僕たちは脳の力の氷山の一角しか知らない ー もっと謙虚にいのちと付き合おう
僕たちには天から与えられたいのちがあって、そのいのちには、僕たちが知らない力がたくさん隠されている。
柔道の稽古が終わったら全員で素読をしている。今年は無門関だ。ただ古典を声を出して読むだけの素読が何になるとはじめは思っていたが、やっているうちにだんだんと意味までわかってくるから、不思議だ。
しょせん、頭でわかったように思っている部分は氷山の一角で、僕たちの脳はもっと大きな力を持っているのだと思う。
それを、ぜんぶ知っているかのように、頭の隅っこだけで考えて、結論を出すのは間違っている。
何かをしていて突然にアイデアがわいてくるということがあるではないか。もっと「いのち」のはたらきに敬意をはらって、「生かされている」ということを、思わなければならないと僕は思う。
天からの啓示ということばがある。僕たちには天から与えられたいのちがあるし、そのいのちには、僕たちが知らない力がたくさん隠されている。
いつも謙虚に、このいのちと付き合っていかなければいけないと、僕はそんなふうに思う。
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