吉田圭汰 | matsuri technlogies

matsuri technologies CEO 21歳で起業後、事業売却、2016年…

吉田圭汰 | matsuri technlogies

matsuri technologies CEO 21歳で起業後、事業売却、2016年にmatsuri technologiesを創業。テクノロジーを実世界に実装するために日夜商売をしています。興味があるのはSF,実用可能なテクノロジー,商売全般,スマートシティなどです。

マガジン

  • テックっぽいこと

    気になるガジェットから、テクノロジー文脈のあれこれ。ガジェットは大体売却してしまうので備忘録

  • matsuri technologiesのこと

    会社の事業や方向性、ぼんやり考えていることを書いてます

  • matsuri technologiesのこと(地方創生)

    別荘を使わない時に貸し出せるS-villaなど少しづつ地方での展開を進めています。バランスがとても難しい地方創生に関して思うことをつらつらと書いていきます。

最近の記事

Dream Machine

Twitterでバズっていた画像を5秒程度の動画にしてくれるAIを試してみた。 AI関連のツールは最近もチョコチョコ試していたが、だいぶ簡単で恩恵を受けやすい感じのサービスであった。 プロフィールで撮ってもらったこの写真が こんな感じになる。ちなみに入れたプロンプトは「顔にモザイクがかかり、ゴリラになっていく、ついでに腕が4本になる」だ。 DLして見てもらうとわかるが、画像がマジキチスマイルになっているだけでプロンプトは完全に無視されている。 ただ結構リアルなやつが

    • コロナの総括

      新型コロナが始まって、本当に大変な時期があった。 しかし1番辛かったのは奇跡的な需要を掘り当てかつ自分たちが考えていたリスクヘッジのモデルが作動した後に訪れた。 ちょうど、この後の話である。大体の困難を片付け、20億円の資金調達を実施した際にこの記事を書いたが、後半戦の部分に関しては、どうしても書こうと思えなかったので、2年も放置してしまった。 そもそも採用のために自分たちのストーリーを話そうと言う趣旨のもと書いていたが、20億調達して、これから飛び立とうと言うときにはま

      • 庄内(羽黒山)

        GWは繁忙期ということもあり、通常営業だったが、GW感を出すために安く飛べる場所を探して日帰りで旅をしようかと。 ちょうど前日のmtgで庄内のスイデンテラス(エスコン開発)の話を伺い、ちょうど庄内の安いチケットがあったので何も予定なく予約をした。 飛行機の中で庄内の観光地を調べているとどうやら出羽三山、羽黒山というものがあるようで行き先をそこに定めた。 驚きの連続、知名度のギャップ 羽黒山は、山形県庄内地方に位置する出羽三山の一つ。修験道の聖地で宿坊が周りに50-60も

        • 厳島/広島

          意外と採用面談の際に見ている人が増えてきているので、少しづつNoteを再開していこうと思う。 地方のビジネスは大きくのばせてはいないのだが、プライベートでは最近よく地方に伺っている。 昔は旅行に行っても自分の本質は変わらず、逃避だと考えていた時期もあったが、最近は移動距離が創造性を生むという実感がある。 案外我々のビジネスの本質は、旅をリーズナブルとし、人々の移動を活発化させ、人類のイマジネーションを最大化することなのかもしれない。 今回は岩国から入り厳島神社を訪れ、

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        記事

          2024年の予想

          去年もやっていた年間の予想(尊敬する株主の木村さん(Gunosyの会長)の真似)を今年もやってみる。 2024 年の雑感本邦では、テクノロジーへの期待が、加熱を通り越して本来は通らなかったような法律や規制改革が行われるだろう。 ライドシェアの文脈もそうだが、フェムテック文脈に絡めたピルからの薬局DX(すでにインドネシアではGrabで薬が届く)やWeb3までテクノロジーとスタートアップは日本のすべての課題を解決する、「銀の弾丸」として取り扱われ、そして早晩、勝手に失望される

          文化と文明

          先日、取引先で大変お世話になっている企業様からクラシックコンサートのご招待を受けオペラシティにイベントを見に行った。 オペラシティには何度かクラシックを見に来ているはずなのだが、入口の記憶しか残っていない。「今回もそうなったらどうしよう」と心配しながらソワソワしながら入ったが杞憂であった。 テーマは雅×弦というというイベントで雅楽の東儀さん、ヴァイオリニストの川井さん、そして東京フィルカンパニーという不思議で豪華な顔ぶれだ。 笙という楽器を初めてまじまじと聴いたのだが、

          8年目

          はじめに-お礼 2016年8/1に設立したmatsuri technologies株式会社は、7年の営業を終え、8年目が始まります。 ステークホルダーの皆様には様々な形でご愛顧、ご支援をいただき、大変感謝しております。 8年目も愚直に、テクノロジーの画面外への実装、商売に向き合っていきますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 7年目の振り返り今年もたくさんの新しいソフトウェアを開発し、過去開発したソフトウェアが変えた差分を成果として収穫できました

          起業家養成講座

          今週は在学時お世話になった先生から誘われて、早稲田大学の起業家養成講座なるもの登壇した。 この起業家養成講座は2012年の秋、潜り込んで聴講していたもので、今思うと「起業家」という存在を本当にリアルに教えてくれたのはこの講座が初めてであった。 この講座の小澤さん(現yahoo japan社長)の回で決定的にに学校に戻るのではなく、公器たる会社を作る事を決意したのだから、それから10年できちんと母校で講演できるのは紆余曲折はありつつも、幸運に恵まれたのであろう。 伝えた内容

          余白と速度

          会社をはじめた頃も今も「スタートアップで重要なのは速度」といい続けてきたが、その正しさはかわらずとも、現状の祭において、実行方法はかえるべき瞬間なのかもしれないと感じている。 なぜか?0.プロダクトや販売網、全てに洗練が要求されるようになってきている 0-1ビジネスにおいては速度が全てであった。10-100のフェーズでは全ての領域に深みが必要である。PMFという言葉をスタートアップ界隈は気軽に使うがビジネスの全ての主要な部分でPMFが存在し、その後のMoat(参入障壁)を

          台湾支店

          日曜日から数日台湾への出張をした。台湾には1年ほど前からリモートのCSセンターを開設しており、今回はれて台湾政府からの許可もおり、支店登記が完了したタイミングでの渡航することにした。 すでに台湾のチームは10人超となっており、回復するインバウンドの3言語対応を担っている。 初めて会うメンバーが多く、緊張の一瞬だったが、信じられないほど親日で熱心なメンバーばかりでとても嬉しかった。 今回渡航した目的は、台湾支社の訪問とグローバル展開に関しての検討であったが、実際に日本とは

          Midjourney(Gen AI)で理想のベッドの形を探る

          今日は祝日なので、朝からIRに関しての勉強会に参加し、午後はオフィスでまったり仕事をすることにした。 まったりなので、通常と違うことをしてみようと思い、このブログでも大変お世話になっているMidjourneyで遊んでいる。 Midjourneyとは? 思えば、OpenAIがバズり始める前に、話題になったのはMidjourneyだったはずだ。 matsuriでは2週に1度、CTOが技術のトレンドや、地続きではない開発の話を経営陣とする「プロダクトの未来」という会議がある。

          Midjourney(Gen AI)で理想のベッドの形を探る

          大津港(平潟温泉)

          地方創生のお問い合わせがたくさん来るのだが、正直にいうとあまり答えきれていない。理由は大きく分けて2つある。 1.観光地としての魅力があまりない 2.無人化の強みがいきない 1は当たり前だが、呼ぶ手法が仮にオンラインになったとしても観光地としての魅力がない場所に人は呼べない。 2は結構難しい。素晴らしい観光資源があるが、機能としての宿泊施設のみを提供する際に周辺の観光サービスへのアクセスがどのくらいあるかが重要になってくる。 例えば当社のS-villaは那須にも多く出店

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          ChatGPTとスマートホーム

          ChatGPTの使い方と進化の方向を考えていたが、IFTTTやスマートホームとの相性がとても良さそうだ。 SaaSの連携をするサービスが、2015,6年ごろから急速に増え始めたが、きちんと使いこなせている人類はまだまだ少ない。 そんなに難しいわけではないのだが、取り組むと確実に数時間の集中力を持っていかれるからだろう。 感覚的には税金の申請や勤怠管理、経費精算に近くやれるが、強制力がない限りやりたくない仕事だ。 スマートホームの接続やSaaS間の連携みたいな仕事は、必

          ChatGPTとスマートホーム

          2023年の予想

          尊敬する株主の木村さん(Gunosyの会長)のブログでもやっていた年間の予想を真似て自分でも書いてみようと思う。 木村さんのブログを見て衝撃を受け(その瞬間お会いしてきたテクノロジー産業の誰よりも解像度が高いと感じた)IVSなどを通じて投資をしていただいた。 それからもことあるごとに何度も読み直しているが、いつ読んでも学びがある。 そんな解像度はこれっぽっちもないが「いつかはゆかし」ということで2023年の予想を。 2023年雑感 2023年、テクノロジー産業は大規

          ベンチャー選手権

          スタートアップやベンチャーには毎年ピッチの大会のようなものがある。 クレジットが乏しいスタートアップに有望株と言うお墨付きを与え、少しでもクレジットを付与しよう試みである。 IVSやICC、B Dashに今はもう亡きTechCrunch Startup Battle。広義で捉えればOnlabやKDDI∞Laboもそうだろう。 20歳くらいの頃からそういうコンペで僕は負け続けてきた。正確にはファイナリストまではノミネートされるが、賞はいただけない。 頂けなくとも、その時々に

          スマートホームとスマートではない体重計

          ヤマダ電機で70-80%OFFになっていたスマート体重計の設定をしなおした。この体重計だけでもVerがいくつかあるのだが、そんなにいる??何がちがうの?と感じつつも、マイナーアップデートがあるから型落ち品は存在する。 やすい型落ちガジェットは大好物なのでとても嬉しい Bluetoothで接続しているとWifiもよこせという。 Wifiも入れると歩数と天気が体重計で出るそうだ。 そんなのいらないので接続を拒否して設定を終えるが、謎アプリがまた増えてしまった。 結局のと

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