見出し画像

機嫌よく生きる

休みの日のルーチンワーク、手稲山ヒルクライム。今日も朝6時からロードバイクで登り、戻って朝ごはんを食べた後また登ってきた。昨日は用事があって1回しか登れなかったので、今日は帰りに近くの小林峠を通って帰ってきた。今週末は132km走り、2000m登った。こんな週末生活をもう15年以上続けている。

昨日の用事は大学の同期との飲み会。なぜか昼間から飲み会をやるということでロードバイクに乗る時間を削ってビールを飲んできた。普段の休みにほぼ必ず自転車で手稲山に2回登っていると話したら、みんな心の底から呆れていた。ほとんどの人に理解されない趣味こそ、本当の趣味だと私はおもう。ゴルフをやっていますとか、キャンプに行きますとかそういう周りに理解される趣味は話のネタとか接待込みの半分仕事みたいなものだ。

と言うことで明るいうちからビールを飲んでいい気持ちになって家に帰ってきた。家に戻って気分よく妻に絡んでいたら「あなたいつも幸せそうで本当にうらやましいわ」と心から呆れられた。

私は普段から機嫌がいい。イライラしたり不機嫌になることは仕事でもプライベートでもほとんどないし、感情を表に出して怒鳴ったり怒ったりした記憶は物心ついてからアラフィフの今にいたるまで全くない。そういうと嘘だろうといわれるけれど、本当なのだから仕方がない。そして酔っぱらうとさら機嫌がよくなって幸せな気分になる。

周りから見たら本当に能天気で幸せそうに見えるだろう。
私も客観的に見てそう思うし、主観的にみても、なんて能天気で幸せな人間なんだろうと本気で思う。

自分の周りにもネットを見ていても世の中にはイライラして不機嫌で怒りに包まれ、憤慨して不愉快な自分の気分をまわりにまき散らす人達があふれかえっている。なんでそんなにイライラして不愉快なのか私にはよくわからないけれど、これだけ多くの人がそんな風に見えるし、そう見えない人たちも心の中にそういう気持ちをため込んで心の調子を崩していくのを見ていると、不愉快で不機嫌な気持ちで生きるのが当たり前の大人で、私はメンタルが子供のままの、何も考えないおめでたい人間に思えてくるし、多分その通りなのだろう。

結果として私は楽天的でいつも機嫌よく生きていられるし、周りにもそのことで困っている人はいないようなので、機嫌よく生きていても何も困らない。お前がいつも機嫌よくしているのが不愉快だ、とひそかに思っている同僚や部下もいるのかもしれないけれど、いまのところだれもそう苦情を言ってこないし、いつも機嫌悪い人よりも迷惑度は低いだろうと勝手に思っている。

機嫌よく生きる。
それだけで人生の悩みのほとんどすべてはなくなる。

悩みがあるから機嫌が悪くなるのかもしれないけれど、そのあたりの因果関係は怪しいところだ。機嫌を悪くしているからどんどん嫌なことや悩みがまとわりついてくるのではないかと私は思っている。

「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」

アラン 幸福論


ただ機嫌良くしているだけで
私はこんなに幸せに生きていられる。

それは自分にとっても驚くべきことだけれど、本当にその通りなのだ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?