 初めましての人は初めまして。 この記事では 大学を卒業してから、教師しかしてこなかった 教師歴は15年以上(常勤講師の時代を合わせて) 2023年4月からフリーランスになった(今は映像制作メイン) こんな人生を歩んできた私の、転職を考えた当時の心境や、実際に転職に踏み切った理由をまとめていきます。 本記事の要点は、こんな感じです。 ではどうぞ。

          15年以上勤めた高校教師からフリーランスになった、ワケと本音

          高校教師(40歳)からフリーランスになった2023年。リアルな心境と2024年の目標とは

          初めましての人は初めまして。 松梅タケと申します。 2024年、新年明けましておめでとうございます。 能登半島をはじめとするこの度の地震で被災された皆様の、一日も早い復旧を心から願うばかりです。 さて新年ということで、昨年1年間を振り返りつつ、今年1年の目標や計画などを備忘録として残しておきたいなという思いで、執筆していきます。 フリーランスに憧れがある(やっていけるのか不安) 現在教師である、または教師から転職したいと思っている とりあえずアラフォー世代 こんな人

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          なぜ学校で金融教育がしにくいのか、本当の理由と原因について

          今回は「#お金について考える」ということで、長らく教師として現場に身を置いていた立場から、教育現場とお金の話について、実体験をひとつ皆さんと共有したいと思います。 こちらの記事は、全国の高等学校で公民・家庭科を担当する教員471人を対象にしたアンケート結果らしいので、地域や慣習、回答した先生の立場などに偏りがあるのかもしれませんが、それでも高等学校では4割程度が積極的に金融教育に取り組んでいるとまとめられています。 2022年度からは、高校で家庭科を学習する生徒たちに対し

          なぜ学校で金融教育がしにくいのか、本当の理由と原因について

          日経新聞とnoteで共同開催した企画で賞をいただきました。

          どうも松梅です。 私事で恐縮ですけど、先日書いた記事がなんと日経さんに表彰してもらいました! 人生はもとより、執筆の良し悪しも本当にわからないものです。 決して片手間で書いたつもりはないですが、かと言って会心の出来という自覚はなくてですね…。 ホント、気持ちを吐露しただけなんですよ。 そういう意味では肩肘張らずに書いたからこそ、2552件もの作品の中の5つに選んでいただけたのかなとも思っています。お読みいただいた皆さま、本当にありがとうございます。 これからも私にしか

          日経新聞とnoteで共同開催した企画で賞をいただきました。

          先日、ココナラの交流会にお招きいただきまして…

          どうも、松梅です。 早いものでフリーランスとして半年が過ぎまして。 利用しているサービスの一つのココナラでは、なんとかプロ認定を継続させていただいております。 ココナラで動画制作をし始めてから一年半ほど。 これまでにココナラだけでも約520万円の売り上げがあり、そのおかげでフリーでもやっていけるだろうと背中を押してもらえたこともあって、こうして40歳になる年に無事独立できました。 ありがとうございます。 とはいえ直近ではココナラでの売り上げが激減しまして、このままドロップ

          先日、ココナラの交流会にお招きいただきまして…

          【教師の闇】常勤講師、そろそろ辞めない?|講師制度の三大問題点とは?

          2部構成のつもりが、気が付けば3部となっている。 しかしこれでようやく最後。 相変わらず話が長いなと思うが、なんとかまとまりそうだ。 不慣れな文体での執筆もこれで最後かと思うと少し寂しい気持ちもあるが、最後の「#ニュースからの学び」を書いていこうと思う。 もしお時間があれば、シリーズを通して読んでもらえると嬉しい。 常勤講師制度の、三大問題点教師をやったことがない人に、一度話したことがある。 相手「教師ってどうやったらなれるの?」 私「名簿に登録したら、誰でもなれるよ

          【教師の闇】常勤講師、そろそろ辞めない?|講師制度の三大問題点とは?

          私なりの教師不足の解決策|ニュースからの学び

          あいからず教師の悪い癖で話が長いため、2部構成にした。 本記事は前回の続きである。 ではこの記事では前回の内容を踏まえ、私が思う具体的な解決策について、考えてみようと思う。 私が思う、教師不足の解決策教師不足は至る所で話されている。 これは日本国内に留まらず、世界各国であるようだ。 私が思う、教師不足の解決策、またはそれにまつわる話は以下の通りである。 「教師」の再定義 待遇改善 「常勤講師」の廃止 順に見ていこう。 なお前回の記事でも話したが、これらは個人の体

          私なりの教師不足の解決策|ニュースからの学び

          教師不足のニュースを見て思うこと|学年主任まで経験した高校物理教師が、脱サラしてフリーランスになった

          2023年9月、第2次岸田内閣が発足され、新しい文部科学大臣が決定した。 その方が就任会見か何かで、記者からの 「教師不足に何か手立ては?」 といった趣旨の質問を投げかけられた時に 「正直、名案はございません。」 と回答した、というニュースを拝見。 正直な方だなという印象もあるが、やはりな、という印象もある。 noteの企画で「#ニュースからの学び」という日経新聞とのコラボお題があることを知ったので、この件について思うことを(いつもと違う感じで)執筆してみようと

          教師不足のニュースを見て思うこと|学年主任まで経験した高校物理教師が、脱サラしてフリーランスになった

          ネームをはじめて描いたけど、激ムズじゃないか。

          クリエイターの端くれの、さらに端っこの、吹けば飛ぶようなポジションにいる私にとっては、ホント才能がないことを突きつけられる気がしています。 どうも松梅です。 生まれて初めて漫画のネームを描きました。 正確には、#WorldMaker というネームが簡単に描けるようになっているアプリを使って制作したわけですが。 アプリ操作に慣れが必要だなと思うところは多々ありましたけど、それを差し引いても、漫画(完全に)未経験者の僕が、ものの数日から1週間ほどで14ページほどのネームを

          ネームをはじめて描いたけど、激ムズじゃないか。

          イマの積み重ねが未来であると想像できるかどうか。

          過去、現在、未来。 色々な場所で、色々な人が、色々な立場でこの3つを語る。 あるものは 「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」 という。 変えられないものに批判したり嘆いたりしても変化はなく、自ら動くことでのみ事態は好転するという教えがあるのかもしれない。 またあるものは 「今この瞬間、未来は変えられないが、過去は変えられる」 という。 ネガティブな結果は過去になり、その過去がネタにできれば成功につながり、ネガティブな過去はポジティブな未来につながる、とい

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          漫画と小説は奥が深い

          8月に行った和歌山からもう1ヶ月。マジで日が経つのは早いですね。 本記事の執筆時点で、企業のプロモーションビデオを4件抱えながら、漫画脚本を考えていた松梅です。ありがたいことに、企業のPR動画の受注が被り気味にご依頼をいただいていまして。 そんななか、あろうことか現在noteで開かれているマガジンの企画を8月初旬に見つけてしまい。さらにネームを自由に作れるアプリ「World Maker」なるものを見つけてしまい。そちらでも企画がやっているじゃないですか。 「面白い」「楽

          漫画と小説は奥が深い