まつろー

自己紹介 ▶46歳会社員 ▶2002年25歳社会人1年目に骨肉腫を発症し闘病で9か月休…

まつろー

自己紹介 ▶46歳会社員 ▶2002年25歳社会人1年目に骨肉腫を発症し闘病で9か月休職 ▶再発なく20年を迎えました。妻1子0

マガジン

  • 俺の話

    一番おもしろいのにあまり読まれない「俺の話」です。 オレノハナシヲキケ!

  • 仕事について

    仕事について書いたいろいろについてまとめます

  • ○○な人たち

    私の周りにいる○○な人たちについての考察

  • しょうもない話

    たまに書きたくなるしょうもない話をまとめました

  • 2002年、25歳でがんになった「わたし」へ 魂の回復の記録

    2002年25歳社会人1年目に顔に骨外性骨肉腫を発症し手術療養で9か月休職。再発なくもうすぐ20年を迎えます。発病から闘病、解雇通告、職場復帰、結婚など、AYA世代のがんサバイバーとして人生と向き合った記録をまとめました。

最近の記事

小樽をめぐる随想

今日の札幌はくもり。朝5時過ぎに起きて準備をしていつも通り近くの手稲山にロードバイクで登りに行く。手稲山は霧雨が降っていてヒルクライムのゴールの標高500m地点の温度は0℃。そこから全身濡れたままのダウンヒルは流石に寒すぎた。山にはまだ雪が降り積もっており、中腹のゴルフ場ではゴールデンウィークのオープンに向けて一生けん命雪をとかしていた。 今週は土曜日が仕事だったのだけれど、ワークライフバランス確保のため?土曜日に仕事をしたい場合は平日休まなければいけない。いい世の中になっ

    • みんながやさしくなれる世界で暮らしたい

      札幌も本格的に春になってきた。 今日の最高気温は22℃。ロードバイクで外を走っていても気持ちがいい。つい2週間前まで最低気温がマイナスで道路が凍っていたのに、一気に暖かくなって、それはそれで少し心配だけれど。今年の夏も暑くなるのだろうか。去年は異常な暑さで、我が家もついに今年エアコンを導入する予定だ。18歳で本州から進学した30年程前は、札幌でクーラーが必要なんて想像もつかなかったし、誰の家にもクーラーなんてなかったと思う。真夏でも窓を開けていたら夜は寒いくらいの気候だったの

      • 人生の後半戦は、あまり地球に迷惑をかけずに生きたい

        久しぶりに大きな買い物をした。 パナソニックのドラム式洗濯乾燥機。 使っていた洗濯機が突然壊れて給水できなくなった。おそらく給水用の電磁バルブが故障しているので修理して使いたかったのだけれど、2003年製でもう部品もない。その洗濯機もパナソニック製で21年使ったことになる。結婚する前から妻が持っていた洗濯機を結婚した後もずっと使っていた。 家電のメーカー保証期間は1年。製造終了後10年で部品の在庫の生産もなくなる中で、不具合もなく20年以上稼働してくれた洗濯機。洗濯機のフ

        • AIに自分のNOTEを要約してもらう

          私は基本的に自分が読み返すためにnoteを書いている。自分のことしか書けないから、自分その時に感じたことを自分なりに言葉にしておいて、忘れたころに読み返すと色々な気づきがある。そのnoteには自分のことが書いてあるのだけれど、それは今の自分ではなく、あの頃の自分だ。3年前の自分が何を考えて、何をしていたのか。自分の物語を記録して読み返すため、とても個人的な形でnoteを使っている。 3年間、毎週書き続けていたら、600近い記事の数になった。それぞれの記事が1000~2000

        小樽をめぐる随想

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        記事

          努力とは、自分のために生きることだと私は言いたい

          今日の札幌は14℃。やっと暖かくなり、今年初めて外でロードバイクに乗ることができた。 走ったのはいつも通りの道。私はここ10年以上、ほとんど同じ道をひたすら走り続けている。家を出たら北上し、札幌競馬場の脇を通ってJRの鉄道づたいに北へ走り続ける。線路の脇は信号が少なくてとても走りやすい。ちょうど10km走ったところが目的地の手稲山だ。ここから8km、平均勾配6%、獲得標高500mの手稲山をひたすら登る。走行ログを残せるアプリ(Strava)に残る記録を見ると今日が353回目

          努力とは、自分のために生きることだと私は言いたい

          4月1日_結婚記念日と入社式

          明日は4月1日。 20年前の4月1日に入籍した。ということで明日は20回目の結婚記念日だ。20回目は磁器婚式と言うらしく、陶磁器をプレゼントしようなんてホームページには書いてあるけれど、銀婚式なんかは聞くけれど、磁器婚式なんて聞いたこともなかった。どこかの焼き物が特産物の地方のプロモーションなのかなと勘ぐってしまう。一応妻に「ほしい陶磁器ありますか」と聞いたけれど「ありません」と一言。私もありません。 4月1日入籍というエープリールフール婚。エープリールフールに結婚したの

          4月1日_結婚記念日と入社式

          ギャンブルに依存する人たち

          札幌もようやく雪解けの季節。まだ歩道は雪道だけれど車道は雪がなくなり、ドライな路面になってきたので、今日は今年初めて自転車で出かけた。 自動車がない我が家は、公共交通機関以外は両足と自転車しか交通手段がないので、自転車に乗れるようになると行動範囲が一気に広がる。冬の間は近場で済ませている休日の朝食も妻と二人で自転車に乗って少し離れた札幌競馬場の近くのカフェへ。 ついてみると入口に張り紙。リニューアル工事中で閉店していた。 近くにカフェもないので、どうしようかなと思ったけれ

          ギャンブルに依存する人たち

          東京の街を歩く

          今週末も東京出張。最近出張が多い。 東京は宿泊料が本当に高くなった。コロナ前は1万円以下で宿泊できたビジネスホテルを今回予約しようと思ったら一泊2万円。会社の宿泊上限を考えるととても無理なので、新橋のカプセルホテルに宿泊してみた。 カプセルホテルは初めてで、寝るだけなので問題ないと思ったけれど、とんでもない。布団は固いし、自分は体がデカいので、身動きが取れない状態で眠るのははっきり言って拷問。おじさんにはさすがにきつかった。 新橋で朝からの打ち合わせを終わらせて、昼飯を食

          東京の街を歩く

          私はAIに監視されている

          今私は、AIに監視されながらこの文章を書いている。 私の仕事はプロジェクトごとの独立採算性で一つプロジェクトが一つの事業体となる。私はスナックの雇われママのように経営者から店を預かりプロジェクトを運営する。 そんなスナックもあれよあれよと従業員が増えて来月には50人を超えそうだ。50人を超えると途端に企業として法的な義務が一気に増える。従業員の安全や健康を守るために必要とされる義務で、以下のとおり。 と言うことで正直結構めんどくさいので50人以下で運営していたかったのだ

          私はAIに監視されている

          25歳の東京タワー

          休みの日は朝6時からロードバイクに乗っている。冬の間はインドアサイクリングしかできないけれど、札幌ももうすぐ雪解けだ。 今日も朝から一時間ロードバイクを回して、そのあとにシャワーを浴びてから妻と一緒に朝食を食べに出かける。今日は家から少し離れたホテルのロビーに併設された24時間営業のブックカフェに行ってきた。 オレンジのドライフルーツが練り込まれたハード系のパンとアイスカフェオレを注文して、待っている間に本を探す。 ブックカフェは雑誌類はあまりないし、本をじっくり読むほ

          25歳の東京タワー

          3月9日_あの頃求めていたもの

          今日の札幌の最低気温はー8℃。 春はまだまだ先だけれど、スマホが頼んでもないのに表示してくる「あの頃」の写真では、もう桜が咲いている。 まだ東京に住んでいたころ、日曜日になると妻と二人で当時住んでいた西日暮里から千代田線に乗って北千住に行き、荒川の河川敷を散歩した。 16年前の3月9日の写真がでてきた。荒川の写真があるということは16年前の今日も日曜日だったということだ。私は東京にいたころは土曜日は100%仕事をしていたから土曜日ではなく日曜日だ。それにしてもなぜフィルム

          3月9日_あの頃求めていたもの

          「ずる働き」という再現性のない仕事のやり方について

          相変わらず仕事がうまくいかない。 現在50人の仲間たちと四苦八苦しながらプロジェクトを進めているけれど、いよいよ50人のスタッフでは足りなくなり、別フロアにオフィスを借り増して、増員を図る必要がありそうだ。 仕事の絶対量が多いのは否定しないけれど、それ以上に仕事の手戻りや連携不足による停滞が多い。何とか改善したいと色々手を打っているけれど、若手が多い今のチームは、経験値やコミュニケーションスキルが不足していて、人数のわりに成果が上がらない状況が続いている。 そんな中でプロ

          「ずる働き」という再現性のない仕事のやり方について

          この世界に生きる人たち_東京

          週末の東京出張。 午後からの会議に合わせて早朝、札幌を出発する。 金曜日の朝の便だというのに514人乗りのボーイング777は満席だ。その前の便も次の便も全部満席。 昼少し前に丸の内について会議の前に昼食をとろうかなと思ったけれどどもこ大行列で入れそうにない。丸の内のエリートサラリーマンたちがスマートなスーツを着こなして中華そば屋に並んでいる。仕方がないのでセブンイレブンでドーナツをコーヒーを買って食べる。 今回の出張では金曜日の夜に懇親会があり日帰りできなかったので一泊し

          この世界に生きる人たち_東京

          仕事の情報がうまく伝わらない、本当の理由

          昨日は久しぶりの土曜出勤。いつも通りの時間に出勤するとオフィスはガランとしていた。いつもは50人が働くオフィスに出勤してくるのは土曜日は5人くらい。勝手にオフィスのBGMをクラシックのベートーベンチャンネルに変えてのんびりと仕事をする。 私以外の管理職がいないので若手たちもいつもよりのんびりとしていて、平日はあまり話かけてこないメンバーも雑談にやって来る。大体が仕事上の悩み、と言うより愚痴だ。そんな風に愚痴を言ってくれる若いメンバーがいることは素直にうれしい。相談も愚痴も言

          仕事の情報がうまく伝わらない、本当の理由

          とにかく言語化_私がnoteを続ける理由

          「私この喫茶店が好き あなたがいろいろな話をしてくれるから」 今日妻と家の近くの喫茶店で話をしているとき、彼女にそういわれてドキッとした。 彼女が私の話を聞きたがっていると私は思っていなかった。私は普段不必要な程無口だ。逆に妻は自分が話したいことを全部話し終わるまで話すことをやめないので、普段の会話は妻が一方的に話をして、私が相槌を打つスタイルになることがほどんど。もう何十年もそうやって二人で暮らしているからそれが当たりまえのつもりだったけれど、彼女にとっては私が何か彼女

          とにかく言語化_私がnoteを続ける理由

          人生のハーフタイムショーがやってくる

          「お前いくつになった?」 「46です」 「じゃあ、ポストオフまであと14年だ。今の仕事をあと14年だぞ、飽きるぞ」 少し前のnoteに自分は仕事に飽きつつあるのでは、ということを書いたばかり。先週末久しぶりに飲みに行った先輩にズバリ言われてドキリとした。 出世に興味がないと書くとホントかよと思われるかもしれないけれど、正直全然興味がない。ただ、上の人間にあれこれ言われながら仕事をするのが性に合わないのでさっさとマネジャーになりたいとは思っていた。 役員とか支店長とかに

          人生のハーフタイムショーがやってくる