それでも夜は明ける

Black Lives Matterの話がやたらニュースになってたので、「それでも夜は明ける」という映画見ました。

内容は南北戦争時代の奴隷制度の映画で、自由黒人だったのに騙されて突然12年奴隷になってしまった黒人が主人公の話なんですが、

どうもこれが実話みたいでして、

ショッキングな映像の多い映画でしたが、内容はかなり考えさせられる映画でした。

ネタバレしか起きないので詳しくは書かないのですがよかったら見てみてください。。。

南北戦争ってそもそも???という勉強不足だった僕です。

簡単にまとめると、

南アメリカ側の人たちはどちらかというと奴隷制度を使って、支配的な形で経済が成り立ってたみたい。お金で黒人を買って、黒人に綿花を採らせて働かせるっていう。

南アメリカ側はそのほうが楽して効率的っしょ?

っていう価値観。

んで、北アメリカ側はというと、

現地の人にインセンティブをあげることで働かせてたみたい。

北アメリカ側は無理やり働かせても動かんのんだから、インセンティブあげてやる気出させて働かせたほうが効率的っしょ?

っていう価値観。

南アメリカは支配的に働かせてた。

北アメリカはインセンティブで働かせてた。

この価値観の違いがそもそもの南北戦争の原因なんだとか。。

ん~。。。。

結局北アメリカ側の勝利で南北戦争は終わったんだけども、まだまだ黒人を差別する風習は残っているという。

まあ、なんとも引きずるもんだなあ、と。。。

日本人からしてみると、黒人差別とかぜんぜん身近じゃないんですけど、

日本も日本で、人種差別がない代わりに、いじめという形で差別的なものはどこでも起きるものですよねえ、と僕は思います。

だって人間ってそういう生き物だから。。苦笑

話は戻って、、

もちろんのお話、北アメリカ側のスタイルのほうが効率的だよね、ということなのですが、

北アメリカは特許制度がどんどん広まってたので、

ちゃんとがんばった人にはがんばった成りの権利と報酬が得られて当たり前だよね~というスタイルが成り立ってたみたいですね。

インセンティブばんざーい。

貴重な特許を得ると、その一家は何世代も裕福になれるという。。

そりゃまあがんばれるよね。がんばっちゃうよね。

この考え方のおかげでエジソンみたいな人が生まれやすくなってたので、今の世の中があると思うと、

遠くの国の些細な価値観かもしれんけど、世界に影響が出るものなんだなあ、と感じてしまいますわ。

なんとも争い事の多い世の中ですが、

それでも夜は明ける。

では。

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