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仕事について

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仕事について書いたいろいろについてまとめます
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記事一覧

4月1日_結婚記念日と入社式

明日は4月1日。 20年前の4月1日に入籍した。ということで明日は20回目の結婚記念日だ。20回目は磁器婚式と言うらしく、陶磁器をプレゼントしようなんてホームページには書いてあるけれど、銀婚式なんかは聞くけれど、磁器婚式なんて聞いたこともなかった。どこかの焼き物が特産物の地方のプロモーションなのかなと勘ぐってしまう。一応妻に「ほしい陶磁器ありますか」と聞いたけれど「ありません」と一言。私もありません。 4月1日入籍というエープリールフール婚。エープリールフールに結婚したの

私はAIに監視されている

今私は、AIに監視されながらこの文章を書いている。 私の仕事はプロジェクトごとの独立採算性で一つプロジェクトが一つの事業体となる。私はスナックの雇われママのように経営者から店を預かりプロジェクトを運営する。 そんなスナックもあれよあれよと従業員が増えて来月には50人を超えそうだ。50人を超えると途端に企業として法的な義務が一気に増える。従業員の安全や健康を守るために必要とされる義務で、以下のとおり。 と言うことで正直結構めんどくさいので50人以下で運営していたかったのだ

「ずる働き」という再現性のない仕事のやり方について

相変わらず仕事がうまくいかない。 現在50人の仲間たちと四苦八苦しながらプロジェクトを進めているけれど、いよいよ50人のスタッフでは足りなくなり、別フロアにオフィスを借り増して、増員を図る必要がありそうだ。 仕事の絶対量が多いのは否定しないけれど、それ以上に仕事の手戻りや連携不足による停滞が多い。何とか改善したいと色々手を打っているけれど、若手が多い今のチームは、経験値やコミュニケーションスキルが不足していて、人数のわりに成果が上がらない状況が続いている。 そんな中でプロ

仕事の情報がうまく伝わらない、本当の理由

昨日は久しぶりの土曜出勤。いつも通りの時間に出勤するとオフィスはガランとしていた。いつもは50人が働くオフィスに出勤してくるのは土曜日は5人くらい。勝手にオフィスのBGMをクラシックのベートーベンチャンネルに変えてのんびりと仕事をする。 私以外の管理職がいないので若手たちもいつもよりのんびりとしていて、平日はあまり話かけてこないメンバーも雑談にやって来る。大体が仕事上の悩み、と言うより愚痴だ。そんな風に愚痴を言ってくれる若いメンバーがいることは素直にうれしい。相談も愚痴も言

人生のハーフタイムショーがやってくる

「お前いくつになった?」 「46です」 「じゃあ、ポストオフまであと14年だ。今の仕事をあと14年だぞ、飽きるぞ」 少し前のnoteに自分は仕事に飽きつつあるのでは、ということを書いたばかり。先週末久しぶりに飲みに行った先輩にズバリ言われてドキリとした。 出世に興味がないと書くとホントかよと思われるかもしれないけれど、正直全然興味がない。ただ、上の人間にあれこれ言われながら仕事をするのが性に合わないのでさっさとマネジャーになりたいとは思っていた。 役員とか支店長とかに

一流の仕事をする人たち

「一流の人は、自分のやっていることに飽きない」 いつか秋元康が言っていた。 イチローはいつもカレーを食べて同じストレッチを繰り返し、バッターボックスに立つ。 藤井フミヤは自分のライブに来るファンのために何百回でも何千回でもTRUE LONEを歌う。ファンがそれを聞きたがっているのだから歌うのは当たり前だと彼はこともなく言うが、コンサートでヒット曲を歌いたがらない歌手は沢山いるし、変なアレンジや節回しで歌う歌手も沢山いる。彼らは自分の歌をう歌うことに飽きている。 最近、今

本当の生産性革命の時代がきた_生産性の奴隷解放宣言

トヨタがえらいことになっている。 グループ会社の日野自動車やダイハツ工業、豊田自動織機で相次ぐ不正。生産性を究極まで高めるトヨタの改善への飽くなき姿勢の負の側面が露見しているのだ。それはモノづくりに関わる人間として他人ごとではない。 ジャストインタイム、カンバン方式というようなトヨタの生産性を高めるための生産管理方式。わかっていてもまねできないといわれるけれど、それはまねできない理由があるのだろう。必要なものを必要なタイミングで生産するために、下請けの部品会社の作業員は発注

私の職場にいつもいるあいつ

12月は期末評価の季節。いつも通り部下に目一杯良い評価をつける。周りを見ていると部下に厳しい評価をつけて昇格のタイミングを遅らせる上司が結構いるけれど、私には理解できない。自分の評価一つで部下の給料やボーナスや昇格に影響が出る。私がよい評価をつけることで部下の処遇がよくなるならわざわざ悪い評価をつける意味がないというのが私の考えだ。組織で働く限り立場上、評価者となるのは仕方がないけれど、私は自分が他人を評価できるような人間ではないことを十分理解している。 その人の頑張りや成

完全無言のマネージャー

「年末久しぶりに札幌に帰省するんだけど札幌にいる?」 「そもそも今東京勤務だっけ、札幌勤務だっけ?」 そんなメッセージが携帯に入っていた。 「札幌にいるよ」と返信する。 大学のころから唯一、今でも何かあると会う友人からのメッセージだ。 そんな唯一の友人と言える彼とも何年も連絡を取らないようなずぼらな私。そのことで多くの人間関係を自然消滅させてきた。大学時代に使っていた携帯は誰にも何も言わずに解約したので、私からも大学時代の知り合いからも連絡を取る術がほとんどなくなって

仕事をがんばる人たちとそれを見ている人たち

今日の札幌の最高気温は11℃。強い雨が降っている。この時期に雨が降るなんて、25年前に大学生として札幌に暮らしていた頃はほとんどあり得なかった。当時は10月には一度雪降って、11月中に雪が降り積もり、4月まで半年間雪に閉ざされる街だったのに、今は12月も中旬になるのに雪も積もらず雨が降る。米どころだった雪国の我が故郷は猛暑が続いての米の品質が大きく落ち、北海道の米の品質が大きく向上していると今日もニュースになっていた。25年後の世界はいったいどうなっているのだろうか。 4月

めんどくさいの中に愛が

私は生粋のめんどくさがり屋だ。 自分が普段やっているすべてのことに心の中で「めんどくせー」と思って生きている。先日帰省した時に見た中学2年生の時の文集では、クラスメートが自分のページをびっしり埋めているのに、自分のページには一言「私はめんどくさがり屋さんです」とだけ書いてあった。 そのくらいめんどくさがり屋なのだけれど、めんどくさがり屋なのと、めんどくさいことをやるかやらないかは実はあまり関係がない気がしている。 私は自分の人生におこるほとんどすべてのことをめんどくさい

状況を打開せよ

札幌はかなり寒くなってきたけれど今日は暖かくて天気もよく、もう外では乗れないと思っていたロードバイクに乗っていつも通り近くの手稲山に登ってきた。中腹にあるゴルフ場も閉まってほかに山に登る人もほとんどいない山道を黙々と37分かけて登る。とても苦しくて楽しい遊びだ。 今週も仕事は相変わらずバタバタしていた。 昨日は朝出勤すると若手から早速相談。発注期限が来ている部品の仕様が決まらずに納品が遅れそうだとのことで、今日中に仕様を決める必要があるのだけれど、仕様を決定するチームの担当

最高の休日と・・・。

3連休の最終日。 いつも通り近くの手稲山にロードバイクでヒルクライム。 3日間で5回登った。ロードバイクに乗り始めて15年。ほぼ同じルートだけを走っている。 朝一番に走って一度家に戻ってシャワーを浴びた後、妻と家の前でカフェで朝食を食べてから2回目の手稲山へ。今日の札幌は最高気温12度、最低気温2度。今年もあと何回登れるか分からない。今日が最後かもしれない。雪がふると、来年4月まで冬眠することになる。 先月ロードバイクを乗り換えてからずっとどこかから軋み音がしていてペダル

仕事ができるようになる人たち

3連休。昨日の晩はビール好きの職場の後輩に誘われて二人でクラフトビールの店へ。浴びるようにビールを飲み続けて記憶を失い、気が付けば地下鉄の自分の駅の逆の終着駅の電車の中で駅員さんに起こされた。いったい何往復したのだろうか。タクシーで家に戻る。5000円。 酔っぱらって寝てしまうと絶対に起きないのは昔から一緒で、20年前の新社員時代に大阪に住んでいた頃は梅田で飲んでいたのに気が付いたら明石海峡大橋が見える終着駅でたたずんでいたこともある。東京では山手線の駅沿線に住んでいたので